イベント情報

致知10月号感想文 木鶏会

2022年10月14日
テーマ『生き方の法則』

今月の「致知」特集のテーマは「生き方の法則」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『いま、ここ、 自分を精いっぱい生きる』
 
「電車の座席を譲るのは勇気がいる」との代表のお話で、私はある朝を思い出す。 マタニティマークをカバンに付けてはいたが、これ見よがしになるのも嫌で、なるべく満員電車は避けていた。 世の中にはマークを見てわざと嫌がらせをする人もいるらしい。 その日は手すりにつかまり立っていた。 通勤の静かな車内に響く、「どうぞ」の声。ビジネスマンが席を譲ってくださった。 一瞬、断りの言葉が過る。 席を譲られた経験が無く、躊躇した。 が改め、せっかくのご厚意を素直にお受けすることにした。 私のためだけではない、お腹の子をも慮ってなのだから。 あの座席の座り心地は今でも忘れられない。私はその方に お礼を述べるだけしか出来ず、 もどかしかった。 このご恩はこの方にお返しできない。しかし、私が席を譲る番になればいいのだ、と思った。 妊娠中には家族 職場 友人は勿論、見ず知らずの人から手を差し伸べられる機会が有難かった。 それは子を連れて歩くようになってからも続く。あの時も、もしかしたら席を譲るのに少し勇気を出してくださったのではないか。断られたらどうしよう、と怯むものだ。元気な母も世間から見れば立派なおばあさん。 席を譲られたらどうするか、尋ねてみた。 内心、そこまで歳はとっていない、とショックだとは言いつつ、やはり、譲ってくださる勇気とやさしさには勝てない。 礼を述べて座らせていただく、と言う。すべてのものは自分が愛しい。 しかし、自分以外の人間も皆自分が愛しいのだと察する たいせつさを横田南嶺氏は説かれる。 スマホの画面に没頭などしていたら、周りは見えず。配慮が必要な方の存在にすら気づかない。いのちは自分自身のためだけのものではない。 それが心に刻むべき人生の法則であると私は考える。

本社 技術部 玉田
テーマ:『生き方の法則』
 
人間からこころを取ってしまうと人間ではなくなってしまう。動物や虫にこころがあるのかと考えると確かにないのかもしれないから、人間の良いところは、こころがあるという事なのだろうと思う。以前私が少し混雑している時間帯の電車に乗ったときに、 小学生くらいの女の子が席に座っていて、 その前に荷物を多く持っていた私と同じくらいの女性が立っていた。 その女性は立ちながら寝そうにもなっておりとても疲れてそうに見えた。 周りの大人達は気づいていないのかはわからなかったが、その光景を見て小学生くらいの女の子がすぐにその女性に「どうぞ」と言って席を譲っていた。 女性は「大丈夫だよ」と言っていたが、女の子が大丈夫です、どうぞと言い、女性が本当にありがとう、ごめんね。 と感謝しているのをみて、あんなに小さい子でも人にやさしく出来るこころがあるのだと思うと同時に、私も人にやさしくするこころや感謝するこころを持ち、それを行動に移していけるようにしなければいけないと思った。

本社 営業部 半澤
テーマ:『いま、ここ、 自分を精いっぱい生きる』
 
振り返ると、人生の岐路となりそうなタイミングはいくつかありましたが、 そのたびにいい選択肢を選んでこれたのは、いい人と出会えたからだなと思います。幼少期から私の興味の芽を摘まずやりたいことをやらせてくれた母がいてくれたから、今その知識が活かせるような業務ができています。 高校時代の担任の先生は、些細な出来事から得意分野を察知して、自分の持つ学力以上の大学へ進学する道を切り開いてくださいました。 今も、松野さんから請求関連のことを教えていただいています。どちらかといえば数字が得意ではないうえに、要領が悪いにもかかわらず、とても親切に分かりやすく説明をしてくださります。 それだけではなく、完了の報告をする際にはお褒めいただいたり労いの言葉をかけてくださります。新しい事柄に対して恐怖心を覚え、たじろいでしまいがちな私ですが、 その気持ちも和らいでいき、少しずつですができるようになってきました。 こう書いていても、本当に人に恵まれているな…と切に思います。 いつか何かしらの形で恩返しできるように、邁進していきます。

本社 営業部 木村
テーマ:『いま、ここ、 自分を精いっぱい生きる』
 
私はきんそくに入る前、19年別の会社で働いていたのですが、辞めるきっかけは コロナだったのですが、日々の仕事の中でやる気もなくなり考え方も悪い方向になっていて頑張る気力もなくなっていました。対談の中にありますが、 私もこの時によき師匠とよき教えに出会っていたら変わっていたかもしれません。現在は代表面談の為に今中部長にフィロソフィ教育をして頂いているのですが、 この年になってもこのような場を作って頂けた事に感謝したいと思います。自分自身を見つめ直す事ができ、どう考えてどう行動していけば最善なのかを フィロソフィが示してくれているので、考え方を変える事ができます。それだけではなく直したらいい所も教えて頂けるので、社員でもない自分にも 目を向けてもらえている事に嬉しく思いました。今は色々な事を教えて頂き自分に足りない所直していく部分がたくさんありますが、自分で考え答えを見つけていきたいと思います。 きんそくという良い環境に居るので、このチャンスを無駄にしないように日々ステップアップしたいと思います。

本社 営業部 金元
テーマ:『生き方の法則』
 
心は天から与えられた素晴らしいもの。考え方次第で様々に心も変化していく。どんな時も心はついてくる。楽い時も大変な時も。自分の花を咲かせて仏さまの前に持っていくこの一文で私が感じたことは、命が尽きるまで自分の心を磨いて精一杯生きていくことが大事だと思った。心を磨くにはまずは掃除、きんそくで最初に人間学を学えだ時を思い出した。掃除をすると心も綺麗になり豊かになる。同じことを繰り返すことで見えてきたことがある。小さい発見が出来るようになったり気が付けるようになるのではないかと思う。私は仕事でダブルチェックをする機会が多い。少しは活かされてきたのかと思っていたがミスを見つけられなかった時は、まだまだ掃除が足りていない、心が磨かれていないと反省しています。これからも毎日掃除を続ける中で心もトイレもピカピカに磨いていきたいと思います。

本社 管理部 北村
テーマ:『いま、ここ、 自分を精いっぱい生きる』
 
私は今年の3月の終わりごろから、うつ病療養のため半年間休職させていただいた。自分の身にこのようなことが起きるとは、考えもしなかった。始めの2か月間生きる気力もなく、虚無感あふれる日々を過ごした。自分が抜けたことで、仕事に支障をきたし、同像や先輩方に迷惑をかけたのではないのだろうか、という罪悪感と不安感が重くのしかかった。だがおかげで、己を見つめなおす機会を得ることができた。その時その場を一所態命に頑張る自分に気づくことができたのである。復職して再会した人々が、温かい笑顔を見せてくれた。現在私はうつ病を抑える薬を服用しており、少しずつではあるが、気分が明るくなり、頭も冴えてきている。休養期間を与えてくださったこと、私を支えてくれた家族、適切な診断を下した病院の先生、振りかえれば自分は生かされたんだな、と有難く思えた。気持ちを改め、日々の業務に励むことを通じ、身の回りの人々に最大の恩返しができるようになりたい。そう思えるようになった。

本社 管理部 西本
テーマ:『いま、ここ、 自分を精いっぱい生きる』
 
忘れられない言葉がある。 私がきんそくに入社して2年が経った頃だっただろうか。アルバイト希望者の面接を控えた専務が履歴書を見ながら「これは・・・うちでは無理やろうな。 入っても続かなさそうや。」と、呟いた。 その直後に「あかんな。みんな 幸せになりたくて面接を受けに来るんや。こっちもちゃんと真剣に向き合わな失礼や。会う前に判断したらあかんな。」と言った。それが私には輝いて見えた。 あの時の言葉が今、 私に返ってきている。面接を行う前は必ず思い出す、大事な教科書になった。 今回の対談を読む少し前、母と死について話すことがあった。40歳を迎えたあたりから、私は自分の死を何の葛藤もなく受け入れていることに気づいた。 自身だけでなく子供達もそれまで大きな怪我や病気もなく成長し、それなりに楽しく幸せに過ごせたことに満足している。 それ以上に望むものはきっと無い。 だからこそ、もし今余命宣告されても受け止められるな、と気づいた。 生まれてきた以上、人の一生はいつか必ず終わる。お金や権力を持ってる人でも、それは皆等しく変らない事実だ。 ただ、終わ りがあるから新たな始まりも来るのだと思う。 必ず終わりが来るからこそ、「今」を精一杯生きることが大事なんじゃないか。 仏門で修業をしてきたわけではないので、 恐らく勝手な解釈も入っているだろう。だが、 自分なりにそれを受け入れることで寧ろ更に前向きに生きることに繋がった。 これまでにあったいろいろなことも、きちんと昇華できていることにも気づけた。きんそくに出会い、尊敬できる上司と出会い、日々の研修のおかげで物事の捉え方が変わってきたことを実感する。 だからこそ、今生きていること、これからも生きていくことを幸せに思える。 木鶏会の場を借りて、 そんな想いを発信していきたいと思う。

和歌山支店 管理部 今里
テーマ:『生き方の法則』  

心は放っておくと雑草が生える。私は21歳で子どもを産み右も左もわからない状態で必死に子育てをしてきました。周りの友達は毎日楽しそうに遊んでいたりおしゃれをしているのを SNSなどでうらやましいと思いながら見ていました。どうして泣いて いるかわからない子どもを抱っこしながら毎日寝不足で、旧外出 することもなくあの時は全てが嫌になり、完全に心に雑草が生えていました。そんな私を見に主人は「協力するから」と言い、私を職場 へ復帰させてくれました。もちろん子どもはかわいかったのですが、外に出て働くことで私の世界は広がり、心に小さな花を咲かせていました。その時から私は正社員でも、パートでもアルバイトでも、どんな形でもいいから働いていこうと決めました。代表は以前、本業は母でもいいと仰っていました。私は母としての私も きんそくで私も本業になりたいと思いました。

名古屋営業所 管理部 加藤
テーマ:『生き方の法則』
 
今月のテーマ「生き方の法則」を読んで仕事中の高橋さんとのやり取りを思い出しました。私は慣れない計画書作りに気持ちがいっぱいいっぱいで、お客様から問い合わせがあると「どうしよう。時間もないし」と焦ってしまいます。 問い合わせの内容にしっかり答えなくては!と思えば思うほど焦ってしまいます。そんな時、同じメールを受け取っていた高橋さんが「このお客様良いかたですね。お忙しいところすみません、とか勉強不足でお聞きしたいのですが」と優しく気遣ってくれているよ!と教えてくれました。メールの内容にばかり気をとめていた 私ですが、高橋さんにかけて頂いた言葉で気持ちが楽になりました。受け取り方って大事だなと身を持って感じました。相手からのお気遣いや優しさをしっかり受け取れるように落ち着いて仕事に向き合っていきたいです。

東京営業所 技術部 津路
テーマ:『愛するところに人生の希望はうまれる』
 
心に残る先達の言葉、今の私にはどれも心に響いて何度も読み返してしまった。なぜならまさに反抗期の息子の心に私の言葉が届かなくなってしまったと思い悩んでいるからだ。机に向かう勉強よりも大事なことがあると私は小さなころから息子たちに教えてきた。心を修めること、自己陶治すること、自らを信じて心穏やかに道を楽しむこと。これら全て情熱をもって実践してほしいと思うけれど、 雑草だらけの今の息子の心にはまったく届かない。二言めには、うるさい、どうせ無理、面倒くさいとマイナスな発言ばかりする息子に、こちらも穏やかでは いられなくなる。私の学びもまだまだだと感じる瞬間だ。母として今こそ「人生はにこにこ顔の命がけ」 これを実践しなくてはいけないと感じる日々が続いている。母の私が苦難に負けるわけにはいかない。自分ではなく息子のこととなると努力だけではどうにもならずもどかしいことばかりである。 でも、きっとこの苦悩を乗り越えた先に徳があると信じ、 あゆみ進めたいと思う。

東京営業所 管理部 大山
テーマ:『いま、ここ、 自分を精いっぱい生きる』
 
文中に「よき師 よき教えに出会うこと」「よき師 よき教えに出会うにはそれを求めるアンテナを立てておかないといけない」とありました。せっかく良いものに出会っても興味がなく、真剣に聞いてなければ、自分の中では何も生まれません。常に色々なものに興味を持ち、話を真剣にとらえないと自分を変えていくことはできないと思いました。日々の中で意識していきたいと思います。よき師というと私は竹内所長が頭に浮かびました。会社に入ってしばらくすると毎日現場に一緒に行かさせていただきました。まだまだ技術もなく考えが甘い私には毎日の作業がとても厳しく、怒られる夢を見て起きて、現場でも怒られてと、とても緊張する日々でしたが、班長になってから振り返ると仕事に対する心構えや技術を言葉や背中でしっかり教えていだいたことに気づきました。きっとその時、一緒に現場へ行ってなければ、今まで続けてはこれてないだろうと思います。感謝しています。私も後輩や部下によき影響をあたえられるよう日々やっていきたいと思いました。

きんそく建築測量 技術部 樋口

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