イベント情報

致知3月号感想文 木鶏会

2023年3月15日
テーマ『一心万変に応ず』

今月の「致知」特集のテーマは「一心万変に応ず」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『心の力をいかに高めるか』
 
3月になり、新卒採用も新たな年がスタートした。早速きんそくも大きな企業説明会に出展し、来期の新入社員獲得へ向けて全力で走り出した。そのイベントの2日間で、私は実に私らしい経験をした。1日目が終わり、宿泊先へ向かうため大阪駅で降りたら、案の定盛大な迷子になってしまった。方向音痴は昔からなので行く先々で人に訪ねるのはいつものことなのだが、今回は駅員や周りの人に尋ねても誰もはっきりとした場所が分からず、駅周辺で30分うろうろするばかり。21時過ぎともなれば家路を急ぐ人が多く声を掛けづらい、もしや朝までこのまま・・・と不安が大きくなった時に前から歩いてきた人に声をかけると、なんとその方はご自分でも地図で調べながら宿泊先まで一緒に歩いてくれたのだ。おかげで無事に到着し、翌朝の道順まで教えてくださった。とても心細く不安な気持ちでいっぱいの時間が、親切な方の心遣いで「すごく良い人に出会ってしまった!」という経験に変化し、疲れていた心に余裕ができた。そこでふと、迷子の不安感は就活中の学生と少し似ているかもしれないと考えた。皆が一斉に走り出すが、自分の向かっている方向が正しいのか自信がない。目指すものすらはっきり見えていない。自分だけこのままかもしれない。そんな不安や焦りを持つ学生がいるかもしれないと考えると、烏滸がましいかもしれないが共感し寄り添ってあげられる大人でありたいと感じた。勝手に迷子になっただけで何を偉そうに、と思われるかもしれないが、マイナスの経験でも得るものがあれば自身にとってはプラスになる。どんなことでも前向きに楽しめるのは私の利点だと思っておこう。嫌な記憶で済まさず貨重な体験だったと記録し、次の家族たちのためにきんそくまでの道順を大きく丁寧に標していこうと決心した。

本社 管理部 A.I
テーマ:『一心万変に応ず』
 
先日、入社して初めての身近な先輩が退職されました。きんそくへ入社しようと決意した要因のひとつがその方で、職場体験のときにすごく親身に優しくしてくださり、この部署に入りたいなと強く思ったことをよくよく覚えています。入社後もイメージは変わらず、てきぱきとお仕事され、大勢の前でプレゼンをされる姿、輪の中心になってユーモアたっぷりにお話され、和気あいあいとした空気を作っておられた姿は間違いなく私のあこがれでした。新たな道を進まれるということを聞き、当初はショックを受け、来期どうなっていくのか、上手くやっていけるのか不安でいっぱいでした。しかし、考え方を変えると、しっかりしなければいけないタイミングがちょっと早まっただけなような気がします。まだまだこれからも試練になるような出来事はきっとたくさん起こります。しかも、ゆくゆくは私もその方のように人をみる側に回りたいと思っています。一心万変に応ずの精神を忘れず、揺らがない気持ちを持てるよう日々精進します。32期もはじまり、後輩も入社し、いよいよ新入社員の肩書もなくなります。新たな気持ちで日々ひたむきに、仕事に取り組んでいきます。

営業本部 M.K
テーマ:『心の力をいかに高めるか』
 
対談の中で「ウサギとカメ」の話がでてきた。日本人はちょっと成功すると慢心し油断してしまう傾向がある。だけど、この変化の激しい時代に休んではいけないんです。とあった。建設業界でも変化が激しい。空から測る?!私がきんそくへ入社した頃とは全く違う世界だ。でも、変わらないものもある。きんそくが歩みを止めないことだ。どこよりも早くICTを導入し、今では当たり前のマーケティング会議も当時は「売れる仕組みづくり会議」と私たちに抵抗が出ないように、分かり易い言葉でマーケティングの世界に奥野代表が導いてくれた。当時は意味も分からず参加していたが、そこで生まれたCPDS講習はきんそくではなくてはならないものになっている。新しいことを始める、時代の変化に対応する、これらは一見難しく聞こえるが、大切なのはスピードは遅くても継続し、途中で決して中断しない歩みを止めないことだ。100年先もファーストコールカンパニーを目指すきんそくの32ページ目がはじまった。「ウサギとカメ」のカメのようにきんそくは決して歩みを止めてはならない。厳しい環境でも、これだ!と思うものを継続していけば、必ず変化を乗り越えていける。心の力を高め合い、仲間で今期目標30億を掴み取りたい。

広報室 Y.H
テーマ:『致知の役割』
 
「致知」の役割とは何であろうか。自分と全く違う人生を歩んだ方のお話が聞けたり、悩み事の解決策を示してくれたりと様々挙げられる。挙がっているのは全てポジティブな内容であり素晴らしい雑誌であることが改めて分かる。その中で「気持ちを奮い立たせてくれた」という部分に注目した。入社して8年になるがやはりやる気が無くなったり、落ち込んだりという事が何度かあった。 そんな時私を奮い立たせてくれるのは伊藤常務である。 一緒に現場に行ったり、話をしたりすると気持ちが奮い立つ。なぜ?と言われるとそのパワーや元気だと思う。何度も助けられて来た。周知のとおり、伊藤常務はシールド測量の第一人者であり、その技術継承が課題であるが同時にそのパワーや元気を継承し、周囲の人間の気持ちを奮い立たせる事が出来るようになりたいと思う。

京都支店 技術部 M.O
テーマ:『我が人生死ぬまで修行』
 
小林國雄氏のストイックさには大変、感銘を受けた。仕事を楽しくストイックにやるということに私自身、重きを置いている。夜勤が終われば、家に帰り、筋トレをして、ランニングを行う。最近は体重が10kg減った。最初は思うように効果が出ず、断念しかけたが、周りに「太りすぎ」と言ってくれた方々がたくさんいたおかげで、私の原動力になったのである。測量の際にも以前よりもたくさん荷物を持って、長距離を移動できるようになったし、大変な作業でもしんどいと感じず、やり遂げてやろうと考えるようになり、メンタルの部分でも成長したと感じる。サッカー選手のC・ロナウドも貧乏なところからストリートでサッカーをし、今ではバロンドーラーとなっている。這い上がる努力とトップを維持する努力、年棒が300億近くになっても努力をする。小林氏もロナウドも評価されている人はどんな人であろうと、最低限、逆境を乗り越え、楽しく、ストイックにやっている。私もこれを維持して頑張りたいと思う。

京都支店 技術部 T.N
テーマ:『一心万変に応ず』

「心を開けば宇宙大に広がり、心を閉ざせば最後は自殺にまで追い込んでしまう」この言葉を読み、心を閉ざすことは簡単だけどいざというとき心を開くのは難しいと感じました。面談をした際に必ず「悩みはないですか?」と聞かれます。そして毎回「ありません。無いのが悩みです」と答えます。常にないのではなく、私だって人間なのでちょっと悩むときはあります。でも、悩んでいる時間がもったいないし、人生を楽しんでいる私の方が好きなので悩みがあったとしても深追いしないようにしています。例えば、悩みが発生したら早い段階で「1回置いておいて後でまた考えよ!」という思考になります。これが正解かは分かりませんが、あとからめちゃくちゃしょうもない悩みだったなと感じることが多いです。心が開くか閉ざされるかは、全部自分自身の捉え方次第だと思います。視野を広くもち、心を全開にして生きていきたいと思います。

京都支店 技術部 A.I
テーマ:『 一心万変に応ず』

文中にある「自分の心ができる」状態とは何か、私的にはこれだけは揺らいではならないという軸を持っていることだと考える。これが無いと、目先の楽な方に引っ張られて困難に立ち向かえない精神になってしまうように思う。さらに軸は、あらゆる経験の積み重ねによって太く強固なものになっていくのだろう。私がきんそくに入社してもうすぐ1年が経つ。この1年間、私は難しい事でも仕事としてやっている以上、逃げたりはできないと思いできる限りを尽くして業務に取り組んできた。最近母親から「昔のあなたは将来どうなるか心配で仕方がなかったけど、今は精神的にも成長してくれて安心した」と言葉をかけられた。私自身は全く気づいていなかったが、仕事で得た多くの経験は確実に私を進歩させているようだ。これから更なる困難に直面することもあるだろう。しかし、どんな時も私の中の軸を強固にして揺らがぬよう、今後も鍛錬を怠らないようにしていきたい。

京都支店 技術部 N.N
テーマ:『世のため人のための経営を追求する』  

増本氏はカーブスにきていただく理由を三つ作る、というテーマで取り組んでいるという話があった。私がきんそくで今後も働かせていただきたい願う理由なら容易に挙げられる。一つ目は安心感。心の有り様はフィロソフィや研修で繰り返し自問自答の機会を頂ける。朝会で代表のお考えに接し、経営計画書であるべき姿を示して頂ける。感性的な悩みの小ささは前職に遠く及ばない。二つ目は、代表をはじめ先導してくださる方々への尊敬。生き方、仕事面を少しでも近づきたい思いがある。自分を高めていこうと思えるお手本が身近に居られる幸運は代え難い。三つ目は、お客様に真摯に向き合えること。お客様第一主義を貫くきんそくにおいて、理由の最後に挙げるのは一見矛盾にも思える。仕事はお客様のためにあるのは当然である。しかし、自己の心が不安定だと仕事も疎かになり、共に働く仲間、先導してくださる上司の方々への信頼と敬意もあってこそ成しえると考える。では、翻って私を採用していただけた理由、また雇用を継続していただけている理由が三つでも作られているか、と考えた。あぁ、まだまだだな、というのが率直な感想だ。お客様の求められているものを正確に理解し、カタチとして作り上げていく力。上司や仲間の方々が求められているものを実行する力。足りない。そして埋めていきたいという心持ちは日増しに大きくなる。理想と現実のギャップを埋めるべく、日々考え、行動していきたい。

京都支店 技術部 T.M
テーマ:『一心万変に応ず』  

「腰に帯して立ち上がれ」本文にもあるように人生にはいろいろなことが起こります。私の思いがけない試練は、間違いなく母の死でした。私は交友関係が狭く、子育ての悩み事などは全て母に相談していましたが、母が亡くなり子育てをどうしたらいいのか分からず、いつもイライラしていました。毎日自己嫌悪を感じていました。先日、ほんの数分、姉に子供たちを預けた時、姉から子供たちの本心を聞きました。とても厳しく接していましたが、とても素直な考え方を持って育ってくれたことに涙が出ました。子育てが分からず悲観的になっていたことを後悔しました。それから少しだけ子供たちとの関係も良くなり、あの時、子育てに対して立ち上がってよかったと思いました。今、このタイミングで「一心万変に応ず」「腰に帯して立ち上がれ」の言葉を知れて私は幸せだと感じます。

名古屋営業所 営業部 M.K
テーマ:『一心万変に応ず』  

日人生に変化はつきものだ。結婚して家庭を持ってから、仕事においても家庭においても、そのことを強く実感するようになった。そして今まさに、5月の出産を前にして、また1つ変化の渦の中にいると感じている。2月から引き継ぎが始まり、最近家に帰ってからも仕事のことを考えることが増えた。どの業務を任せようか。今週はどの順で何を伝えようか、何の資料を用いようか、どう伝えたら分かりやすいか‥。あぁ、この感覚なんだか懐かしいなぁと思った。昔、正社員で働いていた頃も、きんそくに入社して業務を覚えるまでの頃も、新基幹システムを導入したての頃も、気づけば、どうしたら もっとうまくいくかな、どのように取り組んだらいいだろう、と家でもあれこれ考えてメモにびっしり書き出していたなぁと思う。考えることが増えることは頭の中が騒がしく忙しいが、その分楽しい。変化に対応していくには、それなりに労力がいるため、その分大変さもあるが、その大変さすら楽しく愛おしく思えるようになった。あっという間の約2年間だったが、北陸営業所内の様々な業務に携わらせていただけて、嬉しく楽しい日々だった。その立場を一旦離れることが、少し寂しく感じるし、業務上ご迷惑をおかけし心苦しさもあるが、今は自分自身とお腹の子のために産休・育休を取らせていただけることに感謝して、心身を大切にしていきたいと思った。1年後にパワーアップして戻ってこられるよう頑張りたい。そして記事にもあるようにこれからも人生の様々な変化に応じていけるよう、常に心を閉ざさず、心を開いていく工夫をし人間力を高めるために努力し続けていきたい。

北陸営業所 営業部 Y.O
テーマ:『一心万変に応ず』  

今回の木鶏会を読んでいた矢先に、小学校1年生の娘が学校と学童で一緒の女子二人からいじめを受けるという事件があった。内容もとても1年生とは思えない陰湿なもので、信じがたい内容だった。普段はのんきにしている娘が泣きながら「学校に行くのが怖い」と語ったとき、あぁ、このまま不登校になるかもしれない、転校なども考えないといけないかもしれないと目の前が真っ暗になった。しかし、嫌な思いをし、傷つきながらも必死で訴えてきた娘を守らなければ、できることをやらなければと、学校と学童の先生に娘から聞いた内容を連日伝え、対応を求め続けた。学校の先生は対応しますと一言返すだけで、娘に聞くと一応加害者児童に口頭で注意はしてくれたが、それを逆恨みされてさらに悪質な嫌がらせをされる始末で、これはこちらも覚悟を決めて、最悪相手の保護者や学校相手に訴訟を起こすぐらいの気持ちで挑もうと腹をくくった。その上で、これは明確ないじめであり、親としては到底看過できないこと、相手の保護者にもきちんと伝えてほしいと強い言葉で訴えた。ようやく学校側も真剣に動き出し、先日たまたま加害者側の児童のお母さんと会って話した際、学校からその日ようやく連絡が来て初めて事の次第を知ったこと、本当に申し訳なかったと謝罪をされた。学校側は、こちらから何度も訴えていたにもかかわらず加害者児童の保護者にはそのことを伝えていなかった。更には一連の出来事の後、担任の先生から「子供同士のことだからあまり神経質にならずに」と言われ、一歩間違えば子供の命や人生に関わりかねないことなのに、と認識の甘さに驚いた。「腰に帯して立ち上がれ」の言葉のように、親の自分が一歩も引かないつもりで戦っていかなくてはいけないと思い知らされた出来事だった。救いだったのは、学童側の先生が親身になって対応してくださり、今回ちゃんと加害児童にもよく話して聞かせたことで、あの子たちの成長にもつながる貴重な体験になったと思いますと言っていただけたことだった。まだ善悪の区別のつかない年頃で、今後も同じようなことが起こってくるかもしれないが、まずは子供の声を取りこぽさないようによく耳を傾け、どうしていくのが良いか、一緒に考えて動きたいと思う。

東京営業所 技術部 J.N

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