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致知4月号感想文 木鶏会

2021年4月15日
テーマ「稲盛和夫に学ぶ人間学」

今月の『致知』特集のテーマは「稲盛和夫に学ぶ人間学」です。コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。
 

社長推薦優良感想文

テーマ:『稲盛和夫に学ぶ人間学』
 
 ひたすら前向きに明るく努力を続けていくという言葉で浮かぶのは、亡くなった中川吉郎さんの笑顔でした。厳しく真面目に努力する ということと、笑顔で仕事することは何も矛盾しないことを気づかせてくれたなと、時々笑顔を思い出します。仕事を真面目に努力し続ける。仲間と一緒に努力を継続する、そんな時に必要なのは笑顔だと思います。作業量と期限が厳しい現場で並の技術部の人間なら倒れそうな量の仕事をやり切り、疲れ果てているはずの時も、中川さんはにこにこ笑って居ました。中川さん以上に前向きに明るく働く見本となる方は居ないと思います。緩急つけて、時には厳しく、よくよく笑って、仲間と最大限の力を発揮できるような働き方、生き方をきんそくで引継ぎ、後輩に、後世に遺して、つないでいけたら、それがいつかのフィロソフィ教育で出てきたキーワード、”レガシー”になるのかなと感じました。
 
本社 営業部 藤田
テーマ:『君の思いは必ず実現する』
 
 営業部では年2回営業部会議が行われ、私も出席させていただいていますが、出席するたびに会社の思い、営業マンの日々の真剣な仕事ぶりや地道な努力を知ることができて、毎回身が引き締まる思いをがします。世の中はコロナ渦で経済も低迷し先行き不安な1年であったにもかかわらず、29期も売上を伸ばし30期30億に向けて走り出しています。正直なところ28期からの中期経営ビジョンを聞いた時は、あくまでも目標であって実現には到底難しい数字であると思いました。ましてやその頃は新型コロナウイルス蔓延など想像もしていなかったにもかかわらずです。強い願望を持ち、地道にコツコツと働き、全員がその思いを共有した結果実現できていることを感じています。その現実があるから、今回の「思いは必ず実現する」という稲盛氏の言葉は私の心に響いてきます。私が今担っている公共の案件落札は、積算される方の分析、経験、地道な努力だけではとても叶えられる業務ではないのですが、以前は実績や技術者等の要件で入札参加できないことも多々ありましたが、少しずつ要件は整ってきています。会社という組織の中で同じ思いを共有し実現に向けて働くことの意味を感じ、30期も働いていきたいと思います。私生活でも自分の思いの実現は何を目指しているのか、そのためにはどう行動していけばよいのか、今一度考えたいと思います。この記事を読んでいたときに、まさに「思いは必ず実現する」を池江璃花子さんの4つの優勝で見た気がします。大きな目標もあるけれど、目の前の一つ一つの目標の実現に、自分を褒めて上げたいくらいの努力をしてきたと言われていました。実現してきた人の言葉は重く感動をもらった良い一日でした。
 
本社 営業部 清水
テーマ:『稲盛和夫に学ぶ人間学』
 
 この記事を読んで特に印象に残ったのは『苦難に感謝する』という言葉である。記事の中でも「これは古今、多くの先哲が唱えてきた」とあるように、自分もこれまで似たような言葉を聞いてきた。しかしそれでも、今の自分にはこの言葉が心にとまったのである。4月に入社しまだまだわからないことばかりで、1日1日を必死にやっとの思いで乗り切っているのが現状である。 入社前は、これから先に広がる可能性に期待で溢れていたが、いざ現場に出ると”できないこと、わからないことばかりの自分”という現実を実感し、日に日に不安や焦りが募っていった。そんな時にこの「苦難に感謝する」という言葉に触れハッとした。ただもがいてばかりで考える余裕すらなかったが自分の状況をよく考えてみると、まだ最初の一歩を踏み出しただけだと気がついた。これから先、今以上の苦難などいくらでもあるだろう、そう思うと今の自分の状況を苦難だと思っていたことに恥ずかしさすら感じた。「今は学びと挑戦のための良い機会なのだ。この機会を逃がすまい」そう思えたことで、これまでただもがくだけだった日々を、成長につなげるためにはどのような工夫が必要なのかと考えることが重要なのだと新たな気づきを得ることができた。悩みも心のもち方で気づきに変えられる。まさに「苦難に感謝」である。最後に「千里の道も一歩から」父から贈られた言葉である。毎日を着実に成長へつなげていきたいと思う。
 
本社 技術部 小山
テーマ:『稲盛和夫に学ぶ人間学』
 
 衝撃だ。「フィロソフィにはごく当たり前のことしか書いてないけれど、それを実行できている人間はほとんどいない。 自分も実行できているとは全く思っていないから、毎日読み返しているんだ」。書き手の稲盛さんご本人がそう仰るなら、私は一体、何度読み返したら良いのだろうか。きんそくフィロソフィを初めて読んだ時は、やさしい言葉で分かりやすく、自分に近いもののように感じた。今は実行することが難しく感じられ、当初よりも遠い。毎月、グループで個人目標を立てているが100パーセント達成は険しい。また、きんそくは社員の質 日本一をめざしている中で、立てる目標としてふさわしいのか、と問うと答えに窮する。いかに人間力を高めていくことが簡単ではないのか、と思い知らされる日々だ。しかし、ふっと軽く考えた。「稲盛さんも学び続けておられるのなら、一緒に学び続けたらいいのだ!」と。
すぐそばにはきんそくのメンバーがいる。心強い。この学びは一人ではないのだ。変化に富む社会を生き抜くには、自分の経験則は余りにも乏しい。致知を読むことで疑似体験が得られることはありがたく、自分が親となってからきんそくにご縁があったことに感謝したい。子供に接する中で自分の人間力を高めていかなければならないと痛感しているからだ。 いかにこれまでが自分中心に生きてきたか。これからいくつになっても自己を研き続け、少しでも世のため人のために生きていきたいと思う。
 
本社 技術部 玉田
テーマ:『君の思いは必ず実現する-未来を生きる君たちへ』
 
 この講和には稲盛氏のお人柄がよく表れていて、読んでとても心が温かくなったと同時に、4年程前に遭遇したある出来事で出会った女性の姿と講和の内容が重なった。その日は娘と出かける予定で、午前10時前に家を出た。車を走らせてすぐの所で、細い用水路に高齢の男性が仰向けに倒れていることに気づき慌てて駆け寄り抱き起そうとしたが、手足に力の入らない大人を私だけで抱えることができない。直後に通りかかった車を強引に止め、事情を話し手伝いをお願いすると運転手の女性が「私、介護士です。やります。」と言うなりすぐに男性を抱え上げ、体の状態を確認していく。あまりの手際の良さに、私と娘はただ感心するばかりだった。ここで初めてその女性は実は急ぎの用の途中だったことを知り、男性は私が車で自宅へ送ることにした。最後にその女性は必ずおじいさんの家族に伝えるべき注意点を教えてくれたのだが、その時に私は「プロとはこういう人のことだ。」と感じた。いつ如何なる時でも自分の知識と技術を発揮できる。赤の他人にも的確に指示を出し、実行させる。普段から仕事に真剣に向き合い、一生懸命取り組んでいるからこそなのだと教えられた。また、急いでいる状況でもさっと人に手を貸し動く姿は、まさに利他の心の持ち主だと証明している。ほんの30分程の出来事だったが、私の人生においてとても大きな出会いとなり、「仕事」を考えさせてくれるきっかけとなった。会社の中で机に向かってる間だけが仕事なんじゃない。休日でも外にいても私はきんそくの従業員で、どこででも同じだけの知識と技術を使いこなせるプロでなければいけないんだと気づくことができた。世の中は素晴らしい人で溢れている。いつか、私も通りすがりの誰かにそう伝えることができる人になりたい。
 
和歌山支店 管理部 今里
テーマ:『気がつけば、稲盛さんと同じような道を歩いてきた』
 
 永守氏のインタビューは、剥き出しの対抗意識と心からの尊敬が伝わってくるような内容だった。その中でも植木鉢のエピソードは本当に驚かされた。まさか貰ったものにさえコストが発生するとは考えつくことすら出来なかった。普段の生活から意識していなければ絶対に気付く事はできない。今回の記事に出会っていなければ、恐らく一生考える事は無かったと思う。きんそくにいなければ、アメーバもフィロソフィも木鶏会も無かっただろう。そう思うと、学びや考え方、意識を変えてくれるきんそくという会社で働けている事は、私にとって非常に幸運だったと思う。今、きんそくでは時短と売上、相反する課題に対峙している。以前の私なら、考える事を放棄しどちらかを、もしくは両方を諦めていた。しかし今までの学びのお陰でなんとかできないか、どうにかしてやろうと考えるようになった。今回の記事のおかげでコストについて、もう一度振り返ってみようと思えた。稲盛さんと同じような道を歩いている。とは、とても言えないが、方向くらいは以前よりも少し真似ていれると思う。そう思えることはきんそくで働くことで得られた、私の小さな財産です。
 
和歌山支店 技術部 古野
テーマ:『気がつけば、稲盛さんと同じような道を歩いてきた』
 
 目の前に見習うべき存在がいること、自分のやる気次第で成長することが出来る。負けてもいいや、現状維持で等考えていれば発展はない。私は労働者であるがアメーバ経営によりグループの経営に携わっている、が担当する仕事が少なければ「仕方がない私たちは技術部、仕事を取ってくるのは営業部」といった考えをしてしまう、手が足りていないグループに仕事をもらい日々を過ごす。それではよくないのでは?と思いながらもダラダラとそうしてしまっている。仕事が無ければ新しいことにチャレンジする、手が足りなければ協力会社を探すお互いが別の道を見つけることでどのグループも成長できると思う。我々が目指すのは会社目標30期30億に大きく貢献する事、社内1のグループを目指す事上手くいかない事ももちろんあるかと思うが挑戦することを続けていきたいと思う。
 
和歌山支店 技術部 児玉
テーマ:『気がつけば、稲盛さんと同じような道を歩いてきた』
 
 フィロソフィの中に「売上を最大に経費を最小に」の言葉があります。私は内業事務なので売上を伸ばすためには、お客様のニーズに柔軟に対応することできんそくのイメージアップに繋がると思っています。経費を最小にするために、身近な努力は備品使用等を節約することだと、以前は思っていました。しかし、きんそく建築測量が子会社化して請求書や契約内容を見るうちに、日頃自分たちの使用しているものが、それぞれ、どういった契約をしているのか、どのようにすれば節約出来るのかを知って行動することが大切だと考えるようになりました。例えば備品発注ですと、日常的に使用する消耗品はまとめて購入したり、単価比較・商品比較して購入店を選ぶようになりました。建築で使用しきれない裏紙は本社に持っていったりもしています。永守様のお話の中に、頂き物の植木からコストが発生したことを稲盛様に指摘されたというお話がありましたが、自分の労働に対し、コストがかかっているという考えがあったかと聞かれると、私はまだまだ全員参加経営の認識が不十分だと思いました。30期はより意識して行動していきたいと思います。
 
きんそく建築測量 営業部 桂
テーマ:『君の思いは必ず実現する-未来を生きる君たちへ』
 
 私は、きんそくに入社するまで、自分自身がこれから成長するという考え方をまるで持っていなかったように思う。今月できんそくに入社して5年目に入った。今の私から、4年前の私に教えてあげたいくらい、今、夢や希望でいっぱいの思いに溢れている。あんなにも新しいことを覚えることに躊躇していた私は、今はどんどん新しいことにチャレンジしたい、何でもできるようになって役に立ちたいと思えるようになった。最近新しく増えたメンバーも、皆、チャレンジしたいという気持ちが強い人ばかりで、とても刺激を受けている。ひとりの思いが、周囲の人に影響を与え、 強い思いを持った人が少しずつ増えていくことで、とても強い集団になれるのではないかということに気が付かされた。自分自身が成長したいという思いと、お客様に喜んでいただきたいという思いがとても強くなってきたように思う。 直接お客様とやり取りをさせていただくことが増え、「ありがとう!」とお礼を言っていただいたり、「高橋さん、仕事早いね!」とほめていただいたりしたとき、やったー!と両手を上げたいくらい喜びを感じることができた。お客様に喜んでいただけることがこんなにも自分の喜びになるのだと、強く実感することができ、これからもお客様に喜んでいただけるよう強い信念を持ち、努力し続けたいと思った。
 
東京営業所 技術部 髙橋

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