イベント情報

致知7月号感想文 木鶏会

2024年7月30日
テーマ『希望は失望に終わらず』

今月の「致知」特集のテーマは「師資相承」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『師資相承』
 
師から弟子に量を繋げる。きんそくが存続するために受け継いでいくものが、理念とフィロソフィであると年々重く感じる。頭の理解だけでは道を誤る。多くの試練を現実に、なめ尽くす覚悟が必要である。多くの偉大な先輩から深い実学を学び、実践を以て、修養する。稲盛熟長から本質、原理原則を学びそれを心の状態とし、いつでもその哲学に沿った判断ができるよう稲盛哲学のシャワーを浴びる。実践そして反省の日々を続けるしか道はできない。

代表取締役 M.O
テーマ:『師資相承』
 
人格を形成するには師匠運がもっとも大事だという一文にはっとさせられた。今私はマーケティング部として今中部長の下で日々働いている。様々な仕事を与えてもらい、まさに教えを注いでもらっているところだろう。今中部長の下で学び、指導を受け、沢山のことを教えていただいている。この環境がどれ程恵まれたものなのかは筆舌に尽くしがたい。その指導のおかげで自分が成長できていることは言うまでもない。機会を与えていただいている。期待していただいている。それがわかるようになってきた。そして、その期待にできる限り応えたいと思うようになった。また、先日は修和塾にも参加させていただいた。フジハルの藤田社長のお話は女性経営者としての目線で、同じ女性として大変感銘を受けた。できない理由を並べたてるのではなく、その先の目標に向かってまず何ができるのかを考えること、常に前向きでいることと仰っていたことが印象に残っている。とても貴重なお話を聞くことができ、良い経験になった。きんそくに入社し日々を過ごす中で、ここにきたからこそ自分はこれほど成長できたのだと実感できるようになった。それは、きんそくで、よい師や良い学びに出会うことができたからだ。そのような環境下で働けることを感謝し、よりいっそう頑張っていきたいと思った。そしていつか、自分が与えてもらった分を返していけるようになりたい。

京都支店 営業部 S.K
テーマ:『師資相承』
 
今回の特集を読んでから一番印象に残ったことは「尊敬する人がいなくなった時、その人の進歩は止まる。」という言葉でした。私の上司がHさんで本当に幸運だと思いました。私のリーダーは小柄な女性ですが強い女性です。何でもできるという言葉はHさんについて話しています。彼女は社交の達人やとても親切です。仕事中はすごく真面目ですごく「カッコイイ」です。「なぜ、こんなにエネルギーを持っているの?」と何度も驚きました。彼女は長時間継続して働いています。年間3ヵ月くらい一緒に働いて「そのエネルギー」は毎日毎日頑張っているからこそだと理解できました。きんそくが「自分の師」に出逢うチャンスをくれたことに本当に感謝しました。Hさんをとても尊敬しています。「自分の師」みたい人になりたいのでこれからもっと頑張って人間学も知識も上げたいと思います。

京都支店 技術部 I.G
テーマ:『師資相承』
 
我々が、働くこの建設業界は、まさに師資相承の世界だと思います。先輩、上司から技術を継承し後輩、部下にそれをまた継承していくことで、今日までこの業界をささえてきたのだと思います。技術継承は同じ会社だけではないのだと、最近実感しています。現場の監理技術者のかたが、下請けの人のことを、師匠と呼んでいます。師匠は一人ではなく、鉄筋工の師匠、金物の師匠、設計の師匠、多くの師匠をもっています。私は今の現場で、師資相承を目の当たりにしています。学び成長する意欲さえあれば、師匠は無限に増えていくのだと思います。師匠の多くは、その方を弟子とも、思わず、技術を継承するつもりもないのかもしれません。そのかたが、勝手に学び技術を盗んでいることも少なくないと思います。師資相承の多くはそういったことが多いのではないでしょうか。勝手に師匠と仰ぎ弟子になり、また知らず知らずのうちの多くの弟子を、持っている。私はまだまだ、師匠から学び多くを受け取るとしか、出来ませんが、いずれは多くの弟子を持ち、多くのことを継承できればと思います。

京都支店 技術部 T.K
テーマ:『紛れもない私を生き切れ』
 
私は行徳哲男氏の現代人は存在が不鮮明で、自分を生き切っていないという言葉に共感した。少し前まで、私はフィリピンのマニラで、測量する機会をいただいた。そこで感じたものは、我々、日本人の当たり前が何一つ通用しない環境であった。水道の水でうがいをすることは危険であり、トイレで用を足した場合、トイレットペーパーは使わない。基準点を観測する際、貧困層の方々が暮らすスラム街の周辺を通るのだが、インフラが発達しておらず、ひどい臭いのするゴミ捨て場の中で、小さな女の子と痩せこけた野犬が、一生懸命、食べ物やガラクタを漁っていたのを鮮明に覚えている。日本では、社会が発展しているため、何らかの形でこういった人々は保護されるであろう。交差点などで、信号待ちの車が停まると、物を売りつけようとする人々や、お金をくれと窓をノックする人々がいる。皆が見て見ぬフリをするが、これがフィリピンの「当たり前」なのだ。日本に帰った際、清掃の行き届いたキレイな駅のホームで日本のお茶とおにぎりを口にした時これ程、素晴らしい国は他にないと感じた。これ程までに整えられたインフラ、社会保障、先代が、築き上げた文化に感謝しなければならないと思う。今回、経験した事を通して、曖昧な生き方ではなく、自分の置かれた環境に向き合って、無駄のないように生き切ろうと目標が出来た。

京都支店 技術部 T.N
テーマ:『師資相承』
 
この対談の熱量がすごく、誌面が熱を放っているのではと錯覚するほど熱さが伝わってきて、夢中で読んでしまった。「煩悩を食べる」「迷いがあるのは生きてることの証明」など、驚きつつも納得させられる内容だった。師と聞いて浮かぶのはやはり大西専務だ。入社以来、専務のために、専務の力になるよう、専務を支えたい、そう思いながら仕事をしてきた。尊敬できる上司がいるのは何より励みになるし、モチベーションも下がることは無い。そしてもう一人、密かに師として手本にさせていただいているのがHGLだ。人社直後に請求書や請求管理表作成業務について教えていただく機会があり、以来数えきれない様々なことでお世話になりっぱなしだ。彼女の能力はもちろんのこと、会えばいつもこちらの状況を気にしてくれ、話を聞きだしてくれる。いつでも笑顔で迎えてくれる。そんなさりげない気遣いと常に仕事にど真剣で一直線な姿は、間違いなくきんそくの太陽だと思う。「代表のためと思うといくらでも頑張れる」と言う彼女と「頑張りたいと思える上司と出会えたことは本当に幸せだよね」と笑いあったのは何年前だったか。新卒採用業務でもHGLに助力いただき、手を煩わせることが多々あり心苦しい。N担当部長も私を育てようとしてくれていて、何が何でもその気持ちに応えたいと思う。大好きな人たちを失望させたくない。私の原動力はそこから来ていると気づいた。仕事にずっとやりがいと楽しさを感じられているのは上司や先輩の配慮のおかげでしかない。仕事は私に「生きている」実感をくれる。見守り、叱り、フォローしてくださる方々のため、もっと早く、もっと効率よく、もっと正確に、もっともっと頑張り続けたい。

和歌山支店 管理部 M.I
テーマ:『師資相承』
 
私はひそかに、東京営業所のTさんに憧れている。正真正銘、誰が見てもバリキャリの称号を与えられるべき人材だと思う。1日1ポイント以上稼ぐのはもはや当たり前で、社内業務までこなしている。すごいのは、そのどれもすべてが、日頃から勉強熱心に効率化を考えているからこそ成しえているということだ。あまりの業務量に、どうしてそんなに頑張れるのかと聞きたくなる。たまに私が弱音を吐くと、気持ちいいくらいの前向きな言葉で励ましてくれる。人間力も十分に備わっている人なのだと感じさせられる。木鶏会の感想文やインスタ投稿からも読みとれると思うが、必ず文末はポジティブな言葉で締めくくられている。仕事っぷりにも生き方にも尊敬せざるを得ない部分がたくさんある。高橋さんのような貴重な存在が私の負けん気を刺激してくれる。もっともっと頑張るぞという気持ちを奮い立たせてくれる。仕事だけでなく人として、こうなりたいと思う。今は背中を追いかけることに必死だが、いつかその横に並んで、バリキャリの称号を手に入れたい。

和歌山支店 技術部 S.N
テーマ:『紛れもない私を生き切れ』
 
ICT施工Webセミナーの前日から、息子が高熱を出していた。今回は新入社員のMさんが初めて発表する。緊張はしないと言ってはいたが、ひとりで行かせるわけにはいかない。いざとなったら代わりに発表することも考え、ギリギリまで悩み、同行することを決めた。当日は最高気温38度と、危険なレベルの暑さとなった。最寄りのバス停(のつもりだった)を降りると、「Tさんですよね?きんそくさんの」と声をかけられ、一瞬フリーズしていると「関東地方整備局の〇〇です!バス停ひとつ手前の方が近いんですけど、乗っていらっしゃるのが見えたので」と昨年10月に一度お会いしただけにも関わらず、覚えていただいていて、開始前にもいろいろと話しかけていただいた。見守るだけのために同行したつもりでいたが、終了後の質問にもお答えすることができたり少し無理してでも行けてよかったと思えた。内業班の私にもできる数少ない「営業」につながる仕事だと思えたからだ。数日後の夜、ひどい悪寒に襲われ、翌朝は目が真っ赤に充血していたが体温計に手を伸ばしたら負ける!と気合と根性で1週間を乗り切った。週末には息子のオープンキャンパスにも付き添い、母としても休む暇はない。これでもへこたれるわけにはいかない。紛れもない私を生き切る。

東京営業所 技術部 K.T

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