イベント情報

第47回 社内木鶏会 開催

2019年11月15日
第47回 社内木鶏会 テーマ「語らざれば愁なきに似たり」

今月の『致知』特集のテーマは「語らざれば愁なきに似たり」です。みんなで元気にいきましょう。それでは第47回きんそく社内木鶏会のスタートです。

仲間の発表を聞いての感想

皆さんの発表を聞いて、きんそくで働いている仲間がどれだけ思いやりの心を持っているのかを改めて感じた。私もその一員として社外に誇れるほどの社風土を思いやりの心から創っていきたい。

参加レポート
本社 技術部 宮﨑

第47回社内木鶏会 社長推薦優良感想文

テーマ:『介護の詩』

 私の母はガンで昨年亡くなった。5月のGW前に父から連絡がきて、帰省したときには母は入院していた。その時にはまだガンと診断されていなかったが、CTをみても異常なほど全身に腫瘍があった。5月の半ばくらいには治療不可能と言われ、実家に近い病院に移り6月始めに亡くなった。入院してから1月足らずであったが、この間母と会ったのは4回程度で、一緒に過ごした時間もほとんど無かった。母には父と話し合い、不安にさせたくないからと言う理由でガンということは伏せていたため、あまり長時間滞在して余計な不安をあおりたくなかったのもあるが、正直どういう対応をしていいか分からなかった。最後に病院に行ったときは、ずっと寝ていて起きることもなく、最後に会話したのは電話で「大丈夫やから」と言われただけだった。自分の身体のことに気付いていたのか、それとも治ると信じていたのかは分からないが、最後まで心配をかけないように気を遣ってくれたのだろう。本文に「命が限られた人に望むものを聞いた時、何もいらない、ただ最後に家族の気配をしっかり感じていたいと言われた」とある。亡くなったあと、病院にあった母のバッグには小説が数冊入っていた。昔から小説、漫画が好きだった母。その影響か、自分含め兄弟4人とも漫画好きである。入院中にも小説を読んでいたが、その横で一緒に読書でもしていたら喜んでくれたのかな、と今になって思う。もっと一緒にいる時間を作ればよかったという思いと、残った父には同じ後悔をしないようにしたいと感じた。

和歌山支店 技術部
(きんそく入社12年8ヶ月)

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