イベント情報

致知3月号感想文 木鶏会

2024年3月29日
テーマ『人生の大事』

今月の「致知」特集のテーマは「丹田常充実」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『丹田常充実』
 
先日古河産業様から宮城でマルチビームの依頼がありました。なんでもお客様の所有する機械が故障してしまい、今週中に計測しなければいけないので、急遽お願いしたいとの事。その日中に見積り・段取調整し、移動にも一日かかるため、翌日には現場に向かいました。現地の状況もわからず、しっかり打合せもできなかったので、古河産業様も現場を手伝いに来てくださいました。雪の降る中、険しい道を重労働していただき、ありがたくも申し訳ない気持ちでしたが、なんとか作業を終えることができ、お互いにありがとうございました、助かりました、と言い合いながら、充実した気分になっていたと思います。マルチビームの全国対応という中で、今回の件は対応力・フットワークを見せることが出来たと思いますし、現場ならではの留意点等を共有できる良い機会にもなりました。常に丹田を充実させるというのは大変なことだと思いますが、自分の周りの人も、お客様も、協業相手も充実させられるよう、常に気合を入れていきたいと思います。

和歌山支店 技術部 H.H
テーマ:『丹田常充実』
 
いつも気合いが入っている人ときいて、伊藤常務を思い浮かべた。業務でわからないことがあり、教えていただくために話しかけたとき、いつ話しかけてもニコニコと受け入れ態勢をとってくださる。ニコニコしていても、技術の詳細部分を話すときはキリっとした表情に瞬時に変わる。真剣に話を聞いて答えを一緒に考えてくださっているのがわかりとても頼もしく思う。おそらく自分の仕事に誇りを持っているからなのだろう。ごくたまに確認が必要なことがあり、その場で答えが出ないような質問の時も、後日調べた結果をもとに回答してくださる。何とかなるという安心感にもつながり、自分の業務にも思い切りをもって取り組める。存在が周りに良い影響を与えているのだと思う。自分はまだまだそのレベルには程遠い。しかしいつかは「わからないことは喜福に聞けば何とかなる」というレベルにまでたどり着きたいと思う。日々の業務に気合いを入れて取り組んでいこうと思った。

和歌山支店 技術部 R.K
テーマ:『「なにくそ、負けてたまるか」その精神が僕の魂に火をつけた』
 
インタビューを読んで、思い出すのは毎日鍋を振っている父のことです。家でお店で出してくれる料理を褒めたり、お店の人気さを賞賛しても、「適当にやってるだけや、そんな美味いか?」とひょうひょうとしているのですが、出先で美味しいお店を見つけて、帰宅後に「ここ美味しかったよ」とHPを出すと、興味津々に画面を見つめて、週1のお休みの日の晩御飯に再現した料理を作ってくれます。もう勤続35年になるのに、美味しいご飯を作ることに対するやる気や執念はずっと持ち続けていることに尊敬します。家族の前では分かりやすく見せないだけなんだろうなと思います。 そんな父が仕事をしている姿を分かりやすく見れる環境が、私が仕事に対する意義や意識を形作っていて、せっかくやるなら本気で取り組むぞという気合いの源になっています。父もこの店主の方のように足に穴が空いていて、身体を酷使して仕事をしてくれていること、子どもである私にその背中をずっと見せてくれていることに改めて感謝の念がわきました。与えてくれたものに対して、できる恩返しはわずかなものにしかならないのかもしれませんが、まずは4月の親孝行補助金で、美味しいホルモン焼き屋さんに連れて行きたいなと思います。

京都支店 営業部 M.K
テーマ:『丹田常充実』
 
私の育った家庭は、父も母も読書好きで、その血を受け継いだのか姉も無類の読書好きで、幼い頃からクリスマスプレゼントは、私と妹はおもちゃをお願いしていましたが、姉は岩波書店の児童文学書をお願いし、枕元にはプレゼントの本が積まれて置いてありました。家では新聞も2〜3紙の購読が当たり前で、常に何かを読んでいる父の姿がありました。84歳で亡くなる数日前には新聞を読む気力もなくなっていましたが、それでも朝刊と夕刊を母に病院の売店で買ってきてもらい枕元に置いていました。今は目が不自由になった母が一日中「聞く読書」を楽しんでいます。このような父母は、読むことによって得た知識は豊富であり、物知りな楽しい会話ができる人です。母は美術館に行ったり、映画を見たり、何よりもパッチワークをする楽しみを日の病気ですべて失ってしまいましたが、できなくなったことへの不満や愚痴を言わず、こうして本を読むことが好きだったから「聞く読書」で一日中楽しめると言い、みんなに助けてもらって感謝、感謝と言います。そして、母が喜ぶだろうと思う本を注文してくれる役目は、勿論無類の本好きの姉です。毎日のその姿を見ていると、まさに丹田常充実ということかと思います。こんなに不自由な生活ですが、ヘルパーさんも母のところに来て話をするのがとっても楽しいと言ってくださいます。目が見えなくなって唯一残念なのが、ひ孫の顔が見れないことだと言います。今可愛い盛りの私の孫たちを本当に見てもらいたかったなあと思い、送られてきた動画の声を聞いてもらい、楽しんでいます。私も自分の老い先を考える時、気合を入れて充実した日々にしていきたいと改めて思いました。

京都支店 営業部 A.S
テーマ:『丹田常充実』
 
管理部で経理業務の一部を任されて約2年になります。前任の方が辞められるので引継ぎをしたのですが、その頃は意味もわからずに間違いも多く、元々数字を扱うことが苦手だったこともあり「嫌だな」と思いながら仕事をしていたと思います。きんそくでは色々な業務を経験させていただきました。過去にも「自分にはできないかもしれない⋯。」と思うようなこともありました。ただ記事の中にあるように嫌でも「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない、わしがやれねばだれがやる」というような気持ちは常にあったように思います。数ヶ月後には産休に入りますが、今新しい方に経理業務を引継ぎしています。苦手意識があり「自分は数字が苦手だから出来ないかもしれない」と思っていた業務を誰かに教えられるぐらいにまでなっていたことに、やっぱり諦めずにやって良かったなと感じています。「やってやれないことはない」とやり続けること、やるしかないと前向きに業務に取り組むことの大切さを実感しています。また、新しい事を覚えられたという嬉しさもあり、改めて過去の経験や年齢に関係なく新しい業務を任せていただけるこの環境にも感謝しなくてはいけないと感じました。きんそくで業務できるのはあと少しですが、産休あけにはまた初心に戻り「やってやれないことはない」と気合をいれて頑張りたいです。

本社 管理部 M.I

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