イベント情報

致知6月号感想文 木鶏会

2025年6月27日
テーマ『読書立国』

今月の「致知」特集のテーマは「読書立国」です。
コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい代表推薦優良感想文を掲載いたします。

代表推薦優良感想文

テーマ:『読書立国への道』

 

「知識が足りないと、どうしても思考が限られて浅くなってくる」という一文に深く共感した。知識や経験の深みがなければ、言葉に魂が宿らず、思いを十分に伝えることが難しい。
仕事においても、社内外を問わず自分の考えを正確に表現し、誤解なく理解されることは非常に重要だ。それにより、コミュニケーションが円滑になり、業務もスムーズに進む。このテーマを考えるとき、ふと実家で見た父の姿が心に浮かんだ。父は今もなお、新しい分野の勉強を欠かさない。洗面所の鏡には、学んだ内容をまとめられた付等が貼られ、歯磨きなどの隙間時間を活用して復習を続けている。その習慣は、私が物心ついたときから一つも変わらない。先日実家に帰った際も、新しい付箋に貼り替えられた父の努力の跡を見て、年を重ねても学び続ける姿勢に深い感銘を受けた。学びの重要性やその価値を教えてくれた父には、感謝の気持ちでいっぱいだ。これからも、ただ仕事をこなすのではなく、一つの事柄から多くの気づきを得られるよう、貪欲に学んでいきたい。そして、日々自分の価値を高め、深みのある人間として成長することを目指したい。

京都支店 営業部 Y.K

テーマ:『読書立国への道』

 

我が家には、本を読む子と読まない子と両方がいる。中学2年の次男は、読書をほとんどしない。かっこいいものだけが好きで、スマホばかり見て、口を開けば「やばい」「えぐい」と語彙が乏しい。帰宅すると、「俺今日やばかったー!」と毎日同じことを言い、一問一答のような会話を続けてやっと内容にたどり着く。高校3年の長男は、ゲームもするけれど読書が好きで、文章で話す。「今日は世界史の授業で新しい単元に入って、大好きな時代だから先生の話は興味深かったけど、新しく知った事は少ししかなくて、ちょっと残念だったよ」という風だ。毎日繰り返すこれは、個性かと思っていたけれど、読書をするかしないかの結果かもしれないと気が付くことができた。最近次男が「やばい」「えぐい」を繰り返すことになんとなく違和感を感じていた時で特殊詐欺に関わった若者は感情を表す語彙が少ないという特集を見て、なにか対策したいと考えていたところだったので、想像力を鍛えるための読書を、5分だけでも、次男と一緒にしてみようと思った。

東京営業所 事務G K.O

テーマ:『読書立国』

 

今でも忘れられないイラストがある。本を読まなかった人が見える世界と、本をたくさん読んだ人が見える世界。たくさん積み重なった本の上に立つ人が見える世界はとても広く、遠くまで見えている。まさにこの通りなのであろうと思わずにはいられない。きんそくではありがたいことに、本の購入補助金制度がある。奥野代表も常に「皆さん勉強してくださいね。」とおっしゃっている。何か悩みごとがあり、田中取締役にお話を聞いていただいた際も「こういうときは〇〇先生の本を読んだらいいですよ。」とアドバイスをいただいたこともある。とにかく本を読むことの大切さを、役員幹部の方々が身をもって呈してくださっていると思う。私は本を読むことが正直得意ではない。昨年の一般社員研修の際、1on1ミーティングを始めるにあたり、部下である皆さんも「ヤフーの1on1」を読んでくださいねとお話をいただいた。すぐに購入し、きちんと本を読んでからするミーティングは、受け身ではなく自分が成長するためにどうしたらよいか、前向きに考えることができる場となっていると思う。少しずつではあるが、こうした本を通じた経験を増やし、私自身が見える世界を広げていきたい。

東京営業所 技術部 K.T

テーマ:『読書の国は未来を拓く』

 

日本人の読書離れが著しいかどうかは環境の影響が大きく与えるように思います。私の小学校の頃は、”ハリーポッター”が全国的に流行していたのでそれきっかけで本を読み進めた人はいるかと思います。また、地元には大きな図書館があり試験勉強の為に図書館に行き、休憩中は本を読む事がありました。社会人1年目、23歳の時は経済新聞も読んでいましたが、東京に転勤してからはほぼほぼ読まなくなりました。一人暮らしの大変さや資格試験の勉強等の他に時間をかける必要が出てきたからだと思います。施工管理の仕事の視野を広げようと思ったタイミングで再び本を読み始めました。それが25歳の時です。本を読んだ事で不思議とコミュニケーションがとりやすくなったように思います。営業の仕事を初めた30歳の時には、ビジネス書を読む機会を増やしました。近年は、年齢を重ねていく中で思考が偏ったり現状に停滞してしまうことが怖いのでオーディオブックも利用しながら色々な本を読むようにしています。数年前からきんそくで本の紹介インスタを始めたことも楽しみの一つになりました。社内の人が選んだおすすめを知れる事も自分のおすすめを誰かに教えられることは嬉しいです。仕事をしていく上で本を読む事が直接的な効果があったり、即効性的な役立つものではありません。しかし、本は自分とは違う価値観を与えてくれるので他者がありきの仕事においてプロを目指すのであれば重要な要素と言えるかと思います。きんそくにおいては、木鶏会も含め、本を読むきっかけを与えてくれるので大変感謝しています。

東京営業所 技術部 A.T

テーマ:『読書立国』

 

普段あまり考えることのない読書の大切さについて、改めて身に沁みる特集であった。小さい頃から読書が大好きであったはずなのに、いつからか忙しさを言い訳に書籍を手に取ることも少なくなってしまった。しかし、そんな自分でも唯一、読み続けているのが経営計画書ときんそくフィロソフィだ。本文にあったように、読書、すなわち学ぶことをやめれば国は衰退する一方である。それは、会社に置き換えても同じことだと思う。経営理念や経営計画が書き連ねられた経営計画書はいわば、きんそくで働くうえでの指南書である。素晴らしいことに、人生という大きな括りで考えても、この経営計画書からは学ぶべきことがたくさんある。実際私は、何かに迷えば答えを探すように経営計画書やきんそくフィロソフィを開いている。時には、きんそくフィロソフィにはこう書いてあるのにと落胆することもあるが、疑問に思うことがあれば上長や仲間たちと議論することもある。こんなにも会社の経営理念や経営計画について日々学び議論することのできる私たちなら、会社の未来はとても明るいのではないかと思う。そしてそれは、日本の未来が明るいことを指している。会社を、日本を支えている一員なのだと実感できて嬉しい。私たちはみな、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献しているのだ。誇れる仕事なのだと、今日も胸を張って頑張ろうと思う。

和歌山支店 技術部 S.N

テーマ:『読書立国』

 

私が初めて読書したのは大学生の頃である。本とは無縁の年少期を過したことが今では残念ではある。経営者となり、知識が大きく事業の隆盛に関わると実感するようになった。現在では 本・DVD合わせ年50冊以上を読むようになった。「両利きの経営」にあるように「知の深化」と「知の探索」がイノベーションになる。企業はイノベーション。事業構造の変革を起こさなければ存続はない。知識によって、イベーションを起こし、企業価値を高め続けることが使命となる。そのためにも幅広く「知の探索」深く「知の深化」を習慣にし、『読書立業』となる。

代表取締役 奥野勝司

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