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致知6月号感想文 木鶏会

2020年6月15日
テーマ「鞠躬尽力」

今月の『致知』特集のテーマは「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」です。コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。
 

社長推薦優良感想文

テーマ:『鞠躬尽力』
 
 人間はどうせ死ぬものである。この「どうせ死ぬのだ」というわかりきった結論を前にして、どう考えるのか。とある。まさに何のために生まれ、何のために生きるのかという人生の永遠のテーマを考えさせられる内容である。どうせ死ぬということは、自分の学び・成長・信念・喜び・悲しみ・全てのことが無駄なのではないかとも感じる。しかし、私達が地球誕生の歴史や人類誕生の歴史を知っていること、先人達の思想を学び共有しているということが、私達がなぜ生まれたのか、なぜ生きなければならないのかというテーマに希望を与えてくれる。自身の学びや成長は、自身の喜びとなり、人生をより豊かにしてくれる。これだけでも生きる意味があると感じられるが、自分の意志や思想が誰かと共有でき、誰かに受け継がれていくかもしれないと思うと自然と背筋が伸びる。吉田松陰のように何の疑いもなく学問に身を投じることができればすごく幸せだろうと思う。私自身、人生の意義は学びにあると感じている。自分に恥じぬよう、学び続けたい。
 
本社 技術部 濱野
テーマ:『鞠躬尽力』
 
 この特集を読んで「学び続ける」ことと「最期には死ぬ」という相反する事実についてよく考えさせられた。今現在、自分という存在は過去から今までを常に学びと成長のくり返しで生きてきた。その大半は意識的なものではないので、その度合いは微々たるものだが、それでも無意識であれ常に自分をよくしていこうという考えが動いていたのは事実であり、今の今までこの特集を読む直前まで「人間はどうせ死ぬ」ということを忘れていたぐらいである。つまり、人間は自然と学びを欲して生きていくもので、健全な人生なのだと思う。こうやって学びで得たものが文明であり、その最高目的は人間人格の発展である。というのもまさに、自分とは関係のない他人へ、自分が得たものを伝え残すという毎日の仕事で行われている日常であることを感じた。死ぬまで全力を尽くすのは、個人レベルでは終わりであるが、後世に繋がれば終わりはないのだと思った。
 
本社 技術部 半田
テーマ:『鞠躬尽力』
 
 最近、班長としての稼動がはじまった。お客様と打ち合わせをして、時間内に作業を終わらせるよう段取りを組み、作業報告をする一連の流れは先輩を数年みていたのにまったく上手にできなかった。しかし、怖がらずに先輩に質問を1つ1つしてこなしていくことで、やっと先輩にどれだけの負荷がかかっていたのかが分かった。自分のできる最善の「分からないことは聞く」ことでなんとか引き継ぐことができた。これを続けて自分のものにすることを永遠に続けることが、仕事であり人生としてのやりがいや達成感につながっていくものなのかもしれないと思った。今コロナウイルスで全世界が大変なことになっているが、今自分にできることをやることが尽力であるし、それを続けることが世の中の足元を照らすことになるのかなと思った。
 
本社 技術部 藤田
テーマ:『鞠躬尽力』
 
 新型コロナの影響で生活様式が変わり、当たり前に出来ていた事が出来なくなった。高齢者と同居し、妊婦である私にとってコロナは不安と恐怖が大きく出産の立会いや面会制限など、まだストレスも多くなっていくと思う。しかし、この危機に対しきんそくは即時にテレワークを導入した。対応の早さに驚いた。そして今も不安の残る中、産休までテレワークで働かせて頂けることになった。これだけ恵まれた環境で働けることは本当に感謝しかない。迅速な会社の動きや働いている人の人格は、社長をはじめ今まで働いてこられた方々の人格の積み重ねの結果だと感じた。自分のことしか考えない人がいる中で、きんそくの方々は誰かの大切な人のために行動できている。危機に面した時どう対応するのか、その時に人格が現れる。いつもと違うから見つけられる喜びに感謝し、家族・仲間との絆をより深めながら乗り越えていきたい。そして、大変な時だからこそ今いただいている恩を、世の中ときんそくに全力を尽くし返ししていかなければいけないと感じた。今まで以上に全力で自分の役割を果たさないといけない。
 
本社 営業部 伊藤
テーマ:『鞠躬尽力』
 
 この半年間、「今そしてこれからの時代をどう生きるか」を世界中の人々が同時に真剣に考えた事柄は無かったように思います。ここ数年、毎年繰り返される天災、環境の変化に、誰しも人間が強欲に地球を支配してきたことによる罰を受けているような気持ちを抱いていたと思います。今回の新型ウィルスの出現も、環境破壊や自然破壊により人間が野生動物の領域を侵したことが一因とも言われています。便利さや快適さに慣れ、他の生物と共存していることを忘れてしまっていたのかもしれません。この未曾有の危機に立ち向かう鞠躬尽力の時と書かれています。治療薬もない中、感染のリスクを抱えながら、患者の命を救うために身を削り向き合ってくれる医療関係者、多くの相談、対応に尽力を注いでくれる保健所や様々な方々、突然の休業に翻弄される方達。大変な中、感染の怖さや不安、困っている人たちの様子に戸惑うばかりなのですが、その中で「人間力」の素晴らしさに感動もしています。私も高齢者の枠に入ろうとしていますが、やはり生きている限りは、常に探究心が尽きないと感じています。会社の中でも、尊敬しあった仲間が協力しあえないか、不平を募らせず尊重しあえないか、毎日忙しい中でも気持ちよく働けないか、そのためには自分は何ができるかを考えること、そして何より自分に与えられている仕事をやり抜き、次の人に引き継ぐため、わかりやすく早く仕上げる方法を残していくことなど日々積み重ねていきたいと思っています。この危機を乗り越えた世の中はどんな社会なのだろうか。以前より強い人間力でまとまり、利他の心が溢れているのなら、今の自粛による少し堅苦しく、思うようにいかない生活も取るに足らないものであるように思います。成長し続ける会社で自らも成長し続けているよう頑張ろうと思っています。
 
本社 営業部 清水
テーマ:『鞠躬尽力』
 
 子供の頃、大人になったら学校に行って勉強しなくていいから早く大人になりたいと思っていた。しかし、いざ学校を卒業して働き始めると自分の知識、能力の無さに悔しい思いをし、勉強しなければならない日々である。今は目の前にある自分が出来ないこと、分からないことについて家で本を読んだりインターネットで調べたりと前進することに必死である。そんな時、吉田松陰氏のエピソードを読み衝撃を受けた。どうせ近々死ぬという事がわかっていても自己修行、勉強を辞めなかったという。理不尽に投獄されても腐らず、最後の最後まで自分を高め続けようとする姿勢は中々真似出来るものでは無い。まずは目の前にある課題だけで無く自分がゆくゆくはどんな人間になりたいかという事を考えて学ぶようにしたいと思った。幸いにも今現在、私には学ぶ自由、時間がある。1日1日無駄にしないように学び、人格練磨に努めていきたい。
 
本社 営業部 大谷
テーマ:『世界で勝つ選手やチームをいかに創り上げるか』
 
 前原氏の言葉「何もしなければ何も生まれない」岩渕氏の言葉「同じやり方をしていたら同じ結果しか生まれない」この二つの言葉が心に残りました。月ごとの売上計画をいかにして達成するか、それをどのように積み重ね今期の売上を達成するか考える上で、どうすれば良いのか、何が正解か失敗かに頭を使うよりもまず動こう、何でも良いからやってみようと営業所の皆さんと決めた矢先にこの二つの言葉を目にできました。私生活においても、子供をこのままろう学校に通わせるか、特別支援学校に入学させるか子供の将来に関わる大きな局面に来ています。そこでもまた見学や説明会、体験入学があればできるだけ参加し、医者や先生からたくさん話を聞こうと家族と決めました。仕事でも私生活でも今しかできないことは数多くあります。行動した結果が失敗だったとしても、行動が早ければ取り返す機会は何度でも作れて次に活かすことができます。取り返しがつかない失敗の多くは「時間切れ」だと思っています。仕事でも私生活でも時間は決して多く残ってないですが、その限られた時間の中でできることは何でもやる、それができてもできなくても自分の糧とする、その心がけで今の自分の局面に向って行きたいです。
 
北陸支店 技術部 堀口
テーマ:『鞠躬尽力』
 
 日本で新型コロナウイルスがピークだった4月頃、未知のウイルスに、一体どのように対処すべきかと思っていたら、様々な物が欠品や転売になったり、差別やいじめも起きていると聞き、このような時に真の人間性が問われるのだと感じました。また、感染したら自分もほんの数日後にはこの世にいなくなるかもしれないのだと思うと、自分の死後はどうなるのかと考えるようになりました。その時。私は自分の業務が今後の人にも引き継いでいけるように。ということばかり考えていましたが、自己の成長を考えて最期まで過ごすことが大切なのだと初めて感じました。以前、母の友人が癌で入院された際に、お見舞いは何がいいと思う?と聞かれたのですが、結局悩んで本当に良い物は何なのか分かりませんでした。その時は、心を穏やかにするものを選ぶのが良いかと思ったのですが、今なら本をお勧めしたいと思います。日頃は忙しさを理由に本を読んでいなくとも自分の時間を大切にできる時こそ、本を読むべきなのだと思いました。6月以降も早出をさせて頂いているので読書に励みたいと思いました。
 
きんそく建築測量 桂
テーマ:『世界で勝つ選手やチームをいかに創り上げるか』
 
 この記事を読み、今期全社で売上25臆を目指すために自分がどうしたらいいか書かれている。それは、いままで通りのことをやっていれば、衰退していくことはあっても発展していくことはない、という言葉である。28期、和歌山支店は大きく利益を上げていた理由として、変革下からだと思う。今期25臆どう目指すか、28期の自分とは違うことに挑戦しながら貢献していき、知力・人間力をもっと磨き続ける必要があると感じる。今回のお題「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」であるが、心身ともに捧げて全力で仕事に取り組んでいきたい。ただ時には、諸葛孔明のように冷静に戦略を考え、判断、選択をするスキルも必要だと思う。このコロナの時期だからこそ逆境を跳ね返す取り組みをしていきたい。
 
きんそく建築測量 辰野
テーマ:『世界で勝つ選手やチームをいかに創り上げるか』
 
 私は中学時代、剣道部に所属していた。武道において「心技体」という言葉はとても重要視されている。どんなに技術や体力があっても、精神力が伴わなければ、力を発揮することができない。最期の県大会で敗退したとき、仲間に申し訳ない気持ちはあったけれど、悔しい気持ちはそこまでなかったように思う。それほど本気で打ち込んでいなかったのかもしれない。しかし、それから何年経過しても、剣道の夢を何度も見た。本気で打ち込まなかったことへの後悔なのかもしれないと感じる。仕事においても、技術を伸ばすために、努力し続ける精神力を持ち続けることがとても重要になってくると思う。本文の中に「才能がないなら日本一練習しよう」という言葉がある。私は仕事において、剣道のように後悔しないよう誰よりも努力して技術を伸ばしたい。技術を伸ばせば、同じ時間でもよりよいものを作り上げ、お客様に喜んで頂けるプラスアルファにつなげることができると思うからだ。以前お客様が、少し冗談めいた言い方ではあったが「きんそくさん高いけど、正確に仕事してくれるから」とおっしゃっていたことがある。長年積み重ねてこられた「顧客満足」への努力が、そうした形で直接耳にすることができたことは貴重な経験だったと思う。積み重ねてこられた信頼を守り、お客様に喜んで頂けるよう、これからも努力し続けて、技術力を高めていきたい。
 
東京営業所 髙橋

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