イベント情報

致知12月号感想文 木鶏会

2023年12月26日
テーマ『敬、怠に勝てば吉なり』

今月の「致知」特集のテーマは「敬、怠に勝てば吉なり」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『敬、怠に勝てば吉なり』
 
「敬、怠に勝つ」という言葉を恥かしながら、初めて知った。「敬、怠に勝つ」には、よき人、よき教え、よき言葉に出会うことが必要不可欠と述べられている。振り返れば私自信もよき人に出会い、よき教えを頂いてきたと思う。また、よき言葉は色んな人から、また書物から学んできた。その中で一つあげよといわれて、思い浮かぶのは、現京都市長門川さんの一言である。一年半後の定年を前にした平成25年の9月、台風18号によって市内は近年にない大災害を受ける中、発生した伏見区の排水機場の操作不備によう大事故。床上、床下あわせて浸水家屋は300戸、未曽有の大災害となり、災害担当の責任者として腹を括るしかないと思いながら、右往左往、万事休すの状況にあった時、市長から「今回の事態は私の責任。後の対応をしっかりやれ」という一言に、我を取り戻し、「今やるべき事は何か」に目覚め気持ちが高ぶったのを覚えている。「もうダメだという時が、仕事のはじまり」という稲盛塾長の言葉に相通じる強烈な一言だったのは間違いない。窮地にある人間に対し、これを責めることなく寛大な言葉をかけていただいた市長の度量の大きさと部下の「思い」を悟って思いとどまらせ、前を向かわせようとした「人たらし」の稀代の市長も2月に市役所を去られる。長年の筆舌に尽くしがたいご苦労に「お疲れ様です」の言葉を心底より送らせていただきたいと思う。

京都支店 技術部 S.Y
テーマ:『いかにして勝利の女神は微笑むか』
 
ここ一年くらい、協力会社の人達と現場に行く機会が増えた。協力会社の人達はICT測量で日本一を目指したいと言っておられてドローン測量に必要な情報にアンテナを張り、必要なソフトドローン関連機器を常に最新のものにしている。協力会社の人達と一緒に造成などの広く高低差が激しい現場の ドローン測量をすると、きんそくよりもはるかに短い時間で現場作業が終わり、また、大容量の成果作成をお願いしても、きんそくよりもはるかに早いスピードで出してくださる。設備投資して、常に最新の機器をそろえているから、早いんだと言っていた。それに比べると、きんそくのドローンやその関連機器は一昔前のもので、時代に追いついていない。協力会社の人達にもそのことを指摘される。一か月ほど前、造成現場のドローン測量をした時、協力会社の都合がつかず、きんそくのドローンで対応した。その現場は、協力会社のドローンで行ったときは、半日で終わったのに、きんそくのドローンでは残業してやっと終えることできた。残業したことで、お客様からはっきりとは言われなかったが、「遅い」 という無言のクレームを感じた。ライバル業者に勝ち、FCCになるため には、きんそくでも最新のICT機器をそろえるのが大事なのだと痛感した。

京都支店 技術部 A.N
テーマ:『敬、怠に勝てば吉なり』
 
 私は働き始めて、自分では想像が出来なかったほどに仕事が楽しいと感じる。それを伝えるのにフィロソフィや木鶏会は不可欠だと考えているからだ。本文中の松下氏の言葉に「自らにムチ打ち、他にムチ打たれ、人も会社も成長する」という言葉がある。次の4月できんそくで働き始めて丸4年になるが、幸いなことに飽き性の私が1日も飽きたと思う事なく仕事に取り組む事が出来ている。フィロソフィや木鶏会で地道な努力の大切さや先人達の苦労話を学ぶことで、上手くいかない日は落ち込むどころか闘志のようなものが湧いてくるようになった。振り返ってみると、いい会社に入ったと思っているのでポジティブになれるのだと思う。30億に向けて壁を乗り越えなければならないのと同じ様に、私も壁を乗り越える一端を担えるように仕事の能力の向上、精神の面でも成長出来るよう自己研鑽していきたい。

京都支店 営業部 Y.H
テーマ:『敬、怠に勝てば吉なり』
 
先月、あるデジタル新聞の記事に何とも言えない憤りを感じてしまった。大企業が相次いで資本金を減資しているという記事だ。そんなに苦しい企業が多いのかと思ったら、そうではない。税制上「中小企業化」することで、外形標準課税から逃れるのが目的だという。しかも減資分を資本余剰金に回すだけだそうだから、世の中を馬鹿にしてるのかと言いたくなった。法律は、それを知っているものだけが勝てる仕組みになっているのは分かっている。でも、「上手く利用しないと損」という位置づけにはしてほしくない。強者にも弱者にも、「努力の上に平等に成り立つ知識」でないといけないと思っている。本当に苦しい時のために使うものを、自分の、自社の、利益のために利用するなんて。逃れた税金の額じゃなく、そのお金の使い道を末端まで見ようとしたことはあるのか、と腹立たしい。「大企業」への入社を目指し必死に頑張る学生の気持ちをどう見ているのか。 「正直者が馬鹿を見る」で構わない。ずるい生き方は心が気持ち悪い。そんなことを大っぴらに言えるようになったのも、きんそくフィロソフィのおかげだ。真っすぐ誠実に、自分に厳しく周りに優しく、私たちが忘れないように何度も何度もたくさんの時間を使って説いてくださる。それが一番の「敬が怠に勝っている」ところだよなぁ、と代表を改めて凄さを実感した。代表の背中を見ている私たちも怠けられない、そんな先輩の背中を見る後輩も怠けることを覚える隙は無いと思う。とても良い循環がきんそくにはある。心がぴかぴかに磨いてきらきらの笑顔で働く「本当の中小企業」の姿を、ずるい考え方しかできない大勢の経営者たちに見せつけたいと思う。

和歌山支店 管理部 M.I
テーマ:『敬、怠に勝てば吉なり』
 
きんそくに入社させていただき丸10年が経った。アルバイトとして入社し社会経験というのも学生の頃のアルバイトでしか経験が無かった私は毎日現場に助手として行き班長が元請業者の方にきつく言われているのをよく見ていた。他業種の職人達は元請業者の方たちに強くものを言い、ため口で喋る人も多く「なぜきんそくだけ」と班長はよく我慢できるなと感じた事を思い出した。社員になりフィロソフィや致知に触れ、また奥野代表、役員の皆様に学ばせていただく中で我々は仕事をいただいている立場であり、敬を持って仕事をこなすという事を当時から教育されていたのだなと、きんそく社員のそういった姿勢が今の業績であったりリピートに繋がっていると思う。良き習慣、教えを日々いただけている事に感謝し日々の業務に取り組みたいと思う。

和歌山支店 技術部 K.K
テーマ:『チームづくりの要締は人間学にあり』

中学生でも高校生でも社会人であっても、人生において共通していえる事、人間力の向上が何よりも大事であること。仕事においても、傲慢にならず常に謙虚な気持ちで取り組む事で小さな変化に気が付くことができ、仕事の効率もあがるのだと感じた。 若い子は自己肯定感が低いと書いてあったが、私も若くはないが自己肯定感は高くないと感じる。しかし、ネガティブになったりマイナスの言葉を口にすればもっともっと自己肯定感は低くなり成長する事ができないということを研修や木鶏会を通じて知る事が出来た今、考え方を改めて日々過ごすようにしている。そんな中、子供たちにお互いのいいところをほめあうようなアウトプットする機会を与えているというのを読み、考えるだけでなく実践する事の大切さを改めて感じた。先日、特に自己肯定感の低いうちの次男が学校の帰りに駅で白杖を持った人が困っていたから助けてあげたのだと話してきた。知らない人に声をかける事なんて今まで絶対にできなかった子が勇気を出して手を差し伸べた姿を想像したらそれだけでも成長したなとうれしくなった。ホームで別れ際にたくさんありがとうと言われて照れたと言っていたが、その顔はとても誇らしい顔をしていたのを思い出し、これがアウトプットする事の重要性なのかと感じた。小さな事を自信にして次にもまた小さな良い事をして欲しいと思った。仕事もそれ以外の事であっても、自分ひとりでできる事は人生においてほとんどない。不平不満ばかり並べるのではなく、常に周囲に気を配り、感謝し、日々こうして働ける事にも感謝し 謙虚な気持ちで業務に取り組んでいけたらと感じた。

東京営業所 営業部 A.O
テーマ:『敬、怠に勝てば吉なり』

現在広報のお仕事だけでなく、新しい事に挑戦させてもらう機会を頂いている。私は、人前で話すのが苦手で滑舌も良くはない。だが、話す事の苦手意識を無くし、新卒採用の力になりたい。その一心で代表とお話する機会を頂き、会社説明会のメインで話す役割をさせて頂く事になった。もちろん不安があるが、何百回何千回と練習を重ねていく覚悟は出来ている。代表から借りている本の中で、『「販売員」から「アドバイザー」へ』と言う言葉に出会った。これは会社説明会にも役立つと思う。学生さんが下調べすれば分かる事を伝えるのではなく、見えない部分・知らない知識を提供できるアドバイザーになりたい。先日、大学三年生(インターンシップ)の方と意識的にお話をするようにした。学生さんの思考、就活に対する想い、沢山の不安が伝わった。社会人になるという覚悟、葛藤忘れていた事を思い出した。インターンシップ最終日、「来てくれてありがとうね!頑張って!」と伝えると「笑顔でありがとうございました!こんなにも楽しかった会社は初めてでした。」と言って下さり、お手紙とお菓子を頂いた。お手紙を頂いた時に嬉しくて泣いてしまった。「不安」から「楽しい!」この感情になってもらえた事が本当に嬉しく思う。きんそくというよき人に出会える第一の入り口をつくりたい。強くそう思う。その為には先人から学ぶよき教え、よき言葉にこれからも出逢い、学生さんがワクワクするような会社説明会にする。自分の殻を破る為にも挑戦させて頂く機会に感謝し、いつかは学生さんに 私の体験談としてお伝えし、一人一人持っている殻を破るきっかけになれればと思う。

広報室 K.O

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