イベント情報

致知11月号感想文 木鶏会

2022年11月14日
テーマ『運鈍根』

今月の「致知」特集のテーマは「運鈍根」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『運鈍根』

参加しているボランティアの会で知り合った同年代の女性から癌が見つかり治療がこれから始まるんだという話を聞いていた。衝撃と私の世代もいよいよこの疾病が増えてくるのかとやるせなさを感じたことを覚えているが、その後すぐに始まったコロナ禍により会や交流自体も止まってしまい、本当に失礼ながらその方のことをすっかり忘れてしまっていた。そしてこの秋、再開された会にその女性が元気に参加されていたと友人が歓喜の声で報告してくれた。なんでも名簿リストからその方が参加していることはわかってもどの方か探してもわからなかったらしい。きれいに痩せて以前よりも服装が明るく快活でイメージすら変わっておられたから。聞くと手術のために少し痩せたほうがいいという医者の言葉に従ってダイエットに励み、無事に手術も成功し、療養にも努め、寛解されたそうだ。運鈍根、この言葉を聞いたとき彼女のことをすぐ思い出した。大変な治療、しかもコロナ禍では不安も大きかったに違いない。見事に病に打ち勝ち、生活を楽しんでおられる様子、また健康を取り戻した後もその体力や時間を惜しみなく他の人のために使っておられる生き方に心を打たれた。同じ時間、私はどう過ごしていただろう、忙しさにかまけてただ過ごしていなかったか、努力を惜しんでいなかったか、 自分のことばかりでなく周りの人にも思いを傾けられていたか、考えさせられた。平安な日々も鍛錬を怠らず、避けられない逆境が来たとしても立ち向かっていけるよう内面の強さを培いたいと思った。

本社 技術部 小倉

テーマ:『運鈍根』

今回この作品「運鈍根」を読まさせていただきました。この言葉を自分自身に置き換えて考えてみました。「道」自分の叔父の測量の手伝いから測量を知ってから高校、専門学校を経て建設会社に入社しました。その後会社が経営不振の為つぶれてしまいましたが縁があってきんそくに入社させていただきました。何の取り柄のなく学もなかった自分が叔父の影響や学校の恩師、両親のおかげで測量に出会いきんそくに巡り合えました。かなりの縁と運に恵まれた結果だと思ってます。「純」叔父の仕事で測量に関わってから測量という仕事の楽しさに触れ測量業に関わりたいという気持ちで高校、専門学校など測量関係の道に進み今現在測量の仕事をさせていただ いています。「根」上に書きましたが自分は取り柄も学もない男なので数多くの間違い、失敗を繰り返しています。そのたびに多くの人に迷惑をかけています。叱責も多くいただきました。そのたびにへこみ落ち込み音を上げそうになりました。しかしそのたびに思うのは叔父や両親、恩師のことそして自分の根本「測量が好き」という事実を考え立ち直ってきました。世間のニュースなどを見ていると仕事を好きになれない人や嫌なことがあると仕事をすぐに辞めて違う仕事に就職しようとする人のことを聞きます。自社でも測量業であるため肉体的にも時間的にもしんどい部分があるので残念ながら辞めていく人が少なくありません。自分は取り柄も学もない男ですが運と縁に恵まれこの場にいさせてもらってます。測量が好きだという一念のみで長年仕事もさせていただきました。仕事を好きになる。それから興味をもつ。そしてそれに打ち込む。それから感謝すると仕事が辛くなっても乗り越えられる。継続は力といいますが自分が仕事を続けれたこの思いを会社の人や今後入社される後輩に伝えられたらなと思います。

本社 技術部 松浦

テーマ:『運鈍根』

物事を成していく上で欠かせない三条件である『運・鈍・根』という言葉を初めて聞いたが、最近実感した出来事があったと気付かされた。私は2022年の目標として資格を2つ取得することを設定していた。5月に割と合格率の高い資格に挑戦して取得出来た。次はもう少し難しい資格に挑戦したいと思い、10月に受験した。10月の週末は営業会議、友人の結婚式とスケジュールがほとんど埋まっており、 厳しい状況であった。それに加えて10月の初めに受けた模擬試験もあまりいい結果では無かった。駄目かもしれないと思ったが、とりあえず最後まで出来る事をやろうという気持ちで会社に行く前に勉強の時間を作る等自分なりに諦めず工夫をした。結果的に合格することが出来た。今思えば「運・鈍・根」の条件が重なっていたのだと思う。特に家族や 友人が応援してくれたというのが運に恵まれていたと感じる。今回の経験から周りに感謝すること、諦めずに最後までやり切れば自分が 思っている以上の結果が出ることを学んだ。仕事においても自分の実力以上のことが成せるように粘り強く諦めず取り組みたい。

本社 営業部 大谷

テーマ:『運鈍根』

運・鈍根、この三つは人が成功するための必須とのこと。捉えどころのない運に立ち向い、目標に向かって粘り強く、何があろうがへこたれず続けることが肝要のようである。運と言えば、例えば、長男で生まれるか次男で生まれるか、小中高でどの先生が担任になるか、会社の異動でどのグループに配属になり、誰が上司になり、どんな仕事が割り当てられるか等々、その時々であちらのが良かったなあと考えたことがあった。長男とか次男はどうしようもないが、会社の仕事は合わなかったり、他にやりたいことがあれば自分で変えることをこれまでの人生で学んできた。今の私の主な仕事は経理・会計関連の事務作業の自動化支援であるが、きんそく入社時は別の仕事をしていた。ある時、北村さんからちょっとした会計データのエクセルでの自動処理を依頼されたのが始まりである。以前の職場では特殊なツールを用いた技術的なデータ処理が主で、会計データを扱うのは初めてで、エクセルもあまり使ってなかったし不安だった。しかし、北村さんから次から次に追加の依頼を受け、 一生懸命考えて応えていき、喜んでもらってやりがいを感じられ、こういう分野でも自分のスキルを活かせると思えるようになった。きついこともあるが、このようになる機会を与えてくれた北村さんには感謝である。

本社 管理部 西田

テーマ:『運鈍根』

それは今年の3月の終わりごろ、不運にも私はうつ病になった。本来ならば今年1年間は完全に回復するまで休職するように、病院の先生から忠告された。 同じく8月終わりごろのことであった。しかしそれでは、表面的ではあるものの、きんそくを退職する手続き取らなければならない。そこから復職することはいばらの道だ。そのような状況であった。ならばここで腹をくくり、10月に復職しようと、家族と病院の先生との話し合いで決意した。幸いにも復帰した私を、代表をはじめ、多くの人が歓迎してくれた。そして少しずつではあるが、仕事を与えられ、自分が輝ける機会を得ることができた。それだけ私のことを、みんなが受け入れてくれたという事実に気付かされた。まだ捨てたものではない。どんな逆境であってもそれにに立ち向かい、その中で自身を切磋琢磨する。自分を迎え入れた人々に対して誠実になるように、日々、工夫と努力をする。そうした中で、己の道を切り開けるようになりたい。

本社 管理部 西本

テーマ:『運鈍根』

人間として生を受けたことに運を感じる。とんでもない確率で両親のもとで生まれた。それ自体が幸運だ。世界では戦争が起こっているところもあるのに日本で平和に安心して毎日暮らせていることも運、当たり前なことではなく本当に有難い巡り合わせだ。私は運に恵まれていると思う。それから仕事をしている中で鈍と根が経験できたなあと思えることがある。アメーバ資料の作成です。最初、経費が誰が使ったかがわからず請求書の押印名を頼りに連絡を入れ確認したり手作業が多く毎月大変時間がかかっていました。毎回同じことを聞いたり正直逃げ出したくなったこともあった。しかしアメーバが浸透し周りの方の協力もどんどん増え請求書や立替精算書などにどこのグループが使ったかが記入されるようになった。書かれていた時、驚きと嬉しさがあった。諦めずに続けてきて本当によかったと思う瞬間だった。何よりみんな の意識がここまで変われたのはきんそくみんなの人柄なんだなと思います。今ではこちらが聞くことはほぼ無くなりました。これから新しいことに挑戦していく中で努力と根性を忘れずに粘り強く続けていきたいと思います。

本社 管理部 北村

テーマ:『運鈍根』

成功するためには、幸運に巡り合うこと、根気のよいこと、ねばり強いこと。きんそくで広報をさせていただき、成功を掴むためには粘り強さと根気強さが大切だということを強く感じる。地道にコツコツと積み重ねることで、見る人が増えたり、検索で上位にあがったりと、成功に近道はない。今すぐに始めることが一番の近道であることをきんそくで学ぶことができました。10月から広報に花菜さんが加わってくれました。今までは一人で作業していたことを一緒にやっていただくことで、私に今までになかった”時間”を与えてもらっています。その時間に私は今まで出来なかった作業や、次の計画などを考えることが出来るようになりました。作業を任せることで、奥野代表が常々おっしゃられている役職に合った仕事が出来るようになってきました。今まで業務に追われて「こんなことしたいな~」と思うだけだったのが「どうやってする?」と前向きな考えを持てるようにもなりました。そしてまた新たにプロジェクトも動きだしました。まさに、粘り強さと根気強さが大切な業務となります。今月のテーマでもある”渦の中心”となり、きんそくの仲間を巻き込みながらこのプロジェクトを成功へ導いていきたいと心から思います。

本社 商品部 日高

テーマ:『「365人の生き方」のドラマが教えるもの』

粘り強さ、根気、根性。先月、プラットフォーム化について、本社で福田役員、 濱野GLからお話を伺う機会をいただいた。プラットフォーム化において、一番気がかりなことは人材育成のことだった。働き方が多様化している中で、いかにお互いにプラスになる働き方を選択できるか、東京営業所の今後の方向性を考える上で、大きなヒントを持ち帰ることができたように感じる。自分自身が1日1ポイントを稼ぎつつ、新しいことを覚えてもらうことは簡単なことではない。心に余裕がないと、きちんと伝えることもできなかったのではないかと、反省する日々だ。自分自身が新しいことを覚えることが得意ではないのだから、自分が覚えるまで根気強く教えていただいたことを今一度思い出そうと、この対談を拝することで過去を振り返ることができた。私が覚えるまで根気強く教えてくださった方々に感謝するとともに、人材育成において、決してあきらめないこと、根気強く伝えること、今の自分に必要な心構えに気が付くことができた。粘って粘って、東京営業所の内業班を、強い組織にしたい。

東京営業所 技術部 髙橋

テーマ:『運鈍根』

営業において根気に似た様な信念が必要だと思いました。社内でロープレを安部次長の下指導して頂いている時お客様の求めている事や自分が売り込みたい事が話せていないと実感いたしました。建方キングで言えば、システムの機能を言う事はできるが何が良くてお客様に売っているかという説明が出来ていませんでした。それは商品の何が良いかを伝えたい信念が無いからだと気が付きました。是非お客様の為にこの商品を売りに来ましたの”是非”と言える信念が無いつで言葉も弱く何よりお客様の心に響かない。お客様の事を思い続ける事、商品を深く知りこれだと言えるアピールポイントを考え抜く根気が必要だと感じました。商品の良さを考え抜く事は1人でも出来ますが、お客様を知る事は、実際に話してヒアングするしかありません。言葉を聞くだけではなく反応も感じとり受け答えできる営業マンになりたいです。

東京営業所 営業部 津田

テーマ:『運鈍根』

「運」と聞いて思うことは、きんそくで働けることになったご縁が好運であったなと思います。仕事探しをしている時、なかなかうまくいかず、面接にも落ちる日々。特筆した資格もない私は 「もう簡単な方に進もうかな~」と考えていると、ハローワークのスタッフの方に「もう少し頑張って探してみてからでも遅くはないよ」と鼓舞されました。その後すぐ、そのスタッフの方と見つけたきんそくに応募し、働けることになり、その方には感謝しています。まわりの方々が優しくたくさん教えてくださり恵まれた環境で働けているこの「運」を逃さないように、素直、謙虚、努力を忘れず日々頑張りたいなと思っています。

東京営業所 管理部 鬼頭

テーマ:『「365人の生き方」のドラマが教えるもの』

私の主人の勤務先は、いわゆる町工場です。2年程前、コロナ禍で会社の存続が危機的状況になり、会社が生き残るために挑戦したのが半導体事業でした。ミクロンの世界での精密な設計から様々なことが一からで、事業が軌導に来るまでの1年間は、試行錯誤の毎日で寝る間も惜しんで働き、家族との時間もなくなり、いつか倒れるのではないかと不安で寂しくも感じる日々でした。主人は追い込まれ ても中途半端な物は作りたくないと言い、何かに取り憑かれているようでした。後にお聞きしたのですが取締役の方と主人は、毎日のように意見が衝突していたそうです。まさに運純根の人だと思いました。ですが、運純根の人の家族や周りの人は大変なんだなとも思いました。今も需要に供給が追いつかない日々ですが、日本を支える事業に少し携わっている主人を誇らしく思います。主人を見習い日々仕事に励みたいと思いました。

和歌山支店 技術部 澤良木

テーマ:『運鈍根』

「運が悪かった。」10代の頃はこの言葉を多用していたように思う。それはタイミングだったり進め方だったりと、上手くいかない原因は自分自身にあったのだが、あの頃は悪い部分を自分の中から探すなどと考えずらしなかった。つい先日、ニュース番組を一緒に観ていた娘が、「簡単に楽に大金を稼ぐとか、そんな考え方をする人がまだいてるんや。」と 呟いた。その言葉に、娘が真っ当な考え方ができる人間に育ったことを実感し、安心した。私の経済面を考慮して、娘は進学を諦め就職したこともあり、いつかお金持ちになるという気持ちを思い抱いても仕方ないと思っていた。本当は大学で陸上競技を 続け、実業団に挑戦したかっただろうが、娘から恨み節を言われたことが無い。息子だけが進学した時も、入学祝いに必要なノートPCを買ってくれた。運という巡り合わせをきちんと受け入れ、その中で真っ直ぐに先に向かって進んでいる。私には過ぎた娘であると感謝している。 そして今年から、娘は地域の小学生のアスリートクラブの指導員のボランティアを始めた。彼女が陸上競技を始めるきっかけとなったクラブだ。 今ある境遇の中で、大好きな競技への関わり方を見つけ、更に審判員の資格取得を目指し始めた。腐ることなく素直に生きる姿に息子も密かに憧れていることを、娘は知らない。母親業も22年が経過した。育児は「鈍」に尽きるのかもしれない。余所見する暇も余裕もない。その分ちゃんと育つと、今大変な思いの中子供に向き合って一生懸命なパパとママに伝えたい。あなたたちの愛情は少しの狂いもなく子供に届いていますよ。ずっと未熟で、今なお至らないままの母の元でもこんなに素敵な子供達でいてくれたから、胸を張ってください、と。

和歌山支店 管理部 今里

テーマ:『運鈍根』

忘れもしない2017年11月きんそく建築の子会社化が決定し、正社員にして頂いた。その数ヶ月前に離婚するので退職させて頂きたいと申し出た私に、「環境が変わって 仕事も変わって一気に色々変わるのは大変だろう。社員にならないか」とお声がけ 下さり代表面接のためのフィロソフィ教育をして下さった今中部長のおかげで今があるのだと思う。事務所が変わってからは今までしていなかった業務を理解し覚えることに加え新たにルールを決め、新規基本契約、管理部業務等と目まぐるしい日々だった。土木と建築では異なるということすら分かっていなかった私は社内で解決しないことは社外にどんどん聞いて教えて頂くしかなかった。所長には「そんなことも知らんのか」と言われ「申し訳ありません。経験が不十分なので全く分からないんです。教えて頂けませんでしょうか」と言うと 「しゃーないなぁ」と笑って教えて頂け、そのうち 電話をすると「おっ、小五郎やん」と言われるようになった。運・鈍・根を十分に 兼ね備えているとは言いがたいと思うが、この巡り会わせを十分に生かせるよう、今後も粘り強さと根気、根性は忘れないよう大切にしていきたい。これも全てきんそく 建築で業務をして培ったもので今後に生かせる経験だと思う。

本社 営業部 桂

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