イベント情報

致知8月号感想文 木鶏会

2022年8月17日
テーマ『覚悟を決める』

今月の「致知」特集のテーマは「覚悟を決める」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『覚語からすべては始まる』
青木氏、大久保氏の対談を読んで、私は仕事を取り組む姿勢を正す必要があると思いました。今の私はなるべく苦労の少ない考え方で目に見える売上の向上を念頭に働いているように感じています。もちろん、日々の売上を意識することは大切と思いますが、私たち技術者は、日々、顧客満足を高めていく事こそ重点を置くべきたく思います。技術提供する側として、変化する需要に応え続けることは大変ですがとても大切と思います。不満を与えてしまうことで、他業者でも良いという選択肢を与えることになるからです。そのためにも、従来の技術力の向上は当然ですが、新たな能力、知識、複数の刃を持たなければ個人と会社の成長には繋げることは出来ません。今回改めて心に留めたい事は二つ。仕事を頂ける喜びを噛み締め、顧客との縁を深める事。需要に応える姿勢、成長の脚を停めない事。これらを重点に、まずは明日の仕事に取り組みたいと思います。
技術部 岡井
テーマ:『覚悟を決めた時、勝利への扉は開かれる』
私は今回の特集の中にあった五郎丸選手の練習の「量」にこだわる余り「質」が落ちてしまったという話に着目した。「量」より「質」という言葉がある。これは大学の先生もよく言っていた言葉だ。私は数学の問題を解く際、異常なほどに細かく途中式を書く。おそらく式が多すぎて、採点が面倒になったのだろう。その際、先ほどの言葉を言われた。これに関して、私は「量」より「質」は大間違いであると思う。「質」というものは物事のはじめから存在するわけではなく、物事が熟されていく過程の末に、存在意義を見出すものである。より多くの現場に行きより多くのことを学ぶ。この「量」を経た末に、「質」が仕事をしていく中で徐々に形成されていくと思う。最近どんな時も誰かが見ていると考えさせられることがあった。私はよく木鶏会の推薦感想文を拝見しているが、以前メンターをしていただいていた方が、恐らく私のことを書いて下さっていて、誰かが見てくれているのだと実感した。これからも何も恥じることがないよう強く生きていきたいと思う。
技術部 中村
テーマ:特集総リード『覚悟を決める』
私には覚悟と言っていいのか分かりませんが、一つこれだけは絶対にやりきると決めていることがあります。それは「どんな状況下でも明るく元気にいる」ということです。誰かがしんどい時に私がアホみたいに元気な姿を見て、「なんか元気出た」の、ちょっとしたきっかけになったらいいなぁと思ったのと、私が楽しく笑って過ごしたいというシンプルな考えから、これだけはやりきると決めました。誤解しないでほしいのが、無理に明るく元気でいる訳ではないということです。たまたま私に実践可能な性質と体力があっただけです。そしてこの覚悟は、きんそく心得の「役割を演じる」と同じ意味を持っているのではないかと気付きました。歳をとっても立場が変わっても、明るく元気にいる飯田あみを演じることはブレずに続けていきます。
技術部 飯田
テーマ:特集総リード『覚悟を決める』
お盆の休みをいただき、ささやかながら子供と共に夏の思い出を作る最中、今月のテーマを想う。れまでの人生で、「覚悟を決める」出来事はどれほどあっただろうか。進学は親のアドバイスに因る部分が大きかった。結婚は確かに大きな出来事ではあるが、「覚悟」に当てはまるかどうか。(主人はどうだったかは知らないが。)持病。これはそうかもしれない。完治しないと知り、人生のいろいろを諦めないといけないかもしれない、と思ったとき、主人にも申し訳ない、と憂えた。自分で言うのも何だが、それまでの人生に苦労といえるものは少なかった。あぁ、神様は平等なんだな、と思った。ちゃんとマイナスがやってきたじゃないか。でもどうして私が。思うようにならない身体に、心も挫けそうだった。100%を出せない。100%出せそうなときも70%位で抑えておかなければあとに響く。そんなもどかしさの横で、100%、120%出せる人を羨んだ。でももう止めた。病は私に気づきを与えてくれた。幸運にも諦めなくても良いこともあった。もどかしい思いをしている人がいると、何もできないけれど少しは寄り添える心を持てた。「いまいる場所で花を咲かす」。私には私なりの場所で。そして、この休み期間に密かに決めたことがある。この恵まれた環境に感謝すること。納得のいく行動をしていくこと。胡坐をかかず、学び続け、必要とされる人間になること。休み明けの出勤は、いつもより晴れやかに感じる。
技術部 玉田
テーマ:特集総リード『覚悟を決める』
8月に入りきんそく初の試み「サマイン」と3年ぶりの開催「チームきんそく絆の会」がほぼ同時に開催されました。前期までは管理部が主でその補助や頼まれごとで準備に携わっていましたが、今期からは管理部と一緒に主で動く機会を頂いています。そのおかげで”絶対に失敗したくない”という気持ちが以前より一層強くなりました。きんそくに入社してからイベントには慣れていましたが、「サマイン」は想像以上に難しく、参加して自分の語彙力の低さに気付かされました。西本部長の場の空気を変える力に救われました。その時、今私ができる事はなんだろうと考えました。思ったことは、学生の皆さんは就活をやってもやっても常に不安があり、自分に自信が持てずコロナ禍で人と接することも減り、聞ける人がいないと言っていました。そんな中で学生さんに寄り添い、その子のいい所を伝えようと思いました。最初来た時は声も小さく”自己PRに自信が持てない”と言っていた子が帰りに笑顔で手を振って”自分に自信が持てるようになった”と言ってくれました。人が変わる瞬間、その場にいれたことが本当に嬉しくて心身ともに充実したサマインになった。何事もはじめる時は大変です。きんそくが何か新しい事をはじめる、その変化に対応していくには、自分自身も変化していかなければなりません。今いる場所で花を咲かせるためには現状維持ではなく現状を打破し変化が必要です。きんそくのインターンに来て良かったと一人でも多く思ってもらえるよう、私も進化し挑戦していきたい。
商品部 日高
テーマ:『覚悟からすべては始まる』
今回のテーマを読んだ中でも最も私が身近に感じた項目が、「病がたくさんの気づきを与えてくれた」だった。最近私はコロナウイルスに感染してしまい、会社の人や家族に迷惑をかけてしまった。ワクチンも3回打ち、日頃から気を付けていたにも関わらず感染してしまった事で、他人事だと思っていたがそう思えなくなり、より気を付けようと思った。幸いにも体調は3日経った頃には回復しており会社から貸していただいたノートパソコンでリモートワークが出来るようにもしていただいた。その時に会社に行けなくても仕事が出来る環境に有難みと同時に申し訳なさも感じた。仕事は出来るが出来る事が限られてくる為、印刷や紙に直接記入しなければいけない書類などは会社にいる人に頼まなければいけないからだ。コロナウイルスで不安だったが、仕事を通して仲間との繋がりを感じることができ、心強く感じた。日々当たり前に働けている事に感謝していきたいと思う。
営業部 半澤
テーマ:特集総リード『覚悟を決める』
仕事の丁寧さや、出来、お客様の満足というのは我々働く人間のやる気によって決まると思っている。このくらいでいいか、まあ大丈夫だろうという気持ちがミスやクレームを発生させる。私自身今年に入り数件立て続けにクレームを発生させご迷惑をおかけした、どこか私の気が抜けてしまっておりチェック方法や作業手順を守れていなかったなと反省しております。ご迷惑をお掛けしたお客様の中にも優しく対応してくださるお客様、叱りながらもアドバイスをくれるお客様、色んな方がいらっしゃり、周りの方に支えられ日々勉強させていただいている事に気付きました。同じミスを起こさないという覚悟、この業種でやっていくという覚悟を改めて持ち文中の言葉「いまいる場所で花を咲かす」を目標に再度気を引き締めて業務にあたりたいと思います。
和歌山支店 技術部 児玉
テーマ:『覚悟からすべては始まる』
覚悟と聞くと、必ず思い出すのは私が27歳の冬に見た玄関からの景色だ。あの日、6歳と4歳の子供を抱え、無職無一文で離婚を決めた私は、「子供が一人前になるまで再婚なんて甘い夢はみない。人の収入を当てにせず、自分の手と足だけで生活していく。」と覚悟を決めた。あれはきっと、それまでの人生で初めての本当の覚悟だったと思う。再婚そのものは素敵な縁だと思っている。が、あの時は再婚を選択肢の一つに入れておくと甘えが出てしまいそうで嫌だった。子供達の人生を変えてしまう自分への戒めもあった。その後の私の口癖は、「玉の輿を目指すより玉 (稼ぐ人)になりたい!」だった。母親として、時には父親の役割も求められる中で、自然とそう思うようになっていた。子供達も無事に大きくなり、今、私に何かしらの不幸が起きても、それぞれ自分の食い扶持くらいは稼げる年齢になったことに心底ほっとしている。ここまでの道は、たくさんの人に助けられてきた。数えきれないほどの人が、様々な場面で手を差し伸べてくれた。きんそくに入社したきっかけも、前任者からの善意だった。私達親子はたくさんの人の善意と協力で救われてきたんだと、子供達には言い聞かせてきた。どんな時でも感謝の気持ちを忘れない家族でありたい。あの日の「覚悟」を、私はちゃんと通せただろうか。息子の卒業まであと2年半。まだまだ気は抜けない。覚悟とは「悪い事態に多大な努力がいるのを予測して心の準備をすること」とあった。確かに大変だったが、ちゃんと幸せだった。あの日の覚悟は私を母として、周りの善意に気づける人に成長させてくれた。その成長を基に、次は人としてもっと成長していかなければと新たな覚悟を決める時が目の前に迫っているのを感じる。こうして日々勉強できる環境にいることをとても有難いと思えるのも、成長の証なのかもしれない。やっぱり、私は幸せ者だ。
和歌山支店 管理部 今里
テーマ:特集総リード『覚悟を決める』
人生は覚悟の連続である。自分で進む道を選び、その道と信じ歩んでいく。その重ねである。進学する、就職する、結婚する、子供を産み育てる。いろいろな場面で覚悟を決めて進んできたはずなのに、不安になったり、立ち止まって悩んだりする事がある。そんな時は、原点に立ち戻り覚悟を決めた時の自分を思い出しもう一度向き合い考えるようにしている。そこでなぜその道を選んだのかを思い出す、それが一灯なのだと思った。その一灯を信じて進み続けることで、運命が開けるのだと感じた。最近も、主人と仕事の関係で離れて暮らす決断をした。思春期と反抗期の息子二人と日本に残ることを決めた。でも、反抗期の息子たちに手を焼き、投げ出したくなることもしょっちゅうある。やはりこの多感な時期に男親がいないのは、息子たちにとって良くないのかと…しかし、私は子供たちが自ら決めた覚悟を応援すると決めたのだと奮い立たせている。彼らの道がぱっといつか開けるときまで、覚悟をもって人生を歩みたいと思う。
東京営業所 管理部 大山
テーマ:『覚悟を決めた時、勝利への扉は開かれる』
上記対談を拝読し、いつもならば長期休暇の終わりを寂しく思うところだが、今回は少し違う気持ちで過ごすことができた。2019年、日本で開催されたラグビーワールドカップ。東京スタジアムのある調布市に住むわが家は、駅前のイベントに子供たちを連れて参加するなど夢中になった。その時のスローガン「ONE TEAM」団結を意味する言葉として知られているが、試合に出ない選手 (ベンチ外のサポートメンバー)も含め「ONE TEAM」である、という彼らのエピソードに感動したことを思い出した。きんそくではパートの私でも、月に一度の朝会で奥野社長から直接お話しを伺う機会をいただける。フィロソフィー研修や木鶏会では、全営業所の方々と一緒に学ぶ中で、その時に自分が直面している壁と向き合うヒントをいただいている。 日々の業務の中においては、竹内所長はじめ東京営業所の皆さん、心から尊敬している方々とお仕事をさせていただいている。きんそくという「ONE TEAM」の中に私は居て、私もその一員であることを自覚するきっかけとなった。この長期休暇の終わり、準備をきちんと整えて、これからも努力を重ねる覚悟を新たに、業務を迎えたいと思う。
東京営業所 技術部 安田

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