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致知7月号感想文 木鶏会

2023年7月15日
テーマ『学を為す、故に書を読む』

今月の「致知」特集のテーマは「学を為す、故に書を読む」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『人間学の学びが子供たちに与えるもの』
 
今回、致知が中高大の学生の部活に取り入れられていることを知り驚いています。若者は日々勉強する中で、感想文を書くことに慣れているのかもしれませんが、致知の記事は結構読むのには難しく、また「人間学」として捉えるのに、私は時間がかかりました。記事に書かれているように、ワンフレーズでも良いので気づきの言葉に出逢うことで変化していけると捉えることが、読むことをしていく上でのポイントかと思います。息子が学生の頃の試合の応援によくでかけていましたが、きちんとされているチームとそうではないチームは試合を見ただけでわかります。指導者が「人間として何が大事か、生活態度がきちんとできているか」をしっかりと指導されているチームは試合を見ていて、勝っても負けても爽やかで検討を称える気持ちが自然に湧いてきました。基本は生まれた時から親に繰り返し教えられた数々のことだと思いますが、あとの肉付けは自らが築き上げなければなりません。親とて完璧な人間ではないので、周りの人から様々なことを吸収し判断し、それらを補ってくれるものとして読書が大切なのだと思います。子供が幼かった頃、「親が一生の間に子供に教えてあげれることは数られている。だから、良い本をたくさん読んであげることが大事」と人から教えられ今でもその言葉は私の中で残っています。きんそくは、現場で、営業先で大変躾良く、好感を持たれ、信頼されていると代表が話していらっしゃいます。これは日々の社内教育され、フィロソフィ、経営計画書、致知などから繰り返し学んでいる成果だと思います。それ故に、これが学ぶだけではなく、私達一人ひとりの中にしっかりと根づいていくことの重要性を感じています。

京都支店 営業部 A.S

テーマ:『人生を豊かにする一生モノの読書術』
 
最近、鉄筋探査の解析を勉強中だ。覚えの悪さと手戻りの多さに、自分で辟易しているが、本田さんには粘り強くご指導いただいている。回を重ねたら習得できる、と先月から今月の業務の半数を向き合わせて頂いている。理想との差を縮める毎日だ。仕事の目的は、社会がよき未来となるよう技術やサービスを提供するものである。ところがどうだろう、その過程は自己の成長の場となっている。人間の心は隙だらけで、妥協、誤魔化し、見て見ぬふり等、楽をしようとすれば悪魔のささやきはそこかしこ。そこをグッと堪えるのは、人と言葉との出逢いだ。記事の中で、火山学者の鎌田氏は、読後のアウトプットの重要性、人が変わるのは現場と読書が一致してこそ、と説いておられる。今月のテーマの「書を読む」は私にとって致知であり、向き合い方を考えていたところちょうどこの言葉に行き当たった。全従業員がアウトプットし、代表がそのすべに目を通される。感想文だけではない。不正を働きたくなるような心境になったら上司に相談を。クレームは起きてしまった後は、代表もの。このよう方針が示されている。ベースに深い信頼関係があってこそだ。だから、私達は決して裏切ってはならない。お客様や社会のため、自己の成長のために、時に人と言葉を頼りに前進あるのみだ。出逢いあるきんそくに感謝しかない。

京都支店 技術部 M.T

テーマ:『学を為す、故に書を読む』
 
この言葉から人は自分を創るために学ぶ、本を読むことがそのまま自分を創るわけではないと学びました。そこで先日、近所のスーパーでおきた出来事を思い出しました。私は会計を済ませ、買った物をエコバックに詰めていました。するとおじいさんが横に来て、カゴから商品を手に持ち始めました。同じタイミングでカゴを所定の場所に戻そうとしていたので、無意識に「カゴ、一緒に戻しますよ」と声をかけていました。一瞬おじいさんは驚いた顔をして(あ、余計なことしたかも・・・)と後悔しました。すぐに「ありがとう」と言いおじいさんはカゴを渡し、私がカゴを戻したのを見て、「これあげる」と買ったばかりのパックジュース2個を譲ってくださいました。お店を出てから「さっきは余計なことしてごめんね。ありがとう」とパックジュースを譲ったことに声をかけられました。最近の世の中は物騒で少しドライだと思います。だからこそのお店をでてからの言葉だと思うのですが、その気遣いと躊躇なく買った物を差し出せる心の余裕に心が震えました。私もそんな風に振舞えるように、これからも致知や仕事を通じて人間力を高めていきたいです。

京都支店 技術部 A.I

テーマ:『学を為す、故に書を読む』
 
私は3度目の勤めで、きんそくにお世話になり早や10年を過ぎ、先日81歳を迎え、座席を温めるだけで、経営計画書やフィロソフィの内容、アメーバの貢献も出来ず、恥ずかしい想いをしながら、老体を正常に稼動させるために「緊張を緩和のリズム付け」をさせてもらっている。「学を為す。故に書を読む」には程遠く、文献調べて終わっている。しかし、考え方を変えてみると、70歳から始めた男声合唱「コールバッカス(酒の神様)」も7/11に第11回定期演奏会を無事、大盛況の内に終わる事ができ、一安心している所ですが、「書」を「合唱」に置き換えてみると、自分で感じていたモヤモヤが解消でき、不勉強であったことが恥ずかしい。というのは、自分としても不足がちだった練習も、自主練習で皆とほぼ対等に全力で歌いきることができたが、団員皆の講面の読み込みが不足気味で指揮者の土壇場での表現法の指揮により、曲想演奏会が出来たように思いました。

京都支店 技術部 Y.E

テーマ:『学を為す、故に書を読む』

佐藤一斉氏が私淑する吉田松陰先生の思想に影響を与えたという事を知り、言志四録を読んだことがある。その中から印象に残っている言葉として、特集に示されている「少にして・・・」池、以下の2つが今も脳裏に焼き付いている。「春風を似て、人に接し、秋霧を似て自ら粛む」さわやかな春風のようにおだやかに人に接するよう、常に心がける事。一方自分には厳しく律することと理解している。自分も含めて、多くの人は「自分に甘く、人に厳しく」なりがちである。「人間てそんなもんや」と楽観的に考える事も必要と考えるが、最近の報道を聞いていると子供の虐待やLGBTQ+問題など、これからの社会大丈夫?と心配になる。最近出勤時間を少し遅くしたため、毎日決まって自杖の老人が途中の駅から乗ってこられる。最近は私がその方が乗ってこられるまで席をキープすること、それが毎朝のルーチンになっているが、こんな小さい事からコツコツと積み上げれば、私の心にも春風が吹くようになるかもしれないと思いつつ、地下鉄に揺られる日が続く。「信、上下に孚すれば、天下甚だ処し難き事無し」この言葉は、松陰先生の「至誠にして動かざる者未だえ有らざる也」と同旨で印象深い。「誠」の心を持って人に接する事が大切というのは「春風・・」とも共通している。しかし、どちらも「言うは易く、行うは難し」である。最近、発注者特に若い職員の事務的過ぎる要求に辟易し、愚痴が多くなったのを自覚している。危険信号である。今一度社是である「無信不立」を読み返し、相手との信頼関係を構築し、共感できる環境づくりに努めたいと考える。

京都支店 技術部 S.Y

テーマ:『学を為す、故に書を読む』

昔から読書は好きでしたが、本を読むのは面白いから読むのであって、なにかしらの目的を持って本を読むことはありませんでした。きんそくに入るまでは啓蒙書や古典を読むことはほとんどなかったです。それでも、どこで見かけたのか、稲盛さんの「もう駄目だと思った時が本当の始まり」だけは以前から知っていたような気がします。以前とあるシステムの開発を行っている中で処理速度の問題にぶつかり、一ヶ月近くいろいろ試みてもクリアできない。もう万策尽きてギブアップするしかないと思いつめていた時にこの言葉に出会い、そこからもう一度原点に立ち返ってデータ構成やらなんやらを見直していたら、帰り道の途中、駅前を歩いているときに非常にシンプルな解決策を思いついたということがあったのです。後にフィロソフィを読んでこれが稲盛さんの言葉だと知ってちょっと感動しました。以来、困難な状況にあうと心の中でこの言葉を唱えることで諦めることなく頑張れるようになった気がします。先人の言葉か身に染みた数少ない体験です。今から思うと、なんの目的もなくただ楽しみで読んでいた本からもいろんなことを学んでいたと思うのですが、もし若い時から目的意識を持って読書していたら、違う人生を歩んでいたかもしれない。きんそくに入り、おそまきながら 『致知』 に紹介されるような先達の名著の中を読むようになって視野が広がった気がします。『致知』に感謝です。

商品部 N.O

テーマ:『学を為す、故に書を読む』

「学といえば学校の勉強が思い浮かぶがそうではない。ここでいう学は人間学のことである。自分を創ることである。」この一文は、私がきんそくにいなかったら理解できなかったかもしれません。きんそくに入社してから自分自身が大きく変わったと感じる。発言や行動が”自分のため” ではなく、”人のため” にと考えられるようになった。先日、家からバス停に向かって歩いていた。右の角から大きな黒い車が曲がって来た。その車を見ると、後部座席のドアの下に何かが挟まっていて、それを引きずって走っている。それを見て、手を上げて「止まって、止まって」と体が動いていた。運転手さんは、”めちゃくちゃ怪しそうな人”っという感じで私の顔を見ながら、助手席の窓を開けて「なんですか?」っと言ってきた。私は「車、何か引きずってますよ」っと答えると運転手さんは「え!」っといって、急いで確認しに降りて「わぁ!え?」っと、そして「すみません。教えてもらってありがとうございます」っと言ってもらえた。後部座席のスライドドアを開けたとき、2歳くらいのお子さんがチャイルドシートに座っていたので、足元が見ずらいからそのまま閉めちゃったんやな~思いながらバス停に向かって歩いた。家に帰ってからその話をすると「すごいな。よ~すぐに動けるな」っと言われ「そうかな~、だって自分やったら教えて欲しいもん」と答えた。代表がいつも言われている、弱い者いじめをしない、そんな社会を作ってはいけない。その言葉が心身に染み付いているからできた行動だと思う。もっともっと、誰もが人のために動いてあげられる地域・社会・国にしたい。そして、その先頭にいるのはきんそくでありたいと思います。

広報室 Y.H

テーマ:『学を為す、故に書を読む』

本文を読んで、感謝祭での代表との会話を思い出した。代表は各テーブルを周って、皆と話すよう努めて下さっていた風に思う。そんな中で、お話しに来てくださり、趣味を聞いて頂いた時に、私は読書が好きだと答えた。ありがたいことに、本を買うなら補助金を利用すれば良いと仰って下さった。私は新書を読むのが好きで、特に現代社会における問題が題材のものが好きだ。読めば必ず知識として身につくからだ。色々な学説を自分の中で嚙み砕き、自分ならこの学説を推すなあ、などと思いながら読むのが楽しい。私という自分を創っているのは、間違いなく読書だ。本文を読んで、書物を読めば必然的に学びに変わるのではないだろうか?と思ったが、そうではないのだと気付いた。読むだけではなく、自分なりに考える事で学びにつながるのだ。幸い、きんそくでは読書を推奨しており、購入の際には補助を受けられる。ありがたく活用させていただき、向上に励みたい。

和歌山支店 技術部 S.N

テーマ:『学を為す、故に書を読む』

人間学、 きんそくに入りフィロソフィや致知に出会った。もし今の環境に出会わなければ今の自分はどんな人間になっていたのだろうと考える事がある。最近子供が本を読みたいと言い、毎週のように図書館に行くようになった。初めの頃は子供の本を一緒に選ぶだけだったが子供達も自分で好きな本を選ぶようになり、私も1冊ずつではあるが本を借りるようになった。本を読むという習慣が無かった私ですが本を選ぶという事や人の書き物、体験を読むのはいいなと感じるようになった。また自宅のトイレにも子育ての教訓が書いている日めくりカレンダーを妻が置いており毎朝目を通すようにしている。親がこうすれば子供はこうなるといったような内容が多くなるほど、と思わされることが書いている。子供を育てているつもりでも私たち大人も日々成長させられているのかなと思う。このまま本や書き物を読む習慣を身に付け知識的にも人間的にも成長して行ければと思う。

和歌山支店 技術部 K.K

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