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致知5月号感想文 木鶏会

2021年5月15日
テーマ「命いっぱいに生きる」

今月の『致知』特集のテーマは「命いっぱいに生きる」です。コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。
 

社長推薦優良感想文

テーマ:『苦節十三年 箱根駅伝日本一への道』
 
今年の正月、多くの方と同様、箱根駅伝の逆転劇をリアルタイムで見たが、大八木監督の「男だろ!」の喝は、特に印象深く耳に残っている。選手を信じ、まさに大逆転を確信した瞬間であったように感じた。そこには、普段から寝食を伴にする学生の一挙手一頭足から、その日の調子をキャッチし、「ここまで行ける」と感じた監督からの「ムチ」であったのではないか。監督と選手、社会で置き換えれば、上司と部下、それぞれ相互の信頼関係という言葉では言い尽せない強い絆がそこに見られる。大八木監督の言葉から目指すべき高い目標を持ち、その達成の為には、既成概念にとらわれず、可能性のあるものは、積極的に取り入れ、新たな成果を生み出そうとする姿勢が半端ではないことがよくわかる。同様にやけどするくらいの情熱と高い志を持って社員を牽引するきんそくの社風も二流国への凋落の道をころがり落ちる我が国の中で長いトンネル、暗闇の先を指す羅針盤であると確信する。最後にその一員として「命いっぱい」とは、烏滸がましく申せないが「精一杯」の努力は続けていきたい。
 
経営企画本部 商品企画室 山田
テーマ:『苦節十三年 箱根駅伝日本一への道』
 
私は偉大な人々で溢れているこの世界で、いつも自分は何と小さな存在なんだと思ってきました。小さな存在ですが、それでも自分には社会に何か役割があるはずだと思っています。この思いは私を謙虚にさせ、驕りのある心にならないようにさせます。一旦驕りが心に根ざせば、これ以上成長はできないし、全てのことが腐敗すると知っています。成功に溺れると、甘えや驕りにつながるという大八木氏の言葉から、これが私が理解したことです。成功とは歩き続ける旅だと思います。成功に行き止まりはないから、成長をやめた心は置いてきぼりになってしまい、どこへも行くことができません。一番への道は簡単ではありません。それは強い人だけが完走できる、休憩なしで走り続けるようなものです。しかし私は一人ではありません。 私はお互い支え合え信頼できる仲間、組織にいます。私がつまずけば、一番への道へ着くまで頼れると知っています。
 
経営企画本部 商品企画室 アンドレ
テーマ:『誰かのために生きる時、人間の命は輝く』
 
対談を読み「どこまで人を許せるかをテーマとして生きる」が心に残った。私は小学生の頃、犬を飼っていました。子犬が産まれたから引き取ってほしいと兄が友人からもらったきた、真っ白な柴犬でした。賢くて、可愛くて家族みんなで可愛がっていました。その日もいつもと同じ朝でした。いつものように私が散歩に連れて行きましたが、一緒に家に帰ることはできませんでした。家を目の前にして、宅急便の車に轢かれました。その時の状況はショックのあまり覚えていませんが、次の日に宅急便の運転手とその上司の方が菓子折りとお詫びの気持ちとお金を持って謝罪にこられました。その謝罪されている姿がとても痛々しくて、泣きながら「大丈夫ですよ。来てくれてありがとうございます。」と玄関先で言ったことを今でも覚えています。あの時に酷い言葉を言ってしまっていたら、その言葉も記憶も運転手さんにも、そして私自身にも残っていたと思います。あの時に「大丈夫ですよ」と許せる一言が言えてよかったと今だからこそ思える。愛犬が私を命懸けで守ってくれた。そんな大切な命、命いっぱい生きようと思う。
 
経営企画本部 商品企画室 日高
テーマ:『命いっぱいに生きる』
 
“命いっぱいに生きる”というテーマをみて、祖父のことを思い浮かべました。私の祖父は、80歳からパソコンを始めたり、自分の夢は本を出すことといって自分の句集を出す様な人でした。そんな祖父は亡くなる直前まで排句を作り続けていました。字を書くのもままならないくらい手に力が入らない状態でもガタガタの字で書かれた句がたくさんあります。そして月に一度排句の本に投句することを楽しみにしていました。正直読めないような字を一字一字辞書等で確認しながら、清書するのが私の役目でした。亡くなる1週間前熱も出てしんどいはずなのに締切があるからと排句を作っていました。そんな祖父をみて私もこんな風に生きたいと思いました。今の私は、やりたいことも何かと言い訳をしてやらなかったりしています。そんな時は全てが上手くいかないような気がします。今月の月間デーマの”常に明るく前向きに”を心掛けて、言い訳せずに精一杯物事に取り組んでいきたいです。そして私も祖父のように死ぬ直前まで全力で生きて、自分の人生に悔いなしと心から言えるような生き方をしたい。
 
本社 技術部 西澤
テーマ:『命いっぱいに生きる』
 
命いっぱいに生きるということは、自分の役割を全うすることだと私は思う。今私の役割は、今期より辻役員が異動されることになり、担当されていたお客様を引き継がさせて頂きました。そのお客様を離さないこと、お客様のベストパートナーであることだと思っています。営業の変更によってお客様にご迷惑をお掛けすることは、人を生かす経営計画書の事業定義で奥野社長から解説していただいた、「苦楽を共に出来る存在」とは程遠いと思います。そのためには、お客様の所へ足を運び距離を近くする。困りごとや不安に思われていることを聞き、まず関係性を築くことが大切だと思います。きんそくの事業は、すべてお客様の要求からスタートする。そのお客様の要求を聞けるのは、最前線である営業マンだと私は思います。「お客様第一主義」で日々の営業活動に尽力していき、何でも相談して頂けるような営業マンを目指します。命いっぱいに自分の役割を全うします。
 
本社 営業部 山名
テーマ:『命いっぱいに生きる』
 
『いっぱいに生きる』と聞いた時、 フィロソフィで学んだ木村浩子さんのことを思い出した。新入社員の時に木村浩子さんの『自分のためにだけ生きるなら芋虫も同じ』という言葉に衝撃を受けた。 当時、一度きりの人生を自分の為に生きないで何の為に生きるのかと思ったからだ。まだ自分の事で精一杯だった私と比べて雲の上の存在のように感じた。このように衝撃を受けてから丸4年が経ち、今なら木村浩子さんの言葉をすんなりと受け入れることが出来る。きんそくで営業事務以外にも多くの仕事を任せていただき、きんそくの仲間のことはもちろん、お客様についても考える時間が増えた。社内で仲間の役に立つには何をすればいいか、どうすればお客様に喜んで頂けるかと自分以外のことを考えるようになった。1日のほとんどは自分以外のことを 考えるようになり、以前よりもポジティブな気持ちに溢れていることに気がついた。人間は自分のことよりも他の人のことを思う方が輝くのだと身に染みる。木村浩子さんのように人のためを思い、行動し、命いっぱいに生きたと思える人生にしていきたい。
 
本社 営業部 大谷
テーマ:『命いっぱいに生きる』
 
父が今、命いっぱいに生きている。病気になってから認知症もどんどん進行し日に日に出来ないことが増えた。当たり前に出来ていたことが出来なくなる。本人も辛かったと思う。でも決して弱音は吐かない。言葉がいつも前向きだ。もう飲み込む力もなく食べることが出来ない。”栄養あるものを食べないと体力つかへんなぁ、肉でも食べようかなぁ”寝たきりの状態でこの言葉が出てくるなんて驚いた。一緒にいた義姉と目が合い思わず笑ってしまった。昨年の冬に余命宣告され、手術をするかQOLを向上させるかの選択で後者を選んだ。本人の意思を尊重し在宅介護をケアマネージャーに相談し続けてきた。訪問看護士さんやヘルパーさんに協力していただき出来ないことを補ってもらった。初めはなんでも出来ると言って拒絶していたが徐々に信頼関係ができ受け入れてもらえた。認知症の症状が進むと1ヶ月前と比べていたのが1週間単位になり最近は1日ごとに状況が変わる。元々食べることが好きなので食べることが出来ない状況が本当にみていて辛い。生きることは食べること。食べれなくても食べようとした形跡が残っている。歩くこともままならないのに台所には皮をむいたりんごが残っていた。今は病院へ移り命いっぱいに生きている。両親からいただいた命、後悔の無いように1日1日を大事に生きていこうと思います。
 
本社 管理部 北村
テーマ:『苦節十三年 箱根駅伝日本一への道』
 
日本一への道きんそくに入社して10年、東京にきて5年がたった。入社した時から比べて機械も環環境も大きく変わっている。入社した時はまだ労務管理もうるさくなく、1年目から16連勤や昼夜通しを経験した。当時の自分はこの業界はそんなものなのだろうと受け入れ慣れていくしかなかった。しかし今は残業規制等、法律も変わり厳しくなった。この変化にうまく対応していかなければ今後生き残っていくことは難しい。いろいろなアイディアを持ち寄り実行に移し挑戦し、反省と改善をもって頑張って乗り越えていかなければいけない。た技術的にも発展がすさまじく、常駐に行っていた時は手書きで角度と距離を控えてすべて手入カをして現況平面図を作図していたのが、は3Dスキャナやレーザードローンで何倍も早くより広範囲を測量することができるようになった。代の流れと共に変化がすさまじい業界だけに安定志向に入らず常に挑戦をしていかなければいけない。
 
東京営業所 技術部 櫻本
テーマ:『誰かのために生きる時、人間の命は輝く』
 
父方の祖母は小さな体で、10人もの子どもを生み、育てた。祖母も同じように2人の子ども亡くしている。末孫だった私は、よく隠居した祖母の元へ行き、 昔話を聞いた。戦争の時、旅館を営む祖父母の元へたくさんの人が逃げ込んできた話。 東京の大学に進学した子どもたちに会いに祖父と東京へ来て、祖父がお酒に酔って大きな声を出して恥ずかしかった話。1歳で亡くなったわが子が、自分の名前の頭文字をひらがなで書けた話。どの話をする時も、祖母は笑顔だった。私は祖母に叱られたことがない。幼い私が何か失敗してしまった時、母は思わず叱ってしまったが、祖母は失敗した私を褒めたというのだ。それから私は同じ失敗をしなくなったと母から聞いた。そして、嫁であった私の母のことを祖母だけはいつも助けてくれたと、母は生前よく話していた。そんな祖母に、母も精一杯尽くしていた。祖母が亡くなる前、母にこう言ったと聞いている。この恩は死んでの後にも忘れないよ。明治から平成まで駆け抜けた祖母の人生の、ほんの一部しか私はしらない。しかし、こうして木鶏会でいろいろな方の人生を垣間見ることで、自分の身近にも、自らの人生の指針となる人がいることに気が付かされることがある。今月のテーマである、常に明るく前向きに生きること、そして、人のために生きること。祖母や母に思いを馳せながら私もそうでありたいと心から思う。
 
東京営業所 技術部 髙橋
テーマ:『命いっぱいに生きる』
 
今回この「命いっぱい生きる」のテーマを読んで、まず感じたのは、自分は今まで、何かを一生懸命に、がむしゃらにやる事を恥ずかしいと感じて避けてきてはいなかったか、という事だ。しかし、小林氏、森氏、平澤氏、坂村氏の言葉を知り、共通して言われている事は素晴らしい人間、一流の人間はみな、誠実で一生懸命な人間だという事だ。例えば、学生時代の合唱を例に考えると、恥ずかしくて小さい声で歌ったり、口を動かして歌っているフリをしているだけなんて人もいたかと思う、そういった事は人に伝染するので、全員がしっかり歌っていない。しかし、一生懸命歌って皆をひっぱっていけるような人がいるクラスば一致団結していて素晴らしい合唱をしていた思う。これは今、きんとくで働いていても感じる。たとえば経営理念や心得の唱和の際、全員が懸命に大きい声で唱和するので自然と
同じように唱和する。むしろ小さい方が恥ずかしい。このように全体が一生懸命になれる職場で働けているんだと感じた。
 
きんそく建築測量 技術部 小椋

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