イベント情報

致知7月号感想文 木鶏会

2025年7月31日
テーマ『一念の微』

今月の「致知」特集のテーマは「一念の微」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『希望の一念を燃やして生きる』

 

きんそくで働かせていただくのも、あと2か月余りとなってきました。この年齢になるまで働かせていただけたことに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。働いてきた生活がいよいよ終わりに近づくにつれて、社会や人々との接点がなくなる寂しさと同時に、次の生活をどう構築していくかという不安の入り乱れた気持ちでいます。今は、炊事が出来なくなった母の食事の献立を考え、母の要望にも答えながら料理をしていますが、退職後は東京に住む次男一家の共働きの生活を助けるために、作ったものを冷凍して送ってあげようかとも思っています。今の時代買ってきて食べることには何も不自由しませんが、本当に忙しい時の助けになればと思い意向を聞いたところ「すごく助かる」と言ってくれたので、その言葉を励みにやっていこうかと思っています。誰かのために、誰かが喜んでくれるために日々を暮らすことが、自分の生活に活力がわき、まだまだ元気で頑張れるかと思います。先日次男が大学、大学院の時に借りた奨学金350万円を完済したと報告がありました。親の離婚によって多額の奨学金の返済を背負わせたことを深く詫びたのですが、「自分はのんびりとした性格だから、親に全部出してもらっていたらのほほんと社会人になっていたかもしれないけど、学費の重みを感じて過ごしたことは良かったと思うから、オカンが何も負い目に思わなくてもいい」と言ってくれて、思わず涙がこぼれました。長男が高校3年、次男が中学2年の時、これから学費をどうしていこうかと絶望に近い気持ちと、さあ未来に向かって希望を持とうと思った頃を思い出し、希望の一念を思い生きてきて今があることを思い、今があるのは、こうして「きんそく」で働かせていただけたことに尽きると思っています。

京都支店 営業部 A.S

テーマ:『一念の微』

 

大学4年生の私は、社会に出て働くという想像が出来なかった。どちらかというと、仕事したくない。家に居ときたい!そんな人間だった。大学卒業して、数年経ち現在のきんそくで働き、世のため人のために社会貢献しているんだよ!と当時の私に伝えたい。私は、きんそくに入社してメモをとりあえずする事を意識している。フィロソフィのノート、学びのノート、広報・人事のノ一ト沢山のノートを活用している。現在の環境が当たり前とつい思ってしまう事があるが、何年もこのメンバーで出来るかは分からない。なので、上司や代表、上の方が発言した言葉にアンテナをはっている。悩んだ時、そのノートをみて自分の中で解決出来る事が増えた。顧問の方とも交流が出来、外部の人との交流もさせていただいている。社会に出て働きたくなかった私が、今このような考え方になれた事に日々感謝して生きていきたい。わずかな考えや心がけが、やがて大きな結果につながるという事を改めて実感できた特集だった。

広報室 K.O

テーマ:『一念の微』

 

奥野代表の想いや考えておられることを少しでも分かりたくて、GLになってから、名刺交換をさせて頂いた方にお礼のハガキを贈ることを真似ている。今日は書くの止めようかな…とさぼりたくなる時もあるが”アカン、アカン。”と、奥野代表がお客様に会われてすぐ書かれる、お礼ハガキの束を見て、刺激を受け頑張って続けている。頑張らないと続けられないので、まだまだ習慣にはなっていないと感じる。6月は社外の方に会う機会が多かったので、名刺交換も多くハガキも沢山書いた。そんな中、奥野代表を真似て続けているお礼ハガキに対して最近感じるのは、忘れた頃に届くお返事を見て、このハガキを書くこともきんそくの広報活動に繋がっているのでは…と思うようになった。会って終わりではなく、数日後にハガキを見てまたきんそくを思い出してもらえたり、「朝礼で頂いたお手紙を見せ、このような会社がある。ときんそくさんを紹介しました。」と社内できんそくを衆知して頂いたりと。なかなか社外の人に会えない部署だからこそ、「そういえば、きんそくって会社あったな~」と『SYSW』の忘れられない会社、思い出してもらえる会社”きんそぐ”になれるように小さなことをこれからもコツコツ続けて行きたい。

広報室 Y.H

テーマ:『一念の微』

 

今回、致知を読んで一番印象に残っているのは、マザー・テレサの「思考に気を付けなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから。行動に気を付けなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」である。要は、物事の考え方次第で、運命が変わっていく。これは、稲盛和夫氏の教えである「人生・仕事の結果」=「能力」×「熱意」×「考え方」と共通する。今からでも、マイナスの考え方につながる気まま、わがまま、むらっけ、朝寝坊、意欲のない、でたらめな生活をせず、プラスの考え方となるよういつも明るく前向きにいくことと利他の心を持つことを心がけたいと思った。早速、今日、従姉の49日の法要があり、大阪から88才になった伯父も一人お参りに来られていたが、妻を早くに亡くし、一人暮らしで、すっかり老人になられてた。帰りは、電車で帰るので、近くの駅まで送ってと話されていたので、それなら私がと駅までではなく、大阪の松原の自宅まで送っていった。帰る車中、伯父は、毎日2000歩、歩いてマクドナルドに行き一冊本を読む、周りからは、デイサービスに行けと言われるが、本とパソコンがあれば、一日過ごすことができるとか久しぶりに伯父といろんな話をし、楽しい時間を過ごすことが出来た。これも、暑い中一人で、電車で帰ってもらうより、伯父を労わる気持ちによって、私自身が楽しい話を聞けたと満足の出来る一日を過ごすことが出来た。これからも、プラス思考を続けていきたいと思います。

営業本部 T.T

テーマ:『我が修行に終わりなし』

 

いま私は「建設タスケル」という教育プログラムに携わっており、CAD講座で生産性向上Gの皆さんとお仕事をする機会が増えてきました。そもそもとある土曜日に、講習をした際どこが悪かったのかどうしたらよいのかわからないと声をかけられたのもきっかけの一つで、現在ロープレをしています。それぞれがきちんと与えられた仕事の役割を果たしたいという強い気持ちがあることは知っていましたが、ある日ロープレ後講習をして反省点を洗い出し、その後もう一度ロープレしてみると明らかに以前とは違い上手くなっていることに感動しました。聞いてみると、それぞれ家で練習したり台本を書き直してみたり、サポートの方も課題を業務後に確認していたということがわかりました。とはいえ、経験部分の多い仕事でもあるので一朝一夕に完璧な対応ができるわけではありませんし、毎回新しいお客様で新しい課題が出てきます。そのたびに改善している正に最中なのですが、アイデアを出してくれたり話し合ったり、何よりも(突然出てきた)私の話を素直に受け止めてくれ共感し信じて努力してくれているその姿勢に本当に感謝しています。測量の講師役の彼もそうなのですが、現在「建設タスケル」に関わる全員が本当に前向きな姿勢でよりよいものをお客様に提供したいという気持ちで頑張っています。私自身微力ながら自信を持って全員が仕事に臨めるよう支えていきたいと考えています。

京都支店 営業部 N.T

テーマ:『希望の一念を燃やして生きる』

 

困難な状況下にあっても、「できること」に目を向けてひたすらにそれに注力されていたのが印象的でした。きんそくに入社して12年目で漸く測量士の試験に合格することができましたが、振り返ってみると私も「できること」に目を向けてそれを積み重ねてきたことが今回の合格という結果に繋がったのかなと思います。一年目の新入社員フォローアップ研修時に「10年後の目標」を記入するワークシートがあり、その時は「測量士になる(測量士試験に合格する)」と書いた憶えがあります。それから3年後に営業部に配属になってからは、事務職(間接部門)であった為、「売上に直接貢献している」という実感を持ちにくかったのですが、薮内室長と清水さんが入札(資格)で苦心されているのを間近で目の当たりにして、「測量士になれなくても測量士試験合格を目指すことなら私にもできそうだし、仲間と会社の役に立ち、売上(数字)にも貢献できるのかも」と思い、以来、様々な資格試験に挑戦する様になりました。途中、他の国家資格取得に集中していた時期があったので「10年後に測量士試験に合格する」という目標、としては数年遅れてしまいましたが、長年ずっと想い続けて計画と継続と実行を繰り返してこられたのは、この一念があったからなのだと思いました。今後も自分にできることに目を向けて少しずつ積み上げてゆきたいと思います。

京都支店 営業部 H.M

テーマ:『一念の微』

 

致知との出会いが私の考え方や生き方を変えてくれた。まさに、それを実感することがつい最近あった。受験生の息子が、有志で文化祭に出展すると言い出した。「やってみたいならやったら?やらないで後悔するならやって後悔するほうがいいよ。」そう私が口にしたのは今年の春のことだった。しかし、期末テストの返却があったころ、文化祭の出展に新規の購入が不可だということに今さら気づいたから、止めたいと言い出した。実行委員に問い合わせると、いいとは言えないですねと、渋い返事。当然のことだ。俺なんかリーダーなんてやらなきゃよかった、失敗だったと言い出す息子に思わず口にしていた言葉は「お母さんだってこの年になったって、失敗ばっかりしてるよ!失敗はたくさんしたほうがいいんだよ。そこから学んで成長したらいいんだよ。最初から成功したっていいことないよ。ただ、今回よくなかったのは、人に迷惑をかけることを自分の都合だけで平気でしようとしたこと。」致知に出会う前の私の口からこんなにスラスラと言葉が出てきたかと思い起こすと決してそうではないだろう。今もこれからも、まだまだ軌道修正中の私の生き方と考え方ではあるが少しでもその学びを、子育てにも活かしたいと改めて思った。

東京営業所 技術部 K.T

テーマ:『我が修行に終わりなし』

 

柳澤眞悟師と宮本祖豊の対談を読み修行の過酷さに驚いた。修行といえば滝に打たれたり座禅を組んだりといったものしか知らず、命をかけるような厳しい修行が行われているなんて思いもしなかった。そして皆やらされているわけではなく自分から修行に臨んでいる。修行をすることによって自分と厳しく向き合い入我我入の境地を目指し日々一歩一歩前に進む。今の自分は過去の自分が作り上げたものだ。私はなんと自分に甘いのだろうと思い知らされる。先月の致知の『読書立国』を読み、それ以来子供たちも誘って毎日夜30分読書の時間を作った。上の娘は2日に1回ほど、息子は週に1回ほど参加してくれる。今のところまだ1か月だが毎日続けている。息子は相変わらず参加率は低いが、娘は最初よりは一緒に読書に付き合ってくれるようになった。息子の読書量を増やそうと始めたことだがまだまだ動画のほうが楽しいようでなかなか乗り気になってくれない。強制しても意味はないので私が率先して読書を楽しめるように続けていきたいと思う。

東京営業所 技術部 J.K

テーマ:『一念の微』

 

我が家の中3になる次男は、小さなころから感情のコントロールがあまり得意ではない。繊細な性格もあって、小さなことでイライラしたり不安がったり、時には自傷行為まがいな事もする。そんな息子をみている私も笑顔でいられなくなる。感情の波がおとずれたこの6月はお互い体調を崩してしまうほどだった。そんな時に思いだすのが、以前読んだ人生はにこにこ命がけという言葉だ。この1か月、息子に何度笑ってと言ったかわからないほどだが、そんな言葉をかける自分も笑顔でいられたかはわからない。でも、つらい時こそ「笑顔」、笑顔でさえいればたいていの事は乗り越えられると本当に感じる。辛い時、不安な時、緊張で顔がこわばる時、笑ったってなにも変わらないと言い捨てる次男にこれからも「笑顔」の大切さを伝えていきたいと感じた。その一瞬の笑顔が、小さな一歩となり人生をいい方向に進める事ができる。それを親として、いつもそばで教えていきたいと感じた。そして、いつかそんな息子も自分で作る家族に笑顔を示してほしいと思った。

東京営業所 技術部 A.O

テーマ:『一念の微』

 

私は長期的な計画を立てるのが苦手だ。計画を立てても、その通りに継続して努力することができない。そんな自分でも、今年1年は特に頑張るぞ!と意気込んでいる。具体的に何をするのかというと、自分に必要なことならなんでもやる!という漠然とした目標を掲げつつも、確実にこなすことだ。3月には分室化の準備を積極的に担い、4月には分室でのルールを作りみんなにとって良い環境となるよう尽力した。5月にはイノベーション創出会議で部会を掛け持ちすることになり、どちらも疎かにならないよう時間の使い方に気を付けた。6月にはCSPI2025へ参加したいと声を上げ新技術の勉強に行き、そして7月には外注管理を本格的に始めた。毎月1つは必ず何か、成し遂げた!と思えるようにしている。これなら自分にも継続することができるし、長期的に考えて自分にとっても会社にとっても良い結果になると思う。テーマの一念の微とはまた少し違うかもしれないが、自分に合ったやり方で、揺るぎない信念をもち日々精進したい。いつかの自分の成長、会社の発展につながると信じて。

和歌山支店 技術部 S.N

テーマ:『一念の微』

 

「我が幸福は祖先の遺恵、子孫の禍福は我が平生の所行にあること、已に現代の諸学にも明らかなり。」という言葉がとても心に残りました。この考え方は、家庭だけでなく、会社という組織においても通じるものがあると強く感じました。今、私たちがこうして働けているのは、きんそくを創業された代表の強い思いとそれを引き継いでこられた幹部や従業員の皆さまの、一念一念の積み重ねがあったからこそだと思います。その歩みが現在のきんそくを形づくり、今の私たちにつながっています。私は今、とても安心して働くことができています。実務だけでなく、人間学を学ぶ機会やフィロソフィ教育など、考え方や心の在り方にまで向き合う時間をいただけていることは、とても恵まれた環境だと思います。その積み重ねや思いを裏切ることなく、これから先も信頼していただけるような仕事をすることが大切であり、期待に応える責任が私たち一人ひとりにあると感じました。私は管理部として直接お客様と関わる機会は多くありませんが、「見えていない部分だからこそ誠実に取り組む」姿勢を忘れずにいたいと思います。そして、日々の仕事の中でも、よい思い・考え・習慣を少しずつ積み重ねていくことが、お客様や、一緒に働く仲間の未来の幸せに繋がるのではないかと思います。

本社 管理部 M.I

テーマ:『希望の一念を燃やして生きる』

 

きんそくグループに入社させていただき、もうすぐ一年が経とうとしている。まだまだ精進が必要だが、建築の皆さんの温かいサポートのおかげで、少しずつ出来る業務が増えてきたように思う。ただ当時は今以上に業務についていくのに必死だった。教えて頂く業務内容は新鮮で興味深い内容ばかりだが、それ以上に理解不足で上手くいかない事が多く、悩む事も多かった。力不足に悩みつつ、家に帰れば母業にスイッチしなければならない。勤務時間が変わったことで、家事・育児はスピードアップを尽くして時間を作らなければ、以前のように子どもたちと接することができなくなった。寝る直前まで分刻みのスケジュールを組み、体調を崩しかけたり、笑顔でいられなかったり⋯『できない』が増えていった。もう少し我慢してほしい、母は忙しいんだから分かってほしいと子ども達に求めがちになり、家族の為に頑張りたいのに、家族を犠牲にしているようで、自分の『できない』不甲斐なさに気持ちが暗くなるばかりだった。そんな中で、今まで見えていなかったものが見えるようになるきっかけになった出来事がある。娘が欲しがっていた物を買う際、『お留守番したりしてくれて、いつもありがとう。ママがお仕事に行けるのは、あなたが色んな事を頑張ってくれているおかげだよ」と、自然に感謝の気持ちを伝えていた。するとスッと心が軽くなり、娘と2人で笑顔になった。「そうか、これでいいんだ」と感じたのと同時に、『して当たり前』だと思って伝えていなかった感謝の言葉が、他にもたくさんあったことに気が付いた。そしてフィロソフィの冒頭、稲盛塾長、そして代表のご家族に対する『感謝しかない』という言葉を思い出した。頭では理解したつもりになっていたが、心から理解する一歩を踏み出せたように思う。浦田理恵さんの「今『できない』ことは、絶望ではなく、希望でしかない」のお言葉を胸に、子どもたちに誇れる人間でありたい。仕事も、母業も諦めたくない。『できる!』と思考して、これからも行動していきたい。

きんそく建築測量 事務G A.S

テーマ:『一念の微』

 

この記事を読んで、より素晴らしい人生を送るためには、日々の積み取ねがいかに大切かを改めて実感しました。そして、今自分が何を考え、どう生きるのかがこの先の自分の人生だけでなく、子孫にもどのような影響を与えるのかを考えるきっかけとなりました。日々生活していると、どうしても自分中心に物事を考えてしまうことがあります。意識していなくても、少し邪な気持ちを許してしまうと、「このくらいならいいか」と怠惰な行動に流されてしまうこともあります。私は今年、入社時から受け続けていた測量士補の試験に無事合格することができました。これまでも勉強は続けていましたが、仕事の忙しさを理由に、どこか本気になりきれていなかったように思います。そのため、合格はなかなか遠いものでした。では何が変わったのか。それは試験に対する向き合い方だったと思います。昨年、多忙だったYさんが、講師として私たちに指導してくださいました。どれほど忙しくても、業務時間外で毎週資料を準備し、勉強を見てくださる姿を間近で見て、「今年こそは本気でやらなければ」と強く思いました。最初のきっかけは、その程度の気持ちでしたが、勉強を続けるうちに内容が分かるようになり、自然とノートを開く習慣が身につきました。通勤中のちょっとした移動時間にも携帯で一間一答を行うなど、昨年と比べて意識が大きく変わりました。そして、こうした変化が結果に繋がったことで、私は「人生も仕事も、結果=考え方×熟意×能力」であり、その中でも特に”考え方”が重要であることを改めて実感しました。これからもこの気持ちを忘れず、考え方を大切にしながら、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

京都支店 技術部 A.H

テーマ:『一念の微』

 

一念の微というテーマだが塵も積もれば山となるという諺もあるように日々の小さな積み重ねが肝心でありその人を形作るのだと思う。私は中で仕事の日は机周りや倉庫の掃除をするようにしています。そのくせして現場に行く時に使っている車は明日も自分が同じ車を使う時は「明日も使うからいっか」と足周りや荷物を整理せず適当に片付けていますが、KさんやMさんは非常に整理されており一緒に行った時は感心して、思わず私もきっちり整頓していましたが善いものも悪いものも習慣はその人だけでなく周りにも影響を及ぼすので、如何にして善い習慣を積み重ねていくかが善い会社・社会になるかだと感じました。私も入社して3年経ち後輩と現場に行くことも多くなってきました。きんそくの善い風土を伝えることができるように、まずは自らの習慣を見直し、先輩方のように後輩の手本となれるように日々善い一念を積み重ねて行きたいと思う。

京都支店 技術部 K.U

テーマ:『希望の一念を燃やして生きる』

 

スタートラインは同じだと思っていた。なんで私だけこんな後ろから。頑張っているのに、一生追いつけないのかな。私は未来を選べないんですか。少し前、ACジャパンのCMがよく流されていた。昔は、集合住宅も少なく名前がわからなくても、顔を見ればどこに住んでいる人であるか判った。子供が泣いていれば、誰かが誰かの家に知らせてくれた。家の前に駄菓子屋があり、駄菓子を見に来た名前を知らない子と仲良くなり、その子の家に上がり込んだりしていた。子供達には垣根が無い。時々飲みに行く小学生からの友人が、「俺、お前と付き合ってなかったら絶対、ぐれていた」と言っている。私が何かしたわけでは無いが、彼には親がいない。お寺さんの養護施設で育てられていた。施設で暮らす子供が駄菓子屋を覗きに来たとき、その子たちについて入口で止められることも無く施設に入った。中では子供が多く毎日楽しそうに遊んでいるように見え、私はうらやましく思った。垣根が無く、縁側から近所の人や子供が声をかけてくる、昔の田舎のような家を今は見かけないが、会社や地域でも心の敷居を低くすることはできる。まず会釈、挨拶から始めよう。

京都支店 技術部 M.K

テーマ:『一念の微』

 

地中探査の解析に携わらせていただくようになり一年近く。波形を見逃さない粘り強さと、情報を的確に落とし込む緻密さが要求される。初めは、正解の無い世界に入り込み右往左往するばかりだった。今でも、結論は合っているだろうか、と不安が付きまとう。それでも、探査してきた方から、「確かに現地でもこの位置に埋設物の反応があった(なかった)」との声をもらい答えが一致すると充実感がある。データは嘘をつかない。ただ、それをきちんと読み取れるか、にかかる。だから、とても恐ろしい。いくらでも手を抜こうと思えば抜ける。その結果が、お客様にどれだけのご迷惑をおかけするかは言うまでもない。情報を整理して、埋設物があることが分かり、反応が検出される位置であれば、必ず波形は見つかる。そのような主旨を以前、辻井担当次長よりご指導いただいた。言葉の重みは、数々の現場経験から裏打ちされたものだ。ひいては、きんそくが積み上げてきた技術の重みでもある。挫けそうなときもあの時のご指導を肝に命じながら取り組んでいる。今日は前よりも質を高める。今いただいている仕事は全て、これまでの多くの方々が善い仕事をしてきたからこそ。仕事一つひとつは、自分と仲間の将来に繋がる。そう、考えれば自然と背筋は伸び、気持ちは明るくなる。

京都支店 技術部 M.T

テーマ:『一念の微』

 

「伝家宝」家に語り伝え、繋いでいく先人の教えである。今、私の幸福は先祖のおかげであり、子、孫の幸福か否かは私の常の行いにあると、腹に落ちた。日本の未来を考えてみても、今を生きる私達の考動が未来を決める。次の時代に誇れるような、意思であってほしいと心から願う。縁ある従業員、お客様や取引先様に範を示す存在でありたい。日々の”一念の微”を拘り続け、経営道をまっとうしたい。日本の未来、社会・国家を支える中小企業の経営者として一隅を照らし続け、そして、日本を明るくしたい。

代表取締役 奥野勝司

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