イベント情報

致知7月号感想文 木鶏会

2022年7月15日
テーマ『これでいいのか』

今月の「致知」特集のテーマは「これでいいのか」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『国語を忘れた民族は滅びる』  
正直言って学校の国語の授業は嫌いだった。登場人物がどう感じたかの設問に対する私の答えは大概×で、どう感じたかの答えを型にはめられるのが嫌いだった。でも、本を読むのは好きで、これまでいろんな本を読んできた。今回の記事にある読書を通じて日本の心に目覚める学生たちの部分を読み、学生たちの考え方の変化に驚くと共に、読書を通じて作られる心に共感するものがあった。20代前半、70代の友人ができた。タンザニアでの2週間の植林ボランティアで、一緒に作業し、酒を酌み交わし、様々な話をした友である。元新聞記者で、沢山の本を読んでおられた方だった。社会人なりたての私は、仕事の悩みをよく相談した。すると手紙と共にご自身の蔵書から、よく本を送ってくださった。物語や人生論など様々な分野だった。当時の自分が手に取らない分野ばかりだった。その本を読む事が、悩みの解決と言うよりも多様な視野を持つ事を教えてくれ、私の心を変えてくれたのだと今は思う。読書=国語は、自分の今置かれた世界だけの価値観ではなく、さまざまな価値観を知り、客観的にもの見る機会をくれたのだ。記事の中の学生たちのように、読書とは人生の糧になるものだと思う。これからも沢山の本を読み、人生の視野を広げて行きたい。
技術部 米倉
テーマ:特集総リード『これでいいのか』  
7月11日無事にきんそくグループのホームページを新しく公開することができた。代表に昨年の夏に変えたいと相談し、ここまで約1年の道のりだった。前回のホームページは私が広報になった2017年に変えた。やり方も分からず全て業者任せだった。今回はきんそくの体制も大きく変わり「プロジェクト化」して進めることができた。自分に足りない所は、他のメンバーに力を貸してもらった。自分の描いている『こんなのが創りたい』を今までは”無理やん”と諦めていた。でも、仲間のおかげで描いたイメージ通りにどんどん形になって出来上がっていく過程がとても楽しかった。きっと、プロジェクトリーダーである私が「これでいいや」と諦めていたらそこで終わっていたと思う。でも、そんな中途半端な想いだと「プロジェクト発表会」で見透かされたと思う。毎月のプロジェクト発表会で叱咤激励を受け、いろんなご意見を頂き「プロジェクト化」することの意味が分かった。ホームページは公開したから完成ではない。そこからがスタートだ。日々更新し中身を充実させ、見た人にとって有益のあるページにしなくてはならない。広報として「これでいいのか」と追及し、「このままではいけない」と日々改善と工夫を積み重ね続けていきたい。

商品部 日高
テーマ:『働き方改革から働きがい改革へ』  
昨日、参議院選挙直前、遊説中に安倍元首相が銃弾により亡くなられるといった衝撃的な事件が起こりました。致知の特集「これでいいのか」で、目を覆いたくなる事件が頻発している「内憂外患の時である」と書かれているのを読んでいた時です。内憂は人心が病み、衰弱していることに尽きるとも書かれています。日本の企業の意識調査で「熱意あふれる社員」の割合がわずか5%という数字には愕然とします。最近、NTTが一部の社員を自宅勤務を基本とし、出勤することを出張扱いにするとか、パナソニックが週休3日制度を模索するなど「働き方改革」を進めていくニュースを耳にします。重要なことは「働き方改革」=「働きがい改革」になっていくのかだと記事を読んでいて思います。私は今シニア社員としてきんそくで働かせていただいています。この年令になり思うことは、働くことで人として育ててもらい、働くことで多くのことを学んでいるということです。自分の未熟さや至らなさを知り他の社員さんからたくさんのことを教えてもらっています。まさに「働くことは人間にとって最も深淵かつ崇高で、大きな価値と意味を持った行為である」という稲盛氏の言葉に納得します。松下幸之助氏が仕事の提案に対して、「その仕事は世の中のためになりまっか」「その仕事をやって、あんたはウキウキしまっか」そして「儲かりまっか」の三点を問われると読んだことがあります。仕事に対して「ウキウキする。ワクワクする。」ことができれば、熱意は高まり仕事が楽しくなる。その姿を次世代に見せ、また家族、子どもたち見せていけたら、エネルギーを仕事に向ける心に引き継いでいける。そのような改革が実現していくことを願うばかりです。
営業部 清水
テーマ:特集総リード『これでいいのか』  
「これでいいのか」は「このままではいけない」という締めの言葉が響いた。最近、私の身の回りでは、あまりよくないことが続いている。5月の末、住んでいるマンション内の駐車場で、管理人さんと私自身双方の注意不足で、自損事故を起こしてしまった。誰にも怪我無く済んで不幸中の幸いだった。6月に入り、原因不明の蕁麻疹に悩まされはじめ、一時は外出もままならず、テレワーク対応をして頂いた。薬のおかげで、ずいぶんましにはなってきたが蕁麻疹は今現在も続いており、相変わらず痒みに悩まされている。そして一番の悩みの子供の行動。学校へ別室登校はしているものの不登校気味の我が子は、一人留守番をすることが多々ある。今まではそうしてきたのだが、最近、衝動が抑えられないのか、問題行動が多く自宅に1人にできなくなってきた。そうすると、必然的に私は出勤できないことが増えてきた。そんな時、北村さんや榎阪部長がテレワークを認めてくださったり、車通勤の交渉をしてくださったり。時には「聞くことしかできないけど」と話を聞いてくれたりして、とても良くしてくださって感謝してもしきれないくらいだ。子供の事はもって生まれた特性だから、こちらが変わるしかない。「このままではいけない」と感じているからこそ、感謝を行動で表せるよう、出社しているときやテレワークで仕事をさせていただいているときに、全力で仕事をし、皆さんの助けとなれるよう働いていきたいと思う。
管理部 清水
テーマ:『働き方改革から働きがい改革へ』  
本書を読んで感じたことはきんそくは働きがいのある会社だと改めて感じることができた。それはきんそくでは「やらされ仕事」ではなく「やりたい仕事」と捉え日々の業務に励んでいる人がほとんであるからである。なぜそのように感じるのかといえば和歌山支店での先輩たちはお客様に対してどうにか満足してもらいたいという気持ちがヒシヒシと伝わるからである。クレームを出してしまったときにはどのように改善したら今後満足してもらえるのか水平展開。売り上げを上げるにはどのように対策を取ったらいいのか毎週検討しています。これは「やりたい仕事」と思える人にしか私はできないと思う。やりたい仕事として働いているので先輩方の1人当たりの生産性は高い。しかしながら昨今の社会情勢で更なる生産性を上げて仕事をしなくてはならないのも否めない。時間短縮につながるものがあれば支店内で活用していきたい。
和歌山支店 営業部 山本
テーマ:『働き方改革から働きがい改革へ』  
業務の中で、恩の連鎖を実感するできごとがあった。杭の注文を頼まれたのだが、月曜日に予定している現場で急達必要になったそうだ。しかし、頼まれた時は金曜日の14時。いつもの材木屋は、配達は通常午前中に行われる。しかも最近は杭を注文すること自体少なくなっている上、今回の注文量はたったの2束。ダメ元で電話し、最短の配達はいつになるか聞いてみた。受け付けの女性は「確認してきますね。」と言い、すぐに「今日中に届けますね。」と言ってくれた。月曜日に必要だと伝える前だったのに。「ありがとうございます!助かりました。」と返すと、「喜んでいただけて良かったです。」と一言。その言葉に胸がじんわり温かくなり、残りの業務も頑張ろう!という気持ちに自然となっていた。「私もこんな風にお客様を感動させられる仕事をしなくては」と、その後はいつも以上に丁寧に確認・チェックをする自分がいた。研修で代表が仰っていた「感動させる」ことの偉大さを身をもって実感し、同時に日々の業務の中にも小さな幸せが転がっていることを、たくさんの人に知ってほしいと感じた。フィロソフィ研修を重ねることで、「足るを知る」ことが改めて身についたように思う。それまでは頭では分かっていた。でも心では分かっていなかった。今では自分の中にきちんと浸透していると実感できる。何か大きな出来事があったわけではなく、研修を重ね、木鶏会を続けることで、心が少しずづ成長できたのだろう。それは一攫千金を狙っていてはいつまでも手にできない、一生ものの財産だ。そしてこれからもその財産を大きくし、もっともっと綺麗に磨いていかなければならない。きんそくに出会い、きんそくで働けて良かったと思う。この喜びや楽しさを新卒採用業務でも発信していきたい。
和歌山支店 管理部 今里
テーマ:『働き方改革から働きがい改革へ』  
経済成長は止まり、給料は下がり、希望が持てず、世界競争力は31位。熱意あふれる社員の割合は僅か5%、経済成長率は1.3%と衰退を続ける日本経済。企業の99.7%が中小・零細企業である。デフレ不況が中小企業問題の根幹にあり、デフレ脱却の政策が重要となる。しかし、グローバルスタンダードを地方銀行にまで落とし込むことはしないでほしい。労働観のなかで大切なバーパスとパッションが失われ、ワークハードの姿勢で打ち込むことができなくなる。毎日の宿題に追われ、時間が取られてしまって、自分流の勉強ができない。仕事の消化に追われ、合理的な処理方法を見つけられない。だからこそ効率よく勉強したい。能率的に働きたいこれがゆとり教育であり、働き方改革の根本である。家庭の事情で学校へ行けない、会社へ行けないという問題はメディアでも繰り返し取りあげている。ワークライフのライフとは仕事と家庭の問題をやり繰りすることであり、日々の生活の余暇などと勘違いされては困る。働きがいがあっても働けないのである。だからこそ働き方改革が必要なのであり、多様な働き方を選択できる、ワークハードの できる社会を実現してほしいのである。
北陸営業所 技術部 鈴木
テーマ:特集総リード『これでいいのか』  
ここ最近、よく考えていたことだ。特に、スマートフォンとの付き合い方は、私たちから大事な時間を奪い、大切なことを忘れさせているのではないか、とここ最近考えさせられる。私の娘は食物アレルギーがある。そのため、約2ヵ月に1度、病院で負荷試験の日帰り入院がある。その日の小児科の待合室では、いつも気分が重くなる。大人たちは皆、スマホを見つめいるのだ。熱を出している子が親に話しかけているのを無視してスマホを見ていたり、黙らせるために小さな子にタブレットやスマホを渡している。それを見ると、いつもなんとも言えない、悲しい気持ちになる。さらには、食事に行っても子どもに話しかけるのではなく、スマホを見つめている。保育園のお迎えに行っても、園庭で遊ぶ子どもたちを見ることなく、スマホを見つめている。本当に、これでいいのだろうか、いやこのままではいけない。子どもの記憶に残したいのは、ニコニコと語りかける親の顔か、それともスマホという小さな箱を見つめる親の横顔か…。2ヶ月程前から、朝スマホを見る5~10分の時間を、以前の木鶏会推薦記事にあった「1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書」の本を読む時間に変えてみた。1日を始める時の気分が、まるで違う。日々の習慣を変えてくれた。気づきを与えてくれた木鶏会に、きんそくに、感謝の気持ちでいっぱいだ。
北陸営業所 管理部 尾田
テーマ:『伝承する』  
私がきんそくに入社させていただくことになった時、主人にこの会社で慟かせてもらうことになったと報告すると、主人はすぐにHPを見てフィロソフィがあること木鶏会をやっていることを知り、すぐに応援してくれたことを覚えている。なぜなら主人も新卒で今の会社に入社して以来20年以上独自の稲盛イズムのフィロソフィ教育を受けているからだ。私は入社する前は、木鶏会がなにか、フィロソフィ教育がなにかも知らなかったし、入社して最初の研修などは、緊張が先に立ってうまく教えを血肉化できていなかったと振り返って感じる。しかし、少しすると代表の仕手に対する情熱や社員に対する愛を研修や朝会のお言菜ですごく感じるようになった。先日も、東京営業所にいらっしゃった代表は、真っ先に新入社員の男の子の体調を気遣い声をかけられていた。そして、まさにこの特集を読んでいた時、単身赴任先の主人が「こっちの人は仕事に対する情熱が感じられない、だから、仕事がとてもつまらなそうだ。こっちの人にもフィロソフィ教育かできたらきっと考え方がかわって情熱をもって仕事ができると思うんだけど」と話していた。主人は経営者ではないから自らが情熱や志を高くもって仕事をする姿を見せる事でしか情熱や志を持つことの大切を伝えることはできないともがいている。そんな姿をみると、情熱や志を代表自ら社員に伝えていただいている今の環境がとてもありがたいことだと感じたし、代表の言葉によって自らも情熱をもって仕事に取り組むことができるようになった事に感謝し、成長し続けたいと感じた。
東京営業所 管理部 大山

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