2025年9月30日
テーマ『人生は挑戦なり』
今月の「致知」特集のテーマは「人生は挑戦なり」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。
代表推薦優良感想文
テーマ:『人生は挑戦なり』
ボクシングの武居選手と大橋会長の対談記事に興味深い文章が書かれていた。「苦手な人や嫌いな人を嘘でもいいから好きになる。そうすると本当に好きになって結果も付いてくる。」という一文である。2年目の時であったか、建築現場に応援に行った時のことである。その現場の所長は皆にきつく当たる方で、現場職員や作業員に疎まれていた。そんなこともあり、私も皆と同じで苦手であった。ある時、その所長が体調を悪そうにされていたので、作業終了後の挨拶のため事務所を訪れた際に「大丈夫ですか?」と声をかけた。所長は驚いた顔で「うちの職員、誰も心配してくれてないわ、ありがとう」と言い、それから30分くらい2人で世間話をした。それ以降、現場に行くと、毎回話をするようになり、苦手意識もなくなった。現場の雰囲気も心なしか良くなったように思う。これからの人生でも、苦手な人や嫌いな人に出会うことがあると思うが、そんな時も逃げずに、チャンスと捉え、コミュニケーションをとり、円滑な関係を築いていきたいと思う。 東京営業所 技術部 M.O |
テーマ:『人生は挑戦なり』
毎日、何かしらの挑戦をしながら生きている。それが今の自分だ。思い返せば、若い時の方が挑戦をしていなかった気がする。今の自分にとって毎日が貴重であり、自ら挑もうとしているシーンが明らかに多い。そうさせているのは仕事があるからだと感じる。もちろんプライベートであっても何かに自主的に取り組む事はあるがそれには人生が挑戦だと感じるほどの重みが無い。違いは何かと考えると、仕事には自分以外の人が多く携わり、誰かの為になる事をしているという意味を含んでいるからだと感じる。達成した際に、自分よりも喜ぶ方々がいるという背景が生む状況だと感じる。文明が進み、生きる事に対する安全性が上がっている中で、今の私がしている挑戦は過去の偉人がしてきたそれとは違うのかもしれない。ただ、幾つになっても人生にテーマを持ち挑み続けるという姿勢は変わらず持ちたいと思うと共に、仕事でなくとも同じ熱量でテーマを掲げ、貢献をし続ける。そんな挑戦を続けていきたい。 東京営業所 営業部 T.M |
テーマ:『人生は挑戦なり』
少し前までの私なら、人生での大きな挑戦は、きんそくに入社を決めたことだと答えていたと思う。測量という仕事やその必要性をまるで知らなかったし、未知なる世界に飛び込んだ自分を家族ですら初めは心配そうにしていたからだ。しかし、入社5年目を迎えた今では、お客様との打合せも物件の管理も1人で任せてもらっている。お客様から相談の電話をいただくことや、感謝の言葉をいただくことも増えてきた。きんそくに入社することを決めなければ、こういった成長はなかっただろうし、測量や施工に関する知識を得られることもなかったと思う。ましてやこんなに早く1人で外注の管理をさせてもらうこともなかったと思う。責任がのしかかる中で、毎日のように課題が見つかる。それに挑戦することをやめてはならない。今年は初めて自分1人でお客様の対応をすべて任せていただいている。お客様との関係構築のため、メールー通にしても電話でのやりとりにしても、きんそくブランドを心がけるようにしている。お客様にとって忘れられない牛丼屋になれるよう、誠心誠意尽くしたい。 和歌山支店 技術部 S.N |
テーマ:『挑戦で切り開いてきた人生と経営』
夢や理想は、心で感じ取るものではないかと思います。それを共感できる仲間がいて組織が出来上がると思います。その上に立つリーダーは常に夢や理想を持って行動しなければいけません。その為には、全従業員がひとつになる事、そしてその目標に向って努力し、成果を出していかなければなりません。失敗は必ず人を成長させてくれます。そして財産です。人を成長させてくれる行動は、まずチャレンジ‼ 挑戦する精神!!まず経営者はこれがなければ始まりません。全従業員がこの挑戦に向けて行動する事により会社組織が出来上がるのです。奥野代表の今の思いは、必ず届いています。人の気持ちになって考えてみれば思いは伝わるはずですよね。嘘・偽りの前提は信頼をなくします。拠点毎の地域性の利をうまく利用すれば、これからの会社はもっと強くなると思います。とてつもなく大きな組織でなくても小さいながらでも基礎地盤のしっかりした会社にこれからも貢献していきたいと思います。 和歌山支店 技術部 Y.M |
テーマ:『挑戦で切り開いてきた人生と経営』
この記事を読んでいるときんそくと重なると感じることが多く、とてもワクワクした。五つの法則「夢見るカ」「スピードある動き」「隙を見せない緊張感」「貧欲さ」は全てきんそくにあり、読み進めるにつれ「ああ、それならきんそくの未来はどんな風になっているんだろう」と楽しみが増していく。ワクワククするのも楽しみになるのも、素晴らしい未来になると期待を持っているからこそだ。そんな会社で働けていることに感謝し、幸せを実感する。今回記事では、”会社のトップが夢を持つこと”の重要性を特に感じた。私は入社した当初、失礼ながら「日本一を目指すなんて随分大きな夢だこと」と思っていたが、一年も経つとそれは自分自身の目標となっていた。今では絶対になれると信じている。だからこそそのための仲間を増やすために、説明会や合説のための準備は手を抜かない。来てくれたのが一人だけだったとしても、その一人に全力で向き合いたい。だから合説会場での私は常に笑顔だ。「こんにちは」が無視されても、「パンフどうぞ」を素通りされても、誰も目すら合わせてくれなくても、ブース前に立って笑顔で声を掛け続ける。パンプスを履くから夜には足裏の皮がめくれ、夜中にこむら返りが起こるが、全力で挑戦した結果なので気にならない。それ以上にとてつもないやり甲斐がある。代表が普段から夢や目標を熱く共有してくださるから、私達もそれが自分自身の夢や目標となる。「夢が叶うと夢がなくなる」ならば、日本一になった時の夢はなんだろう、、、とワクワワクし、口元が緩む。この”未来への期待感”を共有したい。来期の採用業務はきっとまた新たな挑戦になる。素晴らしい未来が詰まっているきんそくにもっと仲間が増えるよう、私も挑戦を続けたい。 和歌山支店 事務G A.I |
テーマ:『人生は挑戦なり』
ここで言う「挑戦」を、これからの自分に対する言葉に置換えるなら「兼虚」としたい。60歳を越えて日々生活していく中で今までの人生で見て見ぬふりをしてきたものが後悔の念として感じることがあります。以前も書きましたが、自分の正義が絶対であり白か黒でしか物事を判断できない、更に悪いことに自分には甘いという過去の自分を写す鏡を見るたびに「謙虚」であったらと、早く気付くことが出来ていればと今更ながら落ち込む時がある。「人生は挑戦なり」の「挑戦」は様々な言葉に置換えることが出来る夢・目標・旅etc、しかし今の私にとってこれからの人生を考えた時に「謙虚な人生であった」と言えるように生きていきたい。何故なら「謙虚」である様は、自分に素直であること、驕りが無いこと、相手の意見を素直に聞くことなどです。過去の自分に足りなかった生き方です。これからの人生が謙虚であるための「挑戦」を本気で努めていきたい。そして、このことが許される今の自分に感謝を忘れずに。 京都支店 営業部 S.S |
テーマ:『人生は挑戦なり』
父が数か月前から「眼鏡ではもう見えない」と漏らしていた。両親は検査に行っていたものの、全ての検査を受けていなかったため、症状の原因がわからなかった。そこで私は改めて検査を勧め、白内障と診断された。手術はしたが視界は完全に戻らず、不自由な生活が続いている。久しぶりに実家を訪れると、裸電球が増え家の中が以前より明るくなっていた。両親なりの工夫に胸を打たれた。ある日の帰宅途中、バスで疲れてうとうとしていると、白杖を持つ方が立っていた。空席はあったが、その方には見えていなかった。私は立ち上がり、そっと手を引いて席を譲った。小さな出来事だったが、以前の私なら躊躇しただろう。致知による自己の成長を強く感じた。父もいずれ視力が衰え、同じような生活になるかもしれない。考えると涙があふれたが、今は願っている。挑戦を恐れず逞しく生きてほしいと。私も父のその挑戦を、これから手助けしていきたい。人生は挑戦なり。その一歩が人を育て、人生を豊かにしていくのだと思う。 京都支店 営業部 S.K |
テーマ:『人生は挑戦なり』
大学生の頃、私はアスリートやアーティスト、インフルエンサー、経営者といった所謂「成功者」と呼ばれるような人達に強い憧れを抱いていた。彼らは自分のやりたいことを追求し、輝かしい成果を手にしているように見えた。そんな彼らの華やかな姿と何も成し遂げていない今の自分とを比較しては、そのギャップに苦しみ、自分がちっぽけで、情けなく感じていた。だが、よく考えれば、私は彼らの「綺麗な部分」にしか目を向けていなかった。彼らの裏にある苦悩や地道な努力には気づかず、華やかな表舞台だけを見ていたのだ。あるいは、世間そのものがそういった輝きにしか注目しないようになっているのかもしれない。「挑戦」とは何か。私は最近まで、挑戦とは大きく、立派で、華やかなものだと思っていた。しかし、今はその考えが変わりつつある。挑戦とは、一見成功に直結しなさそうな小さな行動―元氣な挨拶、職場や家の掃除、朝の早起き、毎月の木鶏会への真剣な取り組み―そうした日常の積み重ねにあるのではないか。きんそくフィロソフィの「地味な努力を積み重ねる」という言葉を思い出した。奥野代表が、「私たちの日々は地味なことの連続です」とおっしゃっていたのが印象的だった。社長になるような人ですら、草刈りに明け暮れた日々を過ごし、「こんなことで夢に近づけるのか」と自問していた時期があったという。それでも、一つ一つに魂を込め、真剣に取り組むことで、回り道に見えた道が必要な過程だったと後から気づくのだ。挑戦とは、日常の一瞬一瞬で「何を」するか、という小さな積み重ねの連続だ。私はこれまで、派手でかっこいいことに目を奪われ、山頂ばかりを見て足元を顧みなかった。だが、真の挑戦とは、きらびやかな舞台の上ではなく、日常という静かな舞台で繰り広げられる。地道な営みそのものだ。身の丈に合った小さな挑戦を一つ一つ積み重ねていくことで、ある日ふと振り返ったとき、かつて憧れた場所に立っている自分に気づくだろう。 京都支店 営業部 Y.K |
テーマ:『人生は挑戦なり』
「仕事は人間をつくる。人間をつくるような仕事でなければ、仕事ではない。」企業の”あり方”が問われている現代進むべき方向を見据え挑戦し続けたい。27歳で起業し33年間、きんそくと共にした人生である。人生そのものがきんそくと言える。その歴史は挑戦の日々であった。挑戦すればするほど、また登らなければならない山が現われる。途中であきらめた仲間もたくさんいた。目の前の山が険しい。登ってもまた・また・また⋯今も尚、この挑戦は続き、止まることは許されない宿命を背負った。 終身現役を貫ききんそくの同志と共に、挑戦できる人生を誇りに思う。 代表取締役 奥野勝司 |