イベント情報

致知11月号感想文 木鶏会

2023年11月15日
テーマ『幸福の条件』

今月の「致知」特集のテーマは「幸福の条件」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『誰もが幸せになる法則』
 
一見、抽象的で具体的に捉えにくい「幸せ」について、真逆とも思える科学的アプローチからこれを解明し「誰もが幸せになれる法則」を示した脳科学者岩崎一郎氏の寄稿文に感銘を受けた。普段から「脳磨き」を行うことによって、かくも人生が幸せなものになる可能性がある事を知り驚きの一言に尽きる。話は大きく変わるが、90半ばの両親が年とともに弱っていく姿を眺めついついグチや厳しい言葉を吐く自分がいやでたまらない。言ってしまった次の瞬間「またやってしまった」と後悔と反省の連続である。いつも元気でいるという心象が頭に残っているのが一因とも考えているが、親の老いを認め難い自分がいるのも確かである。この心の葛藤をなんとか克服しようとアンガーマネジメントを心がけているがうまくいかない。今回、教えていただいた「脳磨き」は妙薬になりそうな気持ちにさせる。まずは「脳磨きの六つの方法」の最初にある「感謝の気持ちを持つ」から心がけたい。そのために普段から無意識領城を整えることが大切と示されていることを信じ近所にある禅寺で、坐弾、瞑想にふけるのも年相応の新しい趣味としていいかもしれない。まずはやる気を出させてくれた岩崎一郎氏に感謝したい。

京都支店 技術部 S.Y
テーマ:『企業繁栄への道』
 
幸福のための方程式という部分で、「人のために尽くす」とある。私自身人に何かしてあげるとすごく気分が良くなる。相手が嬉しそうにしているのを見ると、自分まで嬉しくなる。よく仕事をするうえで、お土産やお菓子をいただくことがあるが、私は必ずいただいたもの以上のものをお返しするよう心掛けている。厚かましいかもしれないが、私の中での絶対条件である。どんな小さなことでも他人が何か自分にエネルギーを割いてくれたのなら、そのエネルギー以上のお返しをする。めんどくさがられても構わない。そういった事が循環すれば、よい人間関係が実現すると思う。そして特集にある幸福の前には、困難があるということに感銘を受けた。私自身、今困難に対峙している。毎日、期限が迫る中、とてつもない作業量をこなし、ハードワークしている。最初は十日以上かかっていた作業を何度も繰り返すうち、五日間まで縮めることが可能になった。困難の中で少しずつ工夫を凝らし、自分自身が成長していることを感じた。健康診断を終え、体重が去年より12kg落ちていた。日々のジムの成果が出ていると思う。他人に対して尽くしたり、作業においてエ夫を凝らして効率化を図ったり、日々の鍛錬が結果となって現れた時に、そこで初めて努力や苦労をしてよかったと感じるのかもしれない。日々を生きていく上で、幸福になるための方程式に当てはまる解と困難を通じて、見つけ出したいと思う。

京都支店 技術部 T.N
テーマ:『幸福の条件』
 
先日しばらくインドに滞在する機会がありました。テレワーク用にバソコンと必要最低限の荷物だけ抱えてのシンブルライフです。見知らぬ土地、見知らぬ言語、一人では移動すらできない不慣れな環境でした。体調も崩し苦労した部分もありましたが、振り返るととても幸せな満足した時間でした。テレワークで仕事を続けさせてもらうためにグループの皆様にはお手数をおかけし、滞在先でも早急にインターネットをつなげるために友人たちが尽力してくれました。大変な分、生活面、仕事面、精神面、助けてもらえたことがしみじみと嬉しく感謝の気持ちが増しました。水が飲めること、食事がおいしいこと、快適に眠れることも一つ一つ声を上げて喜びました。日本から物理的に離れて思考もシンブルにできたことが良かったと思います。「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日思い悩む。」という山上の垂訓を思い出しました。起きるかどうかもわからない事を心配しすぎない、という教訓です。そんな傾向は自分にはないと思っていましたが、実際には細々と煩悩に囚われていたと気づかされました。すべきことにもっと目を向ける、そういう思考・行動パターンを意識しようと考えさせられました。今私のいる環境は感謝できること、幸せなことだと言える理由がたくさんあります。当たり前、当然、ではありません。この気持ちを忘れず大切に過ごしていきたいと思っています。

京都支店 技術部 A.O
テーマ:『誰もが幸せになる法則』
 
幸せになりたいとは誰もが願うことでありながら、ただ漠然と生きているだけでは達成し得ないことだと思います。この対談では、幸福を実現する道として「脳磨き」が挙げられ、その6つの方法が紹介されています。私が驚いたのは、この6つの方法の内のほとんどがきんそくフィロソフィに書いていることと共通していた点です。経営理念に物心両面の幸福の追求がありますが、その実現の手段としてフィロソフィが存在するのだということを強く実感しました。先日の研修で、「きんそくとは何か」という問いがあり、代表はこれを「人間学を土台に建設に役立つ技術・ノウハウを活用して国土のインフラ整備に貢献するお客様のベストパートナーを目指す」と定義していると教えていただきました。ディスカッションの際にも、「人間学」というキーワードや、フィロソフィの考えに基づいた意見がいくつも出ていました。入社当時の研修では、自分も含めそのような意見はほぼなかったことを鑑みると、きんそくでの学びを通し人間力が向上しているのだと感じます。同期での研修は今回が最後でしたが、3年間の成長を実感することができました。きんそくではこういった研修などを通して人間力を磨くことができます。人間学を学び、人間力を高めていくことが自身の成長、延いては幸福を実現することに繋がるのだと思います。学びの場を与えていただいていることへの感謝を忘れず、今後より成長できるよう頑張りたいです。

京都支店 営業部 S.K
テーマ:『幸福の条件』
 
私は幸せになる条件として、入社直後は自分の趣味が最大の幸せだと思っていたが、仕事をしていく中で社会に貢献できているという幸福感と、仲間がたくさん出来たという嬉さが今は最大の幸せになっている。仕事にも慣れ、新しいことにも挑戦させていただける機会もいただいて、改めてこの恵まれた環境に感謝している。生きているだけで幸せだとよく聞くが、やはり生きていく中で困難は付き物で、仕事でも自分が思っているようにできなかった時には悔しくて泣いてしまう時もあるが、それも一部の与えられた試練だと受け止め、次に活かせられるようにしなければならないと、その後のことも考えられるようになった。そのおかげで自分も成長でき次の新たな挑戦が出来ているのだと改めて思う。環境や仲間に恵まれて、こんなにも幸せでいてもいいのだろうかと思う時がよくあるが、”自分にはもったいないことだと感謝することが大切だ”と書かれていたので、これからも謙虚に、困難も次の成長できる機会を与えていただいているという感謝の気持ちをもって、これからも様々なことに挑戦していきたい。

京都支店 営業部 Y.H
テーマ:『幸福の条件』

数日前、娘に「お母さん、幸せ?」と問われ「幸せだよ」と答えた。なぜ聞いたかはわからないが、娘が私に聞いたときの顔はにこにこして、幸せそうだった。振り返ると、学校へ行っていたころはいじめにあった。社会人になったときは超氷河期で就職先もなかなか見つからない。入った会社がブラックで徹夜で勤務するほどの激務だったのに倒産。10年弱の結婚生活、専業主婦をしていたところから、突然の離婚。10年ぶりの社会復帰。娘は障害があり、さらに不登校。それでも不思議と不幸だと思ったことはなく、前述のように「幸せだよ」と自然に出た。なぜなのか考えてみると、祖母、母の影響ではないかと思う。一緒に住んでいた祖母はご先祖様を大切にし、私が生まれたときには既に他界していた祖父の月命日は家族で一緒にお経をあげた。小さいころ、一緒にお風呂に入り体を洗ってもらうとき、くるくる回って洗ってほしい場所を差し出すと、「あんたは思いやりがあるね〜」と言ってくれる。毎日のように「おもいやりとありがとうは大切だ」と生活の中で教えられた。母はテストでどんなに悪い点を取ろうが叱ることはない。「次頑張ればいいよ」と言う。起きてしまったことは仕方がない。その後が大切で、どう考えるか。どう行動するかが重要だ。と育てられた。おかげ様で、どんな状況でも感謝の気持ちを持ったり、PDCAを考える癖がついている。―見幸福とは見えないような状況でも、坂村真民氏がおっしゃるように「心さえ転換すれば」幸せなのだと思う。そんな個人的なベースがある上に、今はきんそくで働かせていただき、研修等でこれらを再認識したり、気づいたりすることでさらに幸福度は上がっているのではないかと思った。ありがとうございます。

本社 管理部 M.S
テーマ:『幸福の条件』

振り返れば学生時代が終わりを迎え、就職活動に勤しんだ頃は、将来への不安が大きくて、生きた心地がせずに過ごしていた。こんな自分を採用してくれる企業はあるのだろうか?そもそも自分は何ができるのか、何を目指しているのだろうか?という悶々とした日々を過ごしながらも、きんそく入社を果たした。入社して2年半ばぐらいにパニック障害を起こし、休養期間を半年ほど過ごした。それから何とか復帰して、現在に至る。私は社内システムとマクロだけでなく、機材の輸出の手続きも担当しているのだが、無事に完了させた際には、感謝の言葉をもらい、それを心の支えにしている。そして「明日の仕事も頑張ろう」という気持ちになり、このサイクルを繰り返していく。思えば、これこそが幸福であろう。そしてその幸福に気付くチャンスを与えてくれたきんそくには、改めて多大な感謝の気持ちを抱いている。このチャンスを無駄にすることなく、今日も仕事に励んでいこうと思った。

本社 管理部 H.N
テーマ:『幸福の条件』

先日、ゼネコン様を対象にコンサルティングなどのサーピスを展開する、KTKS拡販のために、受講させていただいた、ミスターマーケティングのコンサルティングの全カリキュラムを終えました。2週に1回受講する中で出される課題はかなりハードルが高く、まずは自分でやることを整理し、受講メンバーを巻き込んで内容を打ち合わせ、出た成果をまとめるという流れを6か月間行い、時には営業の方や自分が、お客様のもとに出向きヒアリングを行うというこれまでに体験したことのないことをさせていただきました。開始時期が社会人1年目のときだったので、はじめは新入社員に任せていい内容なのか、私で務まるのかと悩んでいましたが、だんだん打ち合わせや資料の質があがっていき、最後の講習では先生方にお褒めいただきました。何か新しい物事について考えるときの思考回路が、受講前よりもしっかりしてきたと感じています。最初は苦難な出来事だと思っていましたが、最終的には幸福と今後に向けた前向きな気持ちを連れてきてくれました。頑張ったのは自分だけではなく、ひとえに受講メンバーの方やご協力いただいた営業の方のおかげです。こんないい機会を与えていただき感謝です。KTKSはまだまだお客様に刺さる内容になっておらず、基礎固めが必要です。この経験を糧に、これからも引き続き頑張っていきます。

京都支店 マーケティング部 M.K
テーマ:『幸福の条件』

現場の帰りに、隣接工区に顔を出して追加作業が無いか確認している。顔を見た瞬間に、「電話しようと思ってたんや!」と、ICTの追加作業の打合せをしていただくこともある。お客様の中で、きんそくの喜福=ICTと思っていただけているようでうれしくなる。近年ICTの対象工種が増加してきており、国交省の要領案のページ数も1000ページを超えてきている。そのような状況の中、お客様が全てのページに目を通すことは難しいようで、教えてほしいとの要望が多々ある。現場に合わせた返答を行い、ありがとうと言っていただくと、また頑張ろうという気になって来る。やりがいとはこのようなことなのだろうと思う。様々な新しい業務を覚えることはしんどい時が多いが、このように感謝される事があると、やっぱりやってよかったと思える。お客様に自分の成長を手助けして頂いているので、成果として返していきたいと思う。

和歌山支店 技術部 R.K
テーマ:『幸福の条件』  

幸せとは何か。「幸せになりたい」と願いながら、そのために自分がどう行動すべきか考える人は少ないように思う。昔の私もそうだった。自分以外の”誰かや何か”が「幸せにしてくれる」ものだと思っていた。その大きな勘違いに気づけたのは今から10年程前のことで、私と同じくシングルマザーの「シングルで子供2人いて、それなりに周りと同レベルの生活水準を保ててる。良い暮らしをさせてもらってるよ。」という言葉だった。”させてもらってる”とは第三者からの援助という意味ではなく、社会や世の中を指しているのが彼女の普段の努力から分かった。私も既に幸せであることに気づくきっかけになったその言葉にとても感謝している。今、私は娘と2人で骨髄ドナーに登録することを計画している。調べてみると、登録自体はとても簡単にできるらしい。ただ、実際に提供者となった場合5〜10日ほどの入院が必要とのことで、多くの人がそこで提供を断念せざるを得ない状況だと知った。仕事や学校を1週間も休むのは簡単ではない。有給はいざという時のために使いたいと考える人も多いだろう。しかし、提供者の中には晴らしいことだと会社がドナー休暇を作ってくれたという話もあった。どうせ休めないだろうし、と出来ない理由を探すより、まずは登録して適合者になった時に相談する方がいい。そんな人が増えれば、ドナー休暇も当たり前になるかもしれない。今、幸せだと感じられることこそが一番の幸せなのだと思う。考え方ひとつで「どん底」は試練に、「大変」は成長の種に変わる。本文中にあるAwe体験は、到知の内容そのものだ。知れば知るほど木鶏会って深いなぁ、と感じる。ドナー登録を考えるのも、きんそくで利他の心を説いてくれるからだ。未来の幸せを受け取るために、今ある幸せは誰かへ贈る。そんな社会になればいい。

和歌山支店 管理部 M.I
テーマ:『幸福の条件』  

昨年頃から雨が降ると家の1階の天井から雨漏れがするようになった。父が20歳の頃に購入した家も今では築43年、あちらこちらにガタがきている。先月、いよいよ雨漏れが激しくなったので業者に来てもらった。見積りが届くと約100万円。結構するね!と母と二人で驚いたが、相場が分からないのでこの金額が高いのか安いのかも分からない。すぐに作業してもらえるということで、その業者さんにお願いすることにした。内心騙されたらどうしよう⋯と不安な気持ちもあった。いざ、工事がはじまると事前に近隣の方にご迷惑をお掛けします。と挨拶もあり、母からの日々の情報では、とても丁寧で毎日仕事が終わると今日と明日の作業の報告があるという。私も土曜日にはじめて作業中に家にいることがあった。今日は1人で細かい所を刷毛で塗る作業だった。すると、「ふふん〜♪」と鼻歌が聞こえだした。母が「いつも鼻歌聞こえるねん」と。「めちゃくちゃ楽しそうに仕事してはるな〜」と二人で笑った。朝から夕方までずっと作業し、終わりに報告があった。作業の一つひとつがとても丁寧で、そこに想いがあると感じる。写真を撮って副社長に見ていただくと「これは結構(金額)するぞ」と教えてくださった。どんな人もはじめて依頼する時はとても不安だ。きっときんそくもお客様に一人ひとりに寄り添って一つひとつ信頼を得てきたのだと感じた。私もお客様や仲間に想いが届くよう丁寧に想いをのせて業務に励みたいと思いました。

広報室 Y.H

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