イベント情報

致知2月号感想文 木鶏会

2025年2月28日
テーマ『2050年の日本を考える』

今月の「致知」特集のテーマは「2050年の日本を考える」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『明治50年に学ぶ2050年の日本をひらく道』

 

人間が生きていく上で「家族愛」「郷土愛」「祖国愛」の三つは欠かすことのできない基本と考えているとある。これを読んで働く上で「会社愛」が重要であると思った。約9年働いてきて〝きんそく愛″があるのかと考えた時、あるのかなと思う。働いているうちに環境の変化や心境の変化、様々な変化があったが今まで続けてきて自分のためという考え方から会社で働く仲間のために働いていこうという気持ちが大きくなっていると感じる。今の自分が GSとして課員を引っ張っていけてるか不安になることも多いし、出来てないことがたくさんあることも自覚している。それでも頑張ろうと思えるのは課員のためお客様のため会社のためを思っているからだと思う。これからもっと悩むことや、キャパオーバーになってしまうこともあると思う。そこで〝会社愛″を持って、不安を見せないように課員が安心してついていける姿を見せていきたいです。

京都支店 技術部 A.N

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

私は、話の中の「2025年、2050年には日本はどうなっているのか、そして将来の為に、今自分に何ができるのか」という言葉を見てMGLとの会話、奥野代表にして頂いた研修の内容を思い出しました。MGLとは将来の事について話しており「私は想像もつかない」と言うとMGLは「奥野代表の研修で長期計画表書いたやろ。自分は書いた通りになったから今のうちに自分の将来はこうなる!!と決めとくのが大切」と話しており、私はとても驚きました。それから私も、研修では少ししか書けていない長期計画表を埋めていこうと思いました。将来の可能性が少しでも広がるように、毎日の現場仕事でも学び、家に帰っても測量の勉強をして、日々成長して活躍して社会の役に立てれるように頑張っていきたいと思っています。

京都支店 技術部 S.S

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

「二〇五〇年の日本を考える」を読んで、25年後の日本、25年後のきんそくを考えると、ふと先日行われた全社技術部会議を思い出しました。皆が最新技術の情報を収集し、現在の仕事改革を模索し取り組んでいました。各グループのメインで活動されているのは、これからのきんそくの主力となる若い世代です。発表の最新技術には驚かされるものばかりでした。その年代の自分とは比べ物にならないほどレベルが高く、先の事を真摯に考えている姿勢に感銘を受けました。その探究心や行動力からは熱意が伝わってきました。新しいものを取り入れる労力は大変な事ですが、現在のきんそくのテーマでもある技術改革は本当に重要な事だと感じます。今の自分に出来る事は、取り入れられた新しい技術を一つでも習得し、次に伝えられるようにする事ではないかと。そのように考える機会を貰えた一日でした。

京都支店 技術部 K.H

テーマ:『2050年日本を富国有徳の国にするために』

 

今回の鼎談で感じたことは、今の日本人中学生での調査結果に親や教師を尊敬していないと答えた割合が世界で一番高く、またもし戦争が起こっても国のために戦わないと答えた割合が一番高い結果ということを知り、恐ろしく感じました。日本は島国で資源も乏しく、地震や台風などの自然災害の多い国なので、昔の日本国民は、みんなで助け合い、コツコツと努力していかないと生きていけないと精神で理解していたと思う。みんなで力を合わせてやりとげる喜びを知っているからこそ美しい心で、誠実に生きることができると思う。きんそくに入社してフィロソフィを学ばさせていただき、利他の心を持つことで本当に考え方が変わり、幸せを感じて生きることができている。働き方改革で、日本人の強みが無くなってきていると感じるが、この現状の変化に対応し、変化していかないといけない。仕事は自分を成長させてくれる場であり、本当に楽しいと感じている。部下やまわりの若者に、本気で仕事に打込んで、成長の喜びや魅力を感じてもらえる様に、愛情をもって教えていきたい。日本人の良い精神を少しでもみんなに感じてもらえる様に団結して仕事をしていこうと思いました。

京都支店 技術部 H.T

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

日本は戦争で焦土と化したが、わずか19年で新幹線を走らせ、高速道路を建設し、オリンピックを開催しました。この驚異的な復興の原動力は、日本人の勤勉さだったと書かれています。私はこれを読んで今のミャンマーの状況と比較し、複雑な感情を抱かずにはいられないです。祖国ミャンマーも、歴史の中で幾度となく困難を乗り越えてきましたが現在は政治的混乱の中で、多くの人々が未来を見失い、苦しんでいます。今は発展どころか後退しているように思えます。日本が敗戦の絶望の中から立ち上がったように、ミャンマーもまた復興への道を歩めるのだろうか。そのためには、日本が持っていた「勤勉性」や「誠実さ」といった価値観が必要ではないかと感じています。2050年にも「日本は再び甦る兆しを見せるであろう」という言葉に希望を感じています。私もまた、日本で働く一員として、この国の未来を支える役割を果たしたいです。同時に、ミャンマーの未来も考えました。もし私の祖国が日本のように団結し、正しい方向へ努力を重ねることができれば、再び輝く日が来るのではないか。日本は教育によって国を発展させました。そして、ミャンマーもまた、教育のカによって変わることができるのではないか。この記事を読んで、日本の未来を考えるとともに、ミャンマーの未来についても深く考えさせられました。そして、自分が日本で働く意味、学ぶ意義についても再認識しました。日本が2050年に再び強くなるように、ミャンマーもまた、いつか再び立ち上がることを願い、自分自身もそのためにできることを探していきたいです。

京都支店 技術部 T.N

テーマ:『2050年日本を富国有徳の国にするために』

 

今回の特集を読んだ時、20代前半で知った話を思い出した。様々な国籍の社員が働く日本の企業で、帰ろうとするドイツ人社員に「疲れ様でした」と日本人社員が声を掛けた。するとそのドイツ人社員が「オツカレサマデシタ?どういう意味?」と聞き返すので、今日1日仕事を頑張ったことへの労いの意味がこもった挨拶で、日本では帰る人に対して必ず言うと答えると、「ヘー!ドイツでは疲れるまで仕事しないからそんな言葉は無いね」と言ったそうだ。これを文化の違いで済ませていいのか?”疲れるまでしない”という考え方が、そもそも日本には無い。仕事ってそんな風に取り組めるものではないと思った私は、じゃあドイツではどうやって仕事するんだろう?と疑問だけが残った。どんなことでも、自分のためだけの努力は長く続かない。誰かや何かのためという大義名分が”頑張ろう”と思わせてくれる。仕事の場合、自分だけのものなんて皆無で、チームのため、会社のため、お客様のため、世の中のためと続いているのだから、頭と体を使って神経も尖らせて真剣に取り組まなければ進まないはずだ。他国の良いところは取り入れるべきだと思うが、日本らしさを捻じ曲げてまで浸透させてはいけない。お互いを尊重し合う気持ちがあれば、きっと歪な融合はしないと思った。私は自分が日本人で、日本に生まれて良かったと心底思っている。そして、そう思える国であり続けてほしいと願っている。こうやって毎月修養する機会があり、繰り返し学ぶ時間もあり、それを日々の仕事に活かせる環境があるこのきんそくで、日本人らしい社員が集まる日本の企業だと胸を張れるよう、勤勉と感謝の姿勢を忘れず仕事に励み続けたい。

和歌山支店 管理部 I.M

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

二〇五〇年に底力を世界に見せつけるため、現在の我々が何をするかを考えて生きないといけない。このことは、新技術に積極的に投資をして行くきんそくに似ていると思う。既存の商品が陳腐化してしまう前に、世の中に求められていることを正しく判断して他に先駆けて商品化する。その商品も陳腐化する前に、さらに次の商品を見つける。このサイクルを絶えず続けていることで、きんそくも二〇五〇年に底力を見せつけられるのだと思う。そのために自分は何をするのかを考えないといけないが、常に周囲にアンテナを張って世の中のニーズを読み取る力が必要になると思う。取引させて頂いている建設会社の方と話をしていても、新しい機械や機器をいち早く導入している企業もあり驚かされることも多い。ただ、測量の分野では負けてはいられないので、測量の事はきんそくに聞けば大丈夫と思ってもらえるような、圧倒的な力をつけていきたい。25年後はまだまだ現役だと思うので、最前線を走れる人間になっていきたいと思う。

和歌山支店 技術部 R.K

テーマ:『2050年日本を富国有徳の国にするために』

 

2050年の日本はいったいどんな国になってるんだろうかとタイトルを見てふと感じました。何も変わらない?それとも自分たちが生きていた時代と180度違う世界になっているかもしれません。私は日本のいいところは残しつつ足りないところは補っていくしかないと思います。私は日本人として自分の考えをすぐに言語化するのが苦手で、もどかしいですが少しずつできるようになっていきたいです。なので少し前からとりあえず表紙をみて面白そうだったらジャンル関係なく本を読むようにしています。あとは映画とかドラマも勉強になることが多いので見たりすることが多いです。たくさんインプットすることで研修でのグループディスカッションなどの話し合いで自分の考えを少しずつ話せて来てるのじゃないかなと思いました。ディスカッションは必要不可欠なので、すぐに自分の意見を言語化できるように日々努力し続けたいです。私は一人でもより多くの人が努力することで、2050年の日本の未来は明るくなると信じています。一日5分でもいい。自分のため、そして未来の日本のために、できることを積み重ねていきたいです。

和歌山支店 技術部 Y.T

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

和歌山支店の分室化に伴い、和歌山支店の、或いは近い将来発足するであろう生産性向上Gの将来について考える機会が増えた。厳しい声も多く耳にしたが、みんなが不安でいっぱいなことに変わりはない。変わりゆく環境の中で私にできることは、どうすれば会社にとって良い方向に向かうかを考え、与えられた役割を果たすことだ。今期実施していた支店内での勉強会もその一つだ。嬉しいことに、勉強会が学びのきっかけになったと言ってもらうことがあり、私の心は救われた。来期も引き続き実施し、H担当次長が率いる生産性向上Gを追随していきたい。私個人の成長でいうと、お客様から問い合わせがあった図面の整合性について資料を送付したところ、自分も把握できていなかった部分があり大変助かったとお礼の連絡をいただいたのがつい数日前のことだ。こういう成功体験を他の内業者にも体験してもらい、それが会社にとってプラスに働けば嬉しい。来期はみんなにお客様と関わる機会を持ってもらい、さらなる成長を目指すつもりだ。和歌山支店の成長発展の為に尽力したい。

和歌山支店 技術部 S.N

テーマ:『明治に学ぶ2050年の日本をひらく道』

 

私は藤原先生のお考えを読む中で、初めての子育てに全力投球していた昔の自分は惻隠の情をもって我が子に接してあげられていただろうか、と回顧しました。長男は幼少のころ人見知りが激しく、地域の幼児クラブでは部屋に一歩踏み入れると泣き叫ぶなどして、全くそういった行事に参加できる状態ではありませんでした。他の幼児さんが楽しそうに参加しているのを見ては不安になり、我が子が今後、集団生活に順応できなかったらどうしよう、などと悩んでいました。ですが、今思えばその不安は『なぜ自分の思い通りに動いてくれないのか』という気持ちからくるもので、その気持ちが不安をより一層強いものにしてしまっていたのだと思います。『楽しいよ』と言っても息子に伝わらなかったのは、彼の気持ちに寄り添って理解し、同じように心を痛めてなかったからなのだと、今ならわかります。『自分が不安になりたくないから、息子にはこうあってほしい』という、自分の利益を勝ち取りたいという気持ち、つまり利己が根底にある言葉では、例え幼い子供が相手でも、心を動かすことはできないのです。今では子供たちも少しずつ手が離れていき、ご縁があってきんそくグループに入社しありがたいことに自分が社会とつながる機会を得られました。そして社内木鶏会やフィロソフィを通じて自己の内面を見つめ直し、前向きなお考えを聞くことで、相手の気持ちに寄り添う利他の心が大切だと、改めて感じています。真心をもって、心から素直な言葉は必ず伝わり、大なり小なり人の心を動かすことができるはずだと信じて、今後も業務に邁進していきたいと思います。

きんそく建築測量 技術部 A.S

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

25年後、私は57歳になり、娘たちは30歳と26歳になる。未来の日本がどのようになっているのか、正直想像するのは難しい。しかし、確実に言えるのは、今の子どもたちが成長し、日本社会を支える立場になっているということだ。私は、長女を出産したのをきっかけに、食の安全について考えるようになり、様々なことを学んだ。しかし、学べば学ぶほど、日本の抱える多くの問題にも気づかされた。例えば、農薬使用量、薬の消費量、精神科病床数、若者自殺率、食品添加物の種類など、、、世界一とされる不名誉な記録がいくつもある。これらを知るたびに、日本社会への不満が募ると同時に、この状況を作り出してしまった大人の責任も痛感した。先日、友人に紹介され「小学校~それは小さな社会〜」という映画を観た。この映画では日本の公立小に通う1年生と6年生の学校生活が春夏秋冬を通して描かれていた。子どもたちは、集団生活の中で様々な役割を担い、協調性を学んでいく。映画は、「私たちはいつ、どうやって『日本人』になったのか?」というテーマを投げかけ、日本の教育の良い面と悪い面について深く考えさせられる内容だった。映画は海外で称賛されているようだが、私は観終わって複雑な気持ちになった。確かに、感動的な場面もあったが、同時にモヤモヤとする部分もあった。日本の教育のおかげで、治安の良い社会が築かれているのかもしれないが、その一方で、個性が失われたり自己肯定感が低くなったりする原因にもなっているのではないかと思った。私の家族には教員が多く、教育の大変さや尊さを身近で見てきた。教育は、子どもたちの未来を大きく左右する重要なものだが、決して簡単なものではない。それでも、教育には無限の可能性がある、と信じている。この映画を観たことで、自分はどうありたいのか、そして子どもたちとどう接し、どんな言葉をかけたいか改めて考えるきっかけとなった。これからの日本をより良い社会にするために、私たち大人ができることは何か。子どもたちの未来を守るために、今の社会をどう変えていくべきか、これからも考え、行動していきたい。

北陸営業所 管理部 Y.O

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

日ごろ、忙しく毎日を過ごして、目の前にあることでいっぱいいっぱいになってしまっていると数年先のことも考えられずにいる自分に気がつく。しかし、奥野代表はいつでも、未来のこと、未来のきんそくのことを考えられているのだとお話を伺うたびに感じる。全社技術部会議も、同じことをしていては会社は続けていけない、新しいことをしなければというそういった強い想いから生まれたものだろうと思う。業務で忙殺される中、メンバーと何度もミーティングを繰り返した。ミーティングの時間すら作るのが難しいこともあった。しかし、メンバーはいつでもお互いを気遣い、よりよいものを作ろうとさまざまな案が出た。本番直前の最後のミーティングで、集まるのはこれが最後と知ったとき、寂しさを覚えずにはいられなかった。そして本番当日、ZOOMでメンバーの発表を見守り、帰宅したあとのことだった。チャットワークを開くと「高橋さん、3位でしたよ!」とメンバーからのメッセージと賞状の写真があった。嬉しくないわけがない。大変だったけど頑張ってよかった。心からそう思えた。未来のきんそくのために、今いるみんなで努力する。この積み重ねがどれだけ重要なことか、身をもって経験することができたと思う。

東京営業所 技術部 K.T

テーマ:『2050年日本を富国有徳の国にするために』

 

もう1ヶ月前くらいになるが、「自分の発言は自分が思っている事ではなく、このように言えば相手が喜ぶと、相手が好きそうな発言をします」と言われた事があった。私は生きてきてそのような事を念頭に置いて発言をした事も、そんな事を正直考えた事がなかったので、衝撃すぎて「そんな事を考えた事が無い」と言うと、私からは「伝えたい」が一番にきているのが、聞いてて分かりますと言われた。そこから色々な人の発言や木鶏会の感想文を読むと、本心なのか機械なのか何となく分かるようになってきて、何だかそれは利他の精神と言うべきなのか、利他とは何なのか毎日考えるようになった。ただ、今の若い子達はそれをまとっている子が多いと感じてしまったのも思っており、仕事に対してや、上下関係、切羽詰まる状況に対し、優しく接し過ぎているとも感じている。この対談もそんな現代の若者に対し警鐘を鳴らしている内容で、その中で自分に何が出来るのか日々考えるが、先日、野村さんが辻所長に対し、「私、今手空きました、仕事下さい!」と言われたのを聞いた時、つい、「久しぶりに聞きました、涙が出そうです」と言ってしまった。そのような人の為にやはり私は自らの足でフィロソフィに基づいた歩みをしていきたいと強く思った。

きんそく建築測量 営業部 C.W

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

先日、世界各地で静かなブームとなっている「小さな小学校〜それは小さな社会〜」という映画を観に行った。東京のある公立小学校の1年間、コロナ禍で大変だった2020年〜2021年の子供たちの学校生活を撮ったドキュメンタリー映画である。何が話題かというと、私たち日本人にとっては当たり前の小学校の日常だが、朝の校門での挨拶、下足箱の靴の扱い、毎日違うメニューの給食の配膳や皆が同じものを食べること、ホウキを使っての掃除など昔から何も変わらないことであるのだが、それが外国の人々にとってとても珍しく、このような日常のひとつひとつが日本人の統率された行動、忍耐強さ、思いやりの根源となっていると称替されているそうだ。震災、災害時の炊き出しや物品の配布を整然と行えることや、美しい街中、電車が時刻通りに来ることなど、集団性、協調性の高さや集団の中での個人は、この小学校6年間の教育が個々の中の基盤となり、6年間で私たちは「日本人」になってきたのだと感じた。今回の対談の記事の中で、「伝統精神文化」について教育現場で行われていないと書かれているが、学校教育よりはむしろ家庭での教育が変わってしまったのではないかと私は感じた。この小学校の教育が変わらず行われていく限り、日本人の特性は未来へも続いていくだろうし、勤勉性、道徳性などが失われることがないように感じた。映画は少しいいとこ撮りの感はあったが、今きんそくでは、この日本人の特性がまさに実践されている。人としての教育の大切さを気づく人が増えることで、必ず日本の未来は開けていくのだと思った。

京都支店 営業部 A.S

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

戦後、世界に類を見ない急速な回復・発展を見せた日本の原動力はその勤勉性にあるとする今月号の論旨に大いに賛同する。現代日本の国力の低下の要因の一つに間違った「ゆとり教育」「働き方改革」があるのでは?と従前から感じていた者の一人である故。資源を有する諸外国に対し、それを持たない日本が「ゆとり教育」「働き方改革」といった耳ざわりの良い言葉だけに踊らされ、道徳教育を蔑ろにし、成果度外視で時短・休暇増に走った結果が現在の国際競争力低下・円安を招いたことはほぼ間違いないと、あまりに短絡的に過ぎるかもしれないがそう考えている。但し、日本の特にホワイトカラーによる長時間労働における生産性の低さは一部に世界有数と指摘されるものでもあり、2050年日本再復興のキーワードは過去の「勤勉性」(≒長時間労働)ではなく、「生産性向上」のしくみを生み出し、拡げていく「勤勉性」であると考える。きんそく社(共同)開発の「キングシリーズ」のような、少子高齢化社会における生産性向上システム・イノベーション創造による社会課題解決・社会貢献が積み重なり、日本再復興に繋がるよう、その拡大・普及に向け微力ながらより広く「ご案内」に努めていきたい。

営業本部 M.T

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

会社は放っておいたら潰れる。病気になるからである。だから必ず手当していかなければならない。国も同じである、とあった。これは常日頃代表がおっしゃられている事だと思った。だからきんそくにはフィロソフィがあり、経営計画書が全員に配られ、年に何度も研修をする。きんそくは、きんそくの従業員は、常に手当をされているのだ。
昔私が働いていた会社はとてもブラック企業だった。従業員に対してはもちろん、お客様に対してもとてもひどい事をしていたと思う。そんな会社は一時的にとても発展し、巨大化したが、みるみる間に衰退し掲げていた目標『目指せ●●年上場!』なんて言葉はただの張りぼてで、従業員への給与も払えなくなり遂には倒産した。今思えば当たり前だ。誰の事も大事にしていない。放っておいた結果なのだろう。友人にきんそくでの研修の話をしたとき、「大人に対してそんな研修を! ?」と驚かれ、またすごい会社だと言ってもらった。転職を何度かしたが、こんなに人を育てている会社を私は知らない。常に手当してもらえる環境で働かせていただいていることに感謝し、人の為に何ができるか、常に考え自分が誰かの手当をしてあげられるよう、行動していきたい。

本社 管理部 M.S

テーマ:『2050年の日本を考える』

 

創業者として、2050年の会社を考えてみた。技術の進歩、人類の価値観の変化により現在の延長線上には事業の存在はないと思う。「外部環境の変化に対応できるものだけが生き残る」と肚に置き、経営してきた。そのお陰もあり、今では変化することが企業風士になっていると感じている。変化の激しい中でも、変えてはならないものの存在をこの致知を通して社員と学んでいる。〝企業は人なり″社員の幸福度を上げていくため、人間学を土台に時務学を向上させる。きんそくとは何者か?「人間学を土台に建設に役立つ/技術・ノウハウを活用して/国士のインフラ整備に貢献する/お客様のベストパートナーを目指す」より良い日本を創る努力を続けたい。

代表取締役社長 奥野勝司

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