イベント情報

致知8月号感想文 木鶏会

2023年8月15日
テーマ『悲愁を越えて』

今月の「致知」特集のテーマは「悲愁を越えて」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『悲愁を越えて』

吉村さんのご両親の教えは素晴らしいし、それを実践している吉村さんも素晴らしいと思いました。吉村さんのご両親が実践されていたのだろうと思います。「苦労は買ってでもしろ」こういう言葉は今では「子どもには苦労はさせたくない」に変わっているように思います。実家は裕福ではなく高校生の頃のアルバイト代はほぼ母に渡していました。自分の自由にできるお金が欲しくて、仕事を掛け持ちして平日は毎日働いていました。母は後ろめたく感じていたようですが、その経験のおかげで働くことの大変さや大切さを知りました。きんそくで働いてからも数年間は辛いことばかりでしたが、できるようになりたいという悔しさや役に立ちたいという気持ちだけで頑張ったと思います。今も「もう出来ないかもしれない」という気持ちにはなりますが、頑張ればできるということを知っているので乗り越えることが出来ます。今の社会は便利になった反面、簡単に人を傷つけることができてしまいます。我が子も、これからその社会に送り出していかなくてはいけません。 校で意地悪されたときには、全てのものから守ってあげたい。という気持ちになってしまいますが、その気持ちを堪えて「意地悪されたら、された分だけ人の悲しみがわかる子になれるよ。辛いけど相手を変えることはできないから自分の考え方をどう変えたらいいと思う?」と一緒に考えるようにしています。何事も実際に経験する」ということは本当に大切です。悲しみや苦しみを避けることより、悲観せずに苦しみに向き合う力をつけられるよう、私自身が人の嫌がることを率先してやり、苦労し、経験を積んでいきたいです。そして、その姿を見て我が子が強くなってくれたらと思います。

本社 管理部 M.I

テーマ:『悲愁を越えて』

悲愁とは「悲しみに深く心が沈むこと。悲しみとうれい。」という意味。誰もが経験したことがあると思うが致知に出てくる方々は、想像を絶する悲愁を経験されていて、それを乗り越えていらっしゃいます。とても自分では乗り越えることが出来ないような出来事を乗り越えている方々の話を読み、自身の悩みや今まで感じてきた悲愁は悲愁ではないのではないかとさえ思ってします。ところがインタビューで吉光さんが「人生の誓い・五か条」を語っておられ、これを読んだときに祖母の事を思い出しました。お盆に実家へ帰省していた際も、思い出話をしていたのですが、祖母はいつも私たちに『感謝』と『思いやり』を口酸っぱく、けれど押しつけず、自然な会話の中で教えてくれていました。私が生まれたときには既に退職していましたが、教師だったからなのか、とても上手にそういった“心”を育ててもらったと思っています。今、子育て真っただ中の私は、祖母のように上手に子供たちの心を育てることが出来ているだろうか?」 家族団らんの時間も、互いにスマートフォンを見ている時間が多すぎるのではないだろうか?もっと会話し思いをぶつけ合い、互いに心を育てる時間が必要なのではないか?と反省しました。先日テレビのニュースでお墓参りをしない若者が増えたと報じられていました。先日お盆で帰省した時私は買い物で外出していたのですが、父が息子を墓参りに誘って2人で行ってきたそうです。先祖を大切にできる優しい子に育っていることが嬉しく、話を聞いた後「お墓参りに行ってくれてありがとう」 と伝えました。「大なり小なり今後も経験する悲愁を越えるには、こんな小さな事の積み重ねなのかもしれません。祖母が教えてくれた 『感謝』と「思いやり」を忘れず、日々を大切に精一杯生きたいと思います。

本社 管理部 M.S

テーマ:『悲愁を越えて』

この特集の読み、 小学生の子供は幼い少年でありながら家族を亡くずが それで、悲しみに暮れるのではなくこれからの自身の成長することで乗り越え先を進もうとする姿に感心しました。昨年、父親を亡くした私は漢然と人として成長しもっと強くならないと思っていたことを思い出しました。困難や苦難は急にやってきて避けることは出来ないが、その後どう行動するかは自分次第で変えることが出来ると思います。自分がしんどいと感じている時は、自身のレベルアップに繋がっていると前向きに考えるようにして今後の逆境も乗り越えていきたいと思います。コロナの影響もあり父親が入院してから話す間なく入社式の日にもらった手紙が儚くも形見になりました。そこに書いてあった「自分の行動に責任を持って仕事に打ち込め」という言葉を忘れずに自分でよく考え向上心をもって仕事に打ち込み未来に進んで私にできる親孝行としてより充実した人生したいと思います。

商品部 D.F

テーマ:『悲愁を越えて』

8月号のインタビューや対談の吉村さん・高江氏・森田氏までの悲愁感は無いまでも73年間生きてきた中で色々悲愁はありました。2番目の会社倒産。子供が一歳児の時、川崎病での入院。6年前の突然の死。40年前実家の水害による32階まで浸水等、長く生きて居れば大小はあれ皆さんも苦労されていると思います。当時は悲愁と思わず、その時を精一杯いきて来ました。「人生の誓い五ヶ条」と書かれてありますが、その中で「ありがとう」の感謝の気持ちが目に止まりました。私の母方の実家に「ありがとうございますう」の短冊がトイレや他にも貼ってあり、私の小さい頃から心の中に住み着いております。実家の仏壇の前で祖母と小学生まで寝起きしており、祖母からはご先祖様に顔向けできない事はするなとか、無駄な殺生はするなとか祖父からは戦国時代の尼子氏の山中鹿之助さんの言葉で、「我に亡難八苦を与えたまえ」を聞かされて育ってきました。私の心の底には少年時代の道徳として生きていると思います。吉村さんの五ヶ条の誓いに似た事を行ってきましたが、今回を機会により一層心掛けていきたいと思います。

きんそく建築測量 技術部 I.S

テーマ:『悲愁を越えて』

今回の3つの特集を読んで、まず今自分とその周りの人達が何不自由なく日々を送れている事に感謝しなければならないと心から思った。今日は長崎に原爆が投下されてから77年経つ日だ。私の祖母は佐賀県に住んでいて、今年95歳である。私が小さい頃から当時の事を教えてくれていた。親や兄妹と離れ、一人異国の地で暮らせていた事。戦争によってそれまでの生活が一変したこと。親も兄妹も早くに亡くし、とても孤独だったこと。そして、私に直接会った時は勿論の事、電話をした時でも必ず「感謝をしなさい。親がいる事も今の環境にも」と話をしてくれていた。祖母が年を重ねた今も贅沢はせず、感謝の気持ちを忘れず、その気持ちを言葉にして伝えてくれる。この特集を読み、吉村さんの悲愁を沢山経験してきた分、人にやさしくすること「ありがとう」という感謝の気持ちを忘れないこと。困っている人がいたら、率先して助けること。どんな困難辛苦にあっても悲愁せず、上を向いて歩くこと。この言葉がとても心に残り忘れてはいけない大切な事だと思った。

きんそく建築測量 営業部 S.Y

テーマ:『偉大な父の志を継いで』

人生には様々な悲愁がありますけれども、それらを前向きに捉えて一所懸命生きてると、最後はすべてに感謝できる日が必ずくる。向江常男氏がご自身の体験や生き様をえて息子さんに教えた事。心に響きました。私は、昨年に交通事故に遭いました。その日、母と二人で自転車で外出し横断歩道を渡りかけた矢先に左折車に巻き込まれました。交通ルールを守っていても何が起こるか分からない。車が真横に来たと思った次の瞬間に跳ね飛ばされ、直後に身体の上に何かが降ってきた衝撃ありました。その後は意識があったので鮮明に覚えています。母が名前を呼んでいるのが聞こえたので事故に遭ってない事がわかり安心した事、身体の上にあった物は自転車で、周囲の人達が声をかけて除いてくれた事。事故後は歩く事ができない不自由な生活、しかし身体が思うように動かせない事で初めて分かる事の多さ、道路の凸凹・段差・バリアフリーの大切さ、数えきれない発見でした。事故当時は何でこんな悪い事がと思いましたが、今は立って歩き仕事ができる、そしてなにより生きている事に感謝したい。

きんそく建築測量 技術部 J.S

テーマ:『悲愁を越えて』

吉村さんの過去は、私がこれまでに経験してきた悲しみや苦しみをはるかに超えていて、想像に絶する。今の私たちの生活があるのは、吉村さんのような方たちの血と汗と涙の結晶だと実感した。その世代の方々が何一つ諦めずけず希望を持ち続けてくれたから、私たちが不自由ない生活を送れているんだと思うと、感謝しかない。悲しみを知っているから努力できるし、苦労があるから幸せを噛みしめることができるのだと伝えてくれている気がする。人事業務に関わるようになってすぐ、きんそくの役員・幹部の方々と顔を合わせた時は、皆一様に優しい言葉をかけてくださった。「気負わずにね」「私らしさを出すだけ」「少しずつで大丈夫」「困ったことがあったら言って」「ぼちぼちでね」など、私を不安にさせないようにとの配慮が見える言葉ばかり。その時に、「ああ、きんそくは新しいことに挑戦する苦労や不安を知っている人たちばかりなんだな」と感じた。ただし、私はその言葉をそのまま受け取ってはいけないと思った。どんな仕事でも、本気で取り組めばぼちぼちで済むはずがない。その時、皆さんの優しいお気持ちだけを有難く受け取って、がむしゃらに走ろうと決心できた。仕事は真剣になればなるほど、壁は高く厚くなる。乗り越えるための苦労も、上手くいかない悲しみも増す。 からこそ仕事は楽しいんだと思う。全て思うとおりにスイスイ進んでいくだけだと、私ならすぐに興味を失くしてしまいそうだ。きんそくだから気づくこと、きんそくじゃないと教えてもらえないことがたくさんある。そのどれもが、代表の「素晴らしい人生を送ってほしい」という想いが詰まった幸せへの道標だ。会える全ての学生に、この想いを届けようと思う。

和歌山支店 管理部 A.I

テーマ:『悲愁を越えて』

私は仲の良かった祖母と喧嘩別れをしました。祖母がどう思っていたかは分かりません。小さなことで私は祖母を一方的に嫌いました。そこから思春期になり、祖母が施設に入り、そのまま亡くなりました。今でも後悔しています。なくなる事を想像するだけで泣けていたのに実際亡くなった時は、皆がバタバタしているのもあり、呆然としているだけでした。死を受け入れられずお別れも恐れていた記憶があります。いつの間にか乗り越えましたが、今でもふと思い出します。なので今は喧嘩別れだけはしないように思っています。夫や子供と離れる時(仕事なので)、雑にバイバイしそうになりますが、タッチやハグをする決まりをしています。玄侑・宗久さんの言葉「すべての事は自分が何かを学び、深まる為に起こる」はその通りだと思います。祖母が今の私を見守ってくれているといいと思いました。もうすぐお盆。実家の仏壇に今年はいつもよりしっかり手を合わせ、今の自分を報告したいなと思える特集でした。

和歌山支店 営業部 A.T

テーマ:『悲愁を越えて』

今回の記事を読んで、率直に受け入れがたい内容であった。私には、両親がいて姉もいる。姉の子供は5人もいる。人間には必ず終わりが来る事は誰にだってわかる。いつかは終わりがくる現実を突き詰められた。だからこそ、「今」をド真剣に生きようと思った。10年後の私を想像すると、結婚して子供もいて幸せに暮らしていると思う。だが、未来の保証なんてない。何が起こるか分からない世界に生まれてきた分、日々大切に過ごす。この世に居ない方の分まで充実した日常にしようと思う。社会人になって初めてのボーナスを頂いた。いつもお世話になっている上司に心ばかりではあるが、お菓子をプレゼントした。まだまだ未熟な私に優しく接して下さり、本当に感謝をしている。先週の日曜日には、両親にお食事をご馳走した。両親がいる環境が当たり前など思った事はないが、今回の記事を読んで、本当に今の環境に感謝しないとな。と思った。直接の「ありがとう」を伝える事が出来、両親とお出かけしたりお食事したり出来ている環境を大切にこれからも生きていきたいと思います。

広報室 K.O

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