致知4月号感想文 木鶏会

2022年4月15日
テーマ「山上 山また山」

今月の『致知』特集のテーマは「山上 山また山」です。コロナウイルス感染拡大防止から今回の社内木鶏会は中止となりました。今月も仲間が書いた、素晴らしい社長推薦優良感想文を掲載いたします。

社長推薦優良感想文

テーマ:『森信三が目指した世界』

今回初めて森信三先生とはどういう人なのかを知りました。以下はこの記事だけを読んで感じたことですのでたぶん誤解も含まれているかもしれません。実践的な教育を説くことで多くの人たちに希望を与えた先生なのだそうですが、私が今回の記事から得た印象は少し違ったものでした。それは脳溢血で長期入院している奥さんを置いて全国行脚、その奥さんがなくなったら「お前が病院にいてくれたおかげで…」とのたまったとのこと。奥さんが心労で倒れたのも元はと言えば自分の我儘が原因ではないのか。お金に困ったのも、大学で研究を続けることにこだわったからではないのですか?これをいいほうに解釈すれば家族を犠牲にしても自分の使命を果たしたということになるのでしょうが、その裏には深い悲しみとか覚悟もあったように思われたのです。この先生、ハ十歳にして人生が明るくなったと語っておられたそうですが、それまではきっと後悔の多い人生を送ったんではないか。だからこそ数々の至言を生み出して多くの人たちに感動を与えることできたんだろうと思います。

商品部 大塚

テーマ:『森信三が目指した世界』

きんそくに入社して致知を読むようになってから、たびたび森信三氏の名前は目にしてきましたが、どのような人物なのかを今回初めて知りました。「再建の三大原理」や「しつけの三大原理」などは簡潔で理解しやすく、当たり前のことではありますが、継続し実践していくことがいかに大事なことかを明快に教えて下さっています。また、きんそくでも当たり前のこととして社員一人一人が実践していることでもあります。森氏の苦労の連続だった人生の中に満州で過ごされた年月があったことを知りました。わたしの味も満州大達で生まれ、13歳のときに引き揚げてきて、親類のいた京都に居住することになり現在に至っています。満州では手広く商売をしていて裕福に暮らしていましたが、全てを取られて者の身着のまま引き揚げ船に乗ったそうです。日本に行く順番は遅かったのか、まさに今のウクライナのロシア軍侵攻の情景と重なる場面があり、無知で時計の読めないロシア軍人が、奪った腕時計を腕に幾つもぶら下げていた光景や、恐怖で気の触れた女性が歌を歌いながら道を歩いているのを家の中から見たなど数々の経験をしてきました。母の父、私の祖父は引き揚げてから5年、商売を再び軌道に乗せて、さあこれからという時に病で亡くなったそうです。たった5年で再建し軌道に乗れたのは、一足先に引き揚げた仲間の方たち、取引先の方など〇〇さんが引き揚げてくる、また一緒に仕事ができるし、ウカウカしてられないぞと皆さんが下地を作り待っていて下さっただからだと、いつも祖母や母が言っていました。祖父も「再建の三大原理」で動いた人であったかと今回改めて思いました。山に立ち塞がれ「山上、山また山」でも行動は常に登っていくしかない。ひとりひとりの人生もこれにつきるのだと感慨深く読み終わりました。最後にこの対談12日後に森迪彦氏がお亡くなりになったと書かれていて、貴重なお話を最後にいただけたことに感謝したいです。

本社 営業部 清水

テーマ:『人材の育成こそ企業発展の要なり』

『日本電産』という会社も 『京都先端科学大学』という大学も名前は存じ上げていたのですが、永守氏が『京都先端科学大学』の理事長であることをココで知りました。経営者である永守氏が大学の理事長をするということは、大学を卒業した学生が就職した際に、即戦力となるような人材を育成していくのだと読み進めるうちに、理にかなっていると思いました。そういえばトヨタも学校を作っていたことも思い出しました。そして 『IQよりもEQ』知的指数より人間力のほうが大事だとおっしゃっておられました。つい先日、内業バート研修を受け、経営計画書やフィロソフィーを学び、実践をすることの大切さを痛感していたところです。研修中に代表が『試練から逃げると、また同じような内容のものが現れ、また逃げると、また現れる。』というお話をお聞きしました。いま私は本業である母親業で試練の連続です。挫けそうになりながら、でも何とかなると信じて毎日を送っています。逃げずに向かい合い、この山を超えた先には何か少し良い日々が待っていると信じて、進んでいます。試練から逃げずに乗り越える。これを繰り返し、自らの人間力を高め、その背中を見せることでわが子たちにも大切さを教え、子らも人間力を高めてほしいと思いました。

本社 管理部 清水

テーマ:『人材の育成こそ企業発展の要なり』

この対談は私にとっては少し勇気の出る内容であった。大学を出ていない私がいうのも何ですが、日々の業務で特に学歴を気にしたことはない。しかし資格取得に要する年数等ところどころ学歴社会というものを感じる部分はある。そういった項目に関しては技術系の大学でなくとも“大学”と一括りにされていることが多い。仕事をするうえである程度の教養はもちろん必要であるが、実際現場に出て喜ばれるのは「玉露のカスより、番茶の上等」ではないかと思う。やる気・熱意等本人次第でカバー出来ることのほうが多いと働いていて思う。しなければならない事、人より劣っている事、足りてにいない事等、常に自己分析し“番茶のカス”にならないよう、成長していきたいと思う。

和歌山支店 技術部 児玉

テーマ:『人材の育成こそ企業発展の要なり』

この対談を読み始めて最初に感じたことは、「私もこの学校で学んでみたかった。10代の頃にこの学校があったら…。」だった。が、当時の自分を思い返し、あの頃からこの学校があってもきっと当時の私は選んでなかっただろうということに気づき、如何に若い頃の自分が怠けてきたかを思い知らされ愕然とした。致知の記事を読むたび、自分がこれまできぼってきたこと・見て見ぬふりをしてきたことの重要さを痛感し、心が痛い。「あの頃に戻れたら、もっとちゃんとするのに」と思っても、それも今の記憶を持って戻らなければ、きっと結果は同じだ。当時と同じ考え方しかできなければ同じ道を辿るだけ。今の自分だから過去の悪行に気づき、それを恥ずかしいと感じることができる。ここに「教育・育成」の大事さが表れているのだろう。親の言葉を鬱陶しく感じていた自分の馬鹿さ加減が嫌になる。今やっと気づいた私は、今からやるしかない。だけど今やっと気づいたからこそ、その重要性を若い世代に伝えることはできる。むしろこの思いこそ後進に伝え、若いうちにさぼったツケがどれほど大きいか分かってもらいたい。それでも失敗からも学べること、いくつからでも成長できるところを見てほしい。今期から、少しだが人事の仕事に携わらせていただくことになり、恐れ多いと感じつつもわくわくする気持ちの方が大きい。きんそくの未来に直結する業務に不安もあるが、社会に出てくるみんなが仕事の楽しさを知る手伝いになればいいなと思う。初めての事務職で勝手が分からず右往左往していた私は、もう山の下にいる。今度は新たな業務に向かって、更に高い山へ挑戦することができる。登ったと思えばもっと高い山が広がっていることを実感しつつ、楽しさを感じている私は幸せ者だ。

和歌山支店 管理部 今里